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第60回道漁協組合長会議決議実行 道・道議会に要請 新リース事業の予算、赤潮対策の継続、漁場確保、資源管理 鈴木知事、小畑道議会議長、山口部長に政策実現を強く求める

2022-06-23 10:19:07 | ニュース
 
 第60回道漁協組合長会議の決議実行を要請する漁協系統の代表団が16日、道庁、道議会を訪れ、鈴木直道知事、小畑保則道議会議長、山口修司道水産林務部長らに直接会って新リース事業の予算、赤潮対策の継続、漁場の安全確保、漁業実態に即した資源管理、福島原発アルプス処理水の海洋放出など問題、課題を解決する政策の実現を求め、国に強く働きかけるよう訴えた。
 要請者は、新任の阿部国雄道漁連会長をはじめ深山和彦信漁連会長、新任の奈良満道漁業共済組合長・共水連道事務所長、萬屋昭洋全国基金協会道支所運営委員長(予定者)、岩田廣美道漁協組合長会議議長、上見孝男同副議長と漁協系統団体役職員ら。
 道庁を訪れた一行は午後4時30分から鈴木知事に要請書を手渡し、阿部道漁連会長が「国の新リース事業の予算が不足し、事業を活用できない漁業者が数多く出ており、十分な予算措置をお願いしたい。昨年、道東太平洋沿岸域で発生した赤潮による漁業被害も資源が回復するまで国、道による継続的な支援が不可欠」と述べ、決議実現のため道から強力な後押しを求めた。これに対し、鈴木知事は「4月に発生した斜里沖での観光船沈没事故においては行方不明者の捜索活動に大きな力添えを漁業関係者から頂いたことに深く感謝したい。本日の要請は本道水産業の振興を図る上でたいへん重要なものと受け止めている。主要魚種の不漁、新型コロナによる需要落ち込み、昨年発生した赤潮被害、燃油価格の高騰など漁業を取り巻く環境はたいへん厳しい。道は赤潮被害対策を総合的かつ計画的に推進するためロードマップ案を作成したほか、物価や燃油の高騰対策を中心に補正予算を道議会に提出している。様々な課題を乗り越え、基幹産業の水産業を将来にわたっても持続的に発展をしていけるよう皆さんと連携して国への働きかけなどしっかり対応していきたい」と答えた。
 このあと、一行は道議会で、小畑議長、佐藤禎洋水産林務委員長に要請を行った。小畑議長、佐藤委員長は7月に予定する来年度予算の中央要請で水産庁への働きかけを約束した。
 


2022年(令和4年)6月17日(金)発行/北海道漁協系統通信第6642号

2022-06-23 10:16:41 | 系統通信
第60回北海道漁業協同組合長会議
旗印は「社会・環境の変化に対応した持続可能な漁業・漁村の発展」
漁業経営安定対策、漁場の安全確保など最重要4議案を決議

道が「北方四島周辺水域の安全操業」確保を国に要請
例年通りの操業確保に向けロシアに強力な働きかけを

道さけ・ます増協が自民党に中央要請
北海道のさけ・ます増殖事業の安定継続に支援を

道水産土木協会が道、道議会に要請活動
水産基盤整備事業の予算確保と早期発注を

道信漁連が7月1日付人事を発令
佐藤営業推進部長が新参事、村田小樽支店長は総務部長に昇進

北海道水産ビル、大西代表取締役社長が再任

2022年(令和4年)6月14日(火)発行/北海道漁協系統通信第6641号

2022-06-15 20:56:20 | 系統通信
道議会水産林務委員会で赤潮ロードマップを提示
被害額の全体把握は年内をメドに精査する予定

WCPFC北小委員会等に向けたクロマグロ資源状況説明会
資源上向きを踏まえ、2024年の資源評価をもとに大幅増枠を

「有明ノリ」独禁法違反で九州3県の漁協・漁連に立入検査
「規制改革推進会議」の答申受け、「全量出荷」要請の疑い

「北海道漁業就業支援フェア2022inさっぽろ」
女性を含め若者ら20人が来場し、16名が指名を受ける
25団体が出展、オンラインでも2名のうち1名を指名

道漁青連が札幌市内の小学校で出前授業
横田副会長と丹羽前理事が漁業の現場を講義