水産北海道ブログ

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8月末の道内サンマ、イワシの漁獲状況 サンマ4割増、イワシ4割減

2018-09-05 16:15:33 | ニュース

 道水産林務部漁業管理課は、8月末の道内サンマ漁業と小型サンマ漁船によるマイワシ漁獲状況をまとめた。

 それによると、サンマ漁業は、流し網、10㌧未満・10㌧以上の棒受け網漁船327隻が出漁し、8,575㌧を漁獲し、前年同期に比べ42%増となった。平均㎏単価は334円で同じく80%、金額は28億6,700万円で13%増。また、一昨年と比べ数量は約2倍だったが、単価は半値で、金額は同じという結果だった。

 また、小型サンマ漁船によるマイワシ資源利用試験操業(10㌧未満)の結果は、延べ497隻が出漁し、2496㌧を漁獲した。平均㎏単価は62円(前年79円)で、水揚げ金額は1億5,530万円だった。前年同期に比べ数量は59%、金額は47%にとどまった。なお、海区委員会承認のたもすくい網漁業は、7月から8月末までに128隻が出漁し、481㌧・2,120万円(平均単価45円)を漁獲した。


網走管内サケ・マス漁獲状況(8月末)マス前年比4.2倍、サケ1.7倍

2018-09-05 16:14:05 | ニュース

 網走管内(雄武〜ウトロ漁協)のサケ・マス漁獲状況は、8月末までにマスが367万5千尾と前年同期の4.2倍、豊漁だった前々年の7割となっている。サケは17万9千尾で同1.7倍だが、魚体は小さく金額が伸び悩んでいる。

 網走海区漁業調整委員会によると、8月31日現在の管内カラフトマス漁獲状況は、367万5,040尾、5,138.6㌧、18億1,873万円で、前年に比べ尾数は421.7%、重量は359.1%、金額は282.3%。近年では豊漁だった前々年に比べて尾数71.7%、重量64.8%、金額82.8%といずれも下回っている。平均目回りは1.40㎏(前年1.64㎏)、平均㎏単価353.9円(同450.3円)。

 混獲のサケは17万8,656尾、535.2㌧、3億6,573万円で、前年に比べ尾数は169.8%、重量131.6%、金額88.1%。平均目回り3.00㎏(同3.86㎏)、平均㎏単価683.4円(同1,020.9 円)。


2018年9月4日(水)発行/北海道漁協系統通信6351号

2018-09-05 12:55:29 | 系統通信

秋サケ定置網漁 えりも以東海区西部で30日解禁
広尾が好調なスタート 1部で沖網の網入延期

14次海面区画漁業権 全道209件を免許
日本海でホタテ、ホッケ、アワビ、ウニなど新規設定
能取湖を海面指定し、海面区画・共同、定置を新規免許

平成31年度概算要求(水産予算)
水産予算は約3千億円と前年度当初に比べ1.7
新たな資源管理と成長産業化の関連予算を重点化

道東サンマ 8月豊漁に
前年同期に比べ35%増の9,740㌧、価格下げ推移

昆布共同値決(釧路第1回) 
全銘柄・等級ほぼ前年同で妥結 加工用は若干高

北海道貿易統計(平成30年上半期)
水産物の輸出303億・27%増、輸入328億・12%減

1010日(水)第17回全国漁港漁場整備技術研究発表会

札幌市内3ヶ所で「浜のおかあさん料理教室」