水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2024年(令和6年)10月29日(火)発行/北海道漁協系統通信第6830号

2024-10-31 22:20:22 | 系統通信
第50回衆議院選挙の投開票結果
道内与野党逆転、立憲12、自民6、公明1、国民1

道漁連の令和6年度上半期取扱概況
総取扱高1,570億円とほぼ前年並を維持
市場扱いで秋サケ、サンマ、製品で冷ホタテ、干貝柱が増加

日本海北区(石狩湾)ハタハタ漁の見通し
3歳魚の割合が例年より多く、石狩湾への来遊遅れか

2024年ノース場ホッケ新規加入量調査(第1回)
0歳魚の来遊遅れ、2024年級群の豊度が低い可能性を指摘

クロマグロの国内配分改善求めるJCFU
「沿岸漁業への漁獲枠の大幅拡大を求める署名」1万人突破

R6漁船の安全対策に関する優良な取り組みに対する表彰
シルバー賞に網走漁協、ブロンズ賞に枝幸漁協を選出

「食べて応援!北海道」キャンペーン
イオン発寒店で鈴木北海道知事が道産水産物PR

令和6年度北海道新技術・新製品開発賞 表彰式
水産関係は(株)リナイスのサーモンエラスチン-LSが優秀賞

11月1日(金)、道立漁業研修所 総合研修修了式

2024年(令和6年)10月25日(金)発行/北海道漁協系統通信第6829号

2024-10-27 09:45:03 | 系統通信
第65回全道漁協みな貯金運動 みな貯金日(10.17)
マリンちゃん定期52.8億円、貯金日残高6,565億円

道漁連建設の玉冷加工場で地鎮祭 稚内

道さけ・ます増協が三橋副知事に要請
民間増殖事業運営への支援、試験研究の充実・強化を

広報と雨天効果で動員数4,900人と前年より1,900人増
道定置漁業協会がチカホで秋さけ祭
水産物の詰合せが当たるジャンケン/クイズ大会が大人気

根室の水産物の魅力全開
道庁前で根室まるごと直送市(18~20日)
サンマ発泡350箱、名物のさんま・イワシロール寿司700個を完売

秋サケ沿岸漁獲速報(10月20日現在)
1,248万尾・75%、384億円・118%と価格上昇続く

令和6年度網走管内秋サケ漁獲状況(10月20日)
749万尾・236億円と数量76%、金額124%

2024年(令和6年)10月22日(火)発行/北海道漁協系統通信第6828号

2024-10-22 22:02:37 | 系統通信
秋サケ沿岸漁獲速報(10月10日現在)
956万尾・71%、286億円・110%と数量減を価格でカバー

令和6年度網走管内秋サケ漁獲状況(10月10日)
571万尾・174億円と数量7割強、金額2割増

道定置漁業協会が道に経営安定対策を要請
秋サケ回復対策・民間増殖支援、漁業者への経営支援強化を

サンマ水揚げペース維持(10月18日現在)
9千㌧上乗せ累計2万㌧超え、平均㌔単価500円切る
道東海域で上旬に漁場が形成されず、10月下旬は低水準

太平洋クロマグロの資源管理
櫻本東京海洋大名誉教授が水産庁に公開質問状
なぜ、小型魚のTACを半減する必要があったのか?

道外国貿易概況(函館税関)9月分
水産物輸出65億円、2カ月連続72%増加
ホタテ貝などベトナム、ASEAN26倍、西欧2.7倍増加

ロシア太平洋サケマス漁獲速報(10月15日)
23万㌧のうちシロザケ約5万㌧、サハリンに比べ道内優位

R6根室第2回昆布共同値決会 前年比27%前後の高で妥結

白老町の陸上養殖ホッケ初採卵 初年度は21,000粒

噴火湾東部海域産ホタテガイ出荷自主規制を解除(10.19)

10月28日(月)、釧路町で道主催の水中ドローン体験会

サンマ水揚げペース維持(10月18日現在) 9千㌧上乗せ累計2万㌧超え、平均㌔単価500円切る 道東海域で上旬に漁場が形成されず、10月下旬は低水準

2024-10-20 19:04:58 | ニュース

 今シーズンのサンマ漁は、道東沖には漁場が形成されないものの、公海での漁獲が好調で、10月に入ってもペースが落ちず、1日1,000㌧前後の水揚げが続くなど、約9千㌧を漁獲し、累計では2万㌧を超えている。価格は㌔平均500円を切ってきた。
 漁業情報サービスセンターによると、10月18日現在のサンマ水揚げは全国で8,769㌧(㌔495円)。主要港では、本道の花咲が4,742㌧(㌔474円)とリード、厚岸が1,318㌧(㌔429円)と健闘している。本州三陸では大船渡が1,100㌧(㌔550円)、女川が720㌧(㌔575円)、気仙沼が525㌧(㌔541円)などとなっている。
 同センターが18日にまとめた「2024年度第5回サンマ中短期漁況予報」によると、10月下旬〜12月上旬のポイントは、「道東海域では、10月下旬は低水準となる」。三陸海域、常磐海域とも「断続的な来遊があるが、来遊量は極めて少ない」としている。
 道東海域では、10月上旬の主漁場はかなり沖合の公海にあり、道東海域には漁場が形成されなかった。10月下旬〜11月下旬の来遊量は低水準。12月上旬は断続的な来遊となり、多くの魚群は道東海域より東〜南側を南下し、道東近海に来遊する群は極めて少ない。10月下旬の主漁場は道東海域より東〜南側の公海になるが、落石沖の沿岸から離れた沖合を中心に散発的に漁場が形成される。12月上旬は漁場が形成されないとした。
 10月上旬の公海の漁獲は1日1隻平均19.5㌧。CPUE(1網あたりの漁獲量)は、9月下旬を下回ったが、前年を上回った。落石東南東250~280海里の漁場水温15~18℃では、大型船が5~10隻程度と小型船数隻操業し、大型船で最高43トン、平均8.5トンを漁獲。落石東北東410~550海里の漁場水温12~17℃では、大型船が5~20隻程度と小型船数隻が操業し、大型船で最高82トン、平均23.0トン漁獲した。
 魚体は、道東海域より東側では、体長26~30cm、体重は80~110g台が主体となっている。



令和6年度網走管内秋サケ漁獲状況(10月10日) 571万尾・174億円と数量7割強、金額2割増

2024-10-20 19:03:20 | ニュース

 全道をリードする網走管内の沿岸に来遊する秋サケの漁獲状況は10月10日現在で、数量は571万尾と前年同期の7割強にとどまっているが、平均㌔単価が1,000円に達し、金額では174億円と前年同期を2割近く上回っている。平均目回り3.04kgと前年並み。
 網走海区漁業調整委員会によると、10月10日現在の秋サケ漁獲状況は、累計で尾数が571万5,220尾と前年同期比74.7%。重量が1万7,394㌧と同73.7%。金額が174億837万円と同119.7%。
 8〜9月期の357万尾・1万850㌧に対し、ピークの10日間で214万尾・6,540㌧を上乗せした。漁獲ペースは落ちているが、11月末までに1,000万尾、3万㌧をめざす。
 漁協では、オホーツク東部に位置する斜里第一が177万尾(同116%)、ウトロが107万尾(同107%)を漁獲し、前年同期を上回っている。