岩手県沿岸で漁獲される秋サケは前年同期に比べ尾数が増えているが、魚体が小さく、単価安のため、金額は伸び悩んでいる。
岩手県農林水産部水産振興課によると、9月20日現在の秋サケ漁獲(累計)は、7万9,327尾(前年同期比168.7%)、200.9 ㌧(同144.4%)、1億2,316万円(同178.9%)、平均単価792円(同83.3%)、平均目回り2.53㎏(同85.5%)。
漁獲尾数の内訳は、沿岸漁獲が6万1,438尾(同161.3%)で、定置が4万7,888尾(同155.0%)、その他(磯建網ほか)が1万3,550尾(同188.7%)、河川捕獲が1万7,731尾(同199.3%)。海産親魚158尾(同309.8%)。