ロシア・カムチャッカ地方の太平洋サケ・マスが記録的な豊漁にわいている。道機船連によると、同地方のサケ・マス漁獲は8月8日現在、27万5,300㌧に達した。地域的には、東部沿岸が12万9,500㌧、西部沿岸が14万5,800㌧となっており、カムチャッカ半島の太平洋サケ・マスの漁獲データは記録の残っている1908年から歴史上最高となった。昨年2017年の漁獲量は24万1,000㌧だった。同地方の操業は10月10日まで続く。
一方、北海道に隣接するサハリンの太平洋サケ・マス漁獲量は8月10日までに2万1,540㌧で、カラフトマスが1万8,760㌧、シロザケが2,024㌧、ベニザケが710㌧、ギンザケが46㌧となっている。東サハリン沿岸のカラフトマス操業は、7月1日から開始され、ポロナイスクが牽引し5,390㌧を漁獲した。