水産北海道ブログ

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ロシア極東地域カニ操業概況(11月02日) 西カムでタラバ2,860トン、TAC開発率56%

2015-11-09 17:20:11 | ニュース

 道機船連によると、ロシア漁業庁は2015年秋季極東地域カニ操業会議を開催した。2015年漁期開始から11月2日までの極東海域におけるタラバガニの生産量は4,950トンを超え、前年同期を863トン上回っている。西カムチャッカ海域でのタラバガニ漁獲量は2,860トンで、TAC開発力は56.0%となった。一方、カムチャッカ・クリール海域では、1,730トンが生産され、TAC開発率は88.0%となった。

 西カムでは10月10日からアブラガニ、15日からイバラガニ漁業が再開され、26日までの漁獲量とTAC開発率は3,140トン(92%)、189トン(62%)となっている。カラギン海域のズワイガニ(オピリオ)は、TACの96%を開発し終漁した。


ロシアの今漁期漁獲量約361万トン、6%増 極東は約237万トン、前年同期を6万トン上回る

2015-11-09 17:19:08 | ニュース

 道機船連によると、今年漁期開始から10月27日までロシア漁業者による漁獲量は、前年同期を5.5%上回り、361万5,300トンに達した。

 海域別では、極東で237万2,200トン生産され、前年同期を5万8,200トン上回っている。このうちスケソウは146万300トンで、前年同期を9万3,300トン上回っている。

 北部海域は47万7,000トンで、前年同期を下回り、マダラ漁業も32万7,700トンで前年同期を5万7,800トン下回った。

 バルチック海は4万6,900ンで、1万1,300トン上回り、アゾフ・黒海が6万2,800トンで、前年同期を3万700ン上回る生産となっている。カスピ海は2万5,800トンを生産し前年同期を2,000トン上回った。

 なお、外国水域は38万4,100トンで同5万1,100トン上回り、国際協定海域・公海部分では24万6,500トン生産され、4万9,500トン上回った。


2015年11月6日発行/北海道漁協系統通信6119号

2015-11-09 17:14:35 | 系統通信


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