水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2018年8月21日(火)発行/北海道漁協系統通信6347号

2018-08-21 15:10:32 | 系統通信

道水産業・漁村振興審議会
水産政策の改革、クロマグロ資源管理など議論
道、系統に危機感を持って当たり浜への情報提供求める

道が7月豪雨被害まとめる
水産・林業関係60件・7億7,200万円

道東サンマ 10㌧以上の棒受け網の序盤は薄漁

ロシア太平洋サケ・マスが記録的な豊漁
カムチャッカ地方27万5千㌧と過去最高の漁獲

ロシアの太平洋サケ・マスカムチャッカ中心に好調
本道のカラフトマス網走管内で前年、前々年上回る

網走管内サケ・マス漁獲状況(8月10日現在)
マス40万4千尾と前年比35%増、サケ1万尾と2.7倍

道栽培公社せたな事業所がヒラメ種苗放流

こどもおさかな教室
小学生30名が参加 水産売場を見学

道漁連が札幌市営地下鉄に窓上片側全面広告を掲載


ロシア太平洋サケ・マスが記録的な豊漁 カムチャッカ地方32万6千㌧と過去最高を更新

2018-08-21 12:16:21 | ニュース

 ロシアの太平洋サケ・マスの漁獲量は、カムチャッカ地方の豊漁でわいている。道機船連によると、極東地方の太平洋サケ・マス漁獲は8月14日現在、36万8,000㌧に達した。直近偶数年の2016年同期比で8万4千㌧上回った。

 カムチャッカ地方のでは32万6,200㌧で、同じく14万1,000㌧(76%)上回り、過去最高記録を更新している。

 一方、北海道に隣接するサハリンの太平洋サケ・マス漁獲量は8月18日までに3万5,712㌧で、カラフトマスが91%を占めている。漁獲勧告9万6,445㌧に対する開発率は37%にとどまっている。カラフトマスの来遊は東サハリン沿岸と中部クリール沿岸に集中している。


道東サンマ 10㌧以上の棒受け網の序盤は薄漁 花咲などに810㌧を水揚げ、数量は前年同期の半減

2018-08-21 12:01:45 | ニュース

 道東のサンマ漁は、10日から10㌧以上の棒受け網漁船が出漁し、約50隻が花咲、厚岸港に大型のサンマを水揚げしている。

 漁業情報サービスセンターによると、17日までの今月中旬の漁獲量は811㌧、平均単価は934円。昨年同期の1,748㌧(同478円)に比べ半分弱にとどまっている。うち花咲港には611㌧(同955円)、厚岸港には199㌧(同870円)を水揚げした。魚体の大型の組成が多く、脂も乗っているため、高値が付いている。

 20日から出漁した100㌧以上の大型船で道東サンマ漁は本番を迎えるが、水産庁の予想では9月以降の漁場形成に期待が持たれる。