水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2022年(令和4年)9月30日(金)発行/北海道漁協系統通信第6664号

2022-09-30 22:17:19 | 系統通信
北方四島周辺の安全操業
2週間遅れでホッケ刺し網漁船が出漁

秋サケ沿岸漁獲速報(9月20日現在)
446万尾・126億円と前年比9割、力強さに欠ける前期群

26日から全国一律で全数届出の見直し
道も「陽性者健康サポートセンター」運用を開始

公明党がブルーカーボン推進を農林水産省などに提言
横山参議院議員を座長とするPTが藻場の造成・回復求める

第42回全国豊かな海づくり大会の機運を醸成
道内各地で「大会記念リレー放流」

道定置漁業協会、おとなの秋さけ食育講座(第1回)
受講者24名が秋サケの放流事業について学ぶ

第37回浜益ふるさと祭り 秋サケ・ホタテの直販が好評

稚内水試、日本海北部スケソウ資源調査
魚探反応量は前年の1.6倍 直近過去3カ年を上回る

2022年(令和4年)9月27日(火)発行/北海道漁協系統通信第6663号

2022-09-29 21:01:47 | 系統通信
3年ぶり「石狩さけまつり」大賑わい
秋サケ即売会やつかみ取り、千人鍋に長蛇の列
サケに感謝する 道央圏のビックイベントとして復活

令和4年3定道議会で代表質問
安全操業、振興計画、競争力強化、栽培漁業など質疑

サンマの漁獲動向と漁況予報(漁業情報サービスセンター)
公海主体に約2,250㌧・前年並み、道東沖10月上旬に可能性
引き続き漁場は遠く、小型船は出漁できず、いぜん魚体小型

網走管内カラフトマス漁獲速報(8月末)
約15万尾・1億2千万円と前年の4割、一昨年の1割以下

岩手県秋サケ漁獲速報(9月10日)低調な滑り出し

日高管内令和4年度昆布共同値決会
1~5等前年同、加工用2%強の高で妥結

広尾第1回昆布共同値決 走は前年同、加工用300円高で妥結

常呂漁港 一部防波堤が立入禁止に

28日、檜山漁業士会が出前授業

10月3日、水産基盤整備事業(著場)設計基準研修会

10月22日、札幌市中央卸売市場で親子料理教室

網走呼人地区重油漏れ事故に対する指導強化を知事に要請 漏洩した重油の現状を調査し、速やかに汚染土壌の全量撤去を

2022-09-22 14:02:04 | 系統通信


 今年3月に発覚した網走市内の観光ホテルで8千リットルの重油が漏れた事件に対し、地元でつくる網走呼人地区重油漏れに関する対策協議会、道漁業環境保全対策本部(岩田廣美会長・本部長)の代表は9月20日、鈴木直道知事にホテルを所有するブリーズベイホテル株式会社(本社・横浜、津田則忠代表取締役)に対し、漏洩した重油の現状と汚染状況を調査のうえ速やかに汚染土壌の全量撤去を進めるよう指導強化を求めた。
 道庁を訪れたのは、水谷洋一網走市市長、新谷哲也網走漁協代表理事組合長、清野一幸西網走漁協代表理事組合長、石塚治北見管内さけ・ます増協専務、菊池元宏道漁連副会長、川合正人網走市農林水産部長、伊藤唯欣北見管内漁協組合長会事務局長、渡部貴聴対策協議会事務局長ら。要請書によると、重油8千リットルと大量に漏洩したホテルは、わずか100m先にサケ・マスふ化場、300m先に網走湖が位置する。網走湖はシジミ、ワカサギ、シラウオが道内最大の水揚げを誇り、西網走漁協からワカサギの稚魚が全国50ヶ所に供給される。また、北見管内増協は、網走川にそ上する秋サケ親魚からは3,100万尾の稚魚をふ化させ、管内はもとより親魚不足の根室、釧路、本州にも一部供給するなど全道、全国の栽培漁業拠点となっている。
 道は、オホーツク総合振興局が7月7日に水質汚染防止法に基づき、事業者に行政指導を行ったが、事故発覚から6か月を経過した現在も漏洩した重油の現状把握や地下水モニタリングも実行されず、汚染土撤去に向けた具体的対策も示されていない。事業者は8月24日の説明で「コスト高を理由に汚染土の全量撤去を行わない」ことを明言したという。
 要請後の記者会見では、水谷網走市市長が「知事からはこの問題を全庁的に取り組むとの回答をもらい、今後の進展に期待している」とした。
 新谷網走漁協組合長は「半年が経過しても抜本的な対策がなく、雪が降る冬になれば撤去は不可能になる。もし被害が出れば単年度で65億円と推定され、数年にわたり続く。その影響はサケ・マス、ワカサギなどを通じて全国に及ぶ。道内の他地域でも起こりうる事故であり、知事には勇気をもって立ち向かっていただきたい」と述べた。水谷市長は「道が専門家、事業者と一体となって正確な調査のもとに除去に取り組んでもらいたい」と知事への期待を滲ませた。
 同日午後の道議会本会議で代表質問に立った網走市選出の佐藤伸弥道議(北海道結志会)が等今回の重油漏れ事故に対する知事の見解を質した。佐藤道議は「8千㌧の重油漏れのうち、ホテル側は5月中に23㌧を取り除いたが、ボイラー室の真下にある汚染土の除去には至らず、流出した重油の滞留場所が特定されていない」とし、重油が周辺に漏れ出るという最悪の事態への影響や被害への対応を問い、住民が求める撤去への道の積極的対応を求めた。鈴木知事は「漁業被害を懸念する地元の不安に寄り添いつつ、網走市をはじめ関係者と十分連携して対応したい」と答弁した。
 
水谷網走市長(左)と新谷網走漁協組合長

2022年(令和4年)9月16日(金)発行/北海道漁協系統通信第6662号

2022-09-20 15:43:22 | 系統通信
秋サケ沿岸漁獲速報(9月10日現在)
140万尾・40億円と前年比8割、スローペースの走り

道東サンマ水揚げ動向(9月15日現在)
中旬から200㌧の水揚げ続き1,600㌧、前年下回る水準

日高管内令和4年度昆布共同値決会
1~5等前年同、加工用2%強の高で妥結

「漁港漁場整備事業の推進に関する技術開発の方向」を改訂
「海洋環境の変化に対応した漁場生産力の強化」などの技術開発

網走6河川、サケ・マス採捕の禁止区域・期間が新たに追加

「さっぽろオータムフェスト2022」
開催3年ぶり 家族づれや観光客で賑わう

道漁連が沖縄で昆布食育講座

石狩市三大秋祭り 3年ぶりに開催

22~24日、道庁赤レンガ広場で「まるごと根室直送市」

9月号では、歯舞漁協の新しい施設(荷捌所・事務所・海業支援施設)も特集しています。

2022-09-15 16:24:49 | 月刊水産北海道
 また、恒例の全道みな貯金運動、道共済組合長・共水連道事務所長に就任した奈良宗谷漁協組合長のインタビューも載っています。
 2023年版の水産関係人名鑑も制作が急ピッチで進み、近日中に発行を案内できるよう致します。