水産北海道ブログ

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北海道秋サケ沿岸漁獲速報(9月20日現在)372万尾・88%、75億8千万円・95%と伸び悩む

2019-09-30 09:56:05 | ニュース

 本道沿岸に来遊する秋サケの定置網による漁獲量は、約372万尾と前年より1割以上少なく、水温や海況の影響で伸び悩んでいる。下旬以降の来遊増加に期待がかかる。

 道連合海区漁業調整委員会によると、9月20日現在の秋サケ漁獲は全道で372万2,944尾と前年同期の87.7%。不漁だった前年同期を52万尾下回っている。平均目回りは小型化が目立った前年を上回り、回復している。その分、単価が上昇、漁獲金額は75億7,883万円と同94.7%。

 海域別では、最も漁獲量が多いオホーツクが大きく前年を下回り、特に東部が伸び悩んでいる。尾数で前年を上回っているのは、日本海のみで、地区別ではオホーツク中部、根室南部、えりも以東東部、えりも以西噴火湾、日本海南部、同中部とバラツキが見られる。

▷オホーツク=2,134,646尾(83.8%)、4,522,516千円(92.2%)▷根室=584,531尾(99.4%)、1,300,490千円(117.7%)▷えりも以東=372,437尾(87.6%)、809,239千円(100.5%)▷えりも以西=253,662尾(76.0%)、469,190千円(75.9%)▷日本海=377,668尾(108.1%)、447,393千円(84.1%)▷総計=3,722,944尾(87.7%)、7,578,828千円(94.7%)


2019年9月27日(金)発行/北海道漁協系統通信第6433号

2019-09-27 14:45:50 | 系統通信

29㌧サンマ漁船が公海で転覆事故
道が各振興局に海難防止徹底の文書発出

第60回全道漁協みな貯金運動
深山会長が道南、道北をふれあい訪問

サンマ水揚げ状況(9月20日現在)
全国3,500㌧・前年比14%といぜん極端な不漁続く

網走管内サケ・マス漁獲状況(9月20日現在)
サケ155万尾・前年比84%、重量は前年並み

栽培公社 ヒラメ種苗176万尾の放流を終了

札幌市中央卸売市場で消費拡大フェア2019
2年振りの一般開放に、大勢の市民で賑わう

ロシアの今漁期漁獲量370万㌧(9月11日)
極東で262万㌧、うちスケソウ146万㌧と増加

ロシア太平洋サケマス漁獲量(9月17日)
約46万㌧と2017年同期を37%上回る

カムチャッカ地方の太平洋サケマス漁 23日に終漁

9月29日(日)ぎょれん×コンサドーレ札幌 食育&サッカー教室

10月1日(火)道水産土木協会が研修会

10月7日(月)全道JF共済推進協議会


2019年9月20日(金)発行/北海道漁協系統通信6432号

2019-09-23 10:25:17 | 系統通信

道南太平洋スケソウTAC協定運営委員会
ほぼ前年同様の配分で、10月1日から出漁へ

令和3年3月31日まで海区漁業調整委員の任期延長

海防水救センターが漁船海難未然防止を緊急に通知

新しい農林水産省政務三役
大臣に江藤拓氏、副大臣に伊東、加藤の両氏が就任

第4次安倍再改造内閣
橋本氏が五輪・女性活躍大臣、横山氏が復興副大臣に

北海道秋サケ沿岸漁獲速報(9月10日現在)
166万尾・103%、33億6千万円・114%、日本海好調

日高第1回昆布共同値決会 全面高で妥結
1等特上浜は3,600円高の39,800円、加工用20~30%高

広尾第1回昆布共同値決会 前年比10~22%高で妥結

道水産物荷主協会が9月24日から「子ども食堂」で食育講座

道定置協会が9月23日から「秋さけ食育講座」開催

道食産協が来年1月開催の「FOOD FAIR 2020」サプライヤー募集


北海道秋サケ沿岸漁獲速報(9月10日現在) 166万尾・103%、33億6千万円・114%、日本海好調

2019-09-17 10:36:02 | ニュース

 本道沿岸に来遊する秋サケの定置網による漁獲量は、約166万尾と前年並みにとどまり、5年魚を中心とした魚群が高水温のため、沿岸への寄りつきが悪いなど、序盤とは言え、やや期待外れの状況となっている。

 道連合海区漁業調整委員会によると、9月10日現在の秋サケ漁獲は全道で165万7,762尾と前年同期の103.4%。魚体は全体としては前年を大きく上回っており、単価が上昇、漁獲金額は33億5,877万円と同114.1%。

 地区別では、尾数で前年を上回っているのは、オホーツクの中部、東部、根室の北部など。日本海は南部が254%、中部が128%、北部が128%と前年を大きく上回っている。金額で前年を上回っている海区はオホーツク、根室、日本海となっている。

▷オホーツク=1,034,397尾(109.5%)、2,096,052千円(119.8%)▷根室=337,137尾(108.4%)、756,161千円(130.7%)▷えりも以東=130,222尾(64.7%)、274,212千円(71.9%)▷えりも以西=37,339尾(63.4%)、68,659千円(62.7%)▷日本海=118,467尾(136.3%)、163,686千円(129.8%)▷総計=1,657,562尾(103.4%)、3,358,770千円(114.1%)


2019年9月13日(金)発行/北海道漁協系統通信第6431号

2019-09-17 09:50:02 | 系統通信

網走管内サケ・マス漁獲状況(9月10日現在)
サケ75万尾、平均目回り3.6㎏と2割増、価格1割減

サンマ水揚げ動向(9月10日現在)
全国で2千㌧と前年同期の15%台、単価7割アップ

小型サンマ棒受け網のイワシ試験操業
8月末で3,923㌧前年比57%増、単価は53円

釧路管内昆布共同値決会(第1回) 全面高で妥結

道連合海区漁業調整委員会
トド捕獲数の委員会指示を前年同数の591頭
2018年の漁業被害は10億円と減少、石狩で増加

新リース事業の全道説明会に230人
単年度で漁船と漁具の合算可能、資源管理の上乗せも
漁協単位で地域委員会を立ち上げ、成長産業化計画を策定

日本政策金融公庫が噴火湾のホタテ漁業者を支援
短期融資と債務償還の一時猶予を実施 経営の早期安定図る

道総研が平成30年度研究成果を発表
骨まで食べられる「やわらか一夜干しにしん」など

「第39回全国豊かな海づくり大会」栽培漁業部門
利尻町の沓形昆布養殖部会が大会会長賞