降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★今野敏さんはブックオフ的人気作家?

2016年01月21日 | 新聞
( 写真はイメージです )
読み終えた単行本、文庫本がたまったので、ブックオフにもっていった。
新刊書店で発売中の本が〝高価買い取り〟なのは分かるんだけど、その基準が今ひとつ分からないのだ。
◆お断り=ブックオフは地域や店舗規模によって、買い取り価格に多少の差があると聞きました。また、本はいずれも、汚れナシ・書き込みナシ・ページ折りナシ(のつもり、笑)でした。


【 ★は新刊書店で発売中か比較的新しい文庫、▽は発売から数カ月~数年経たもの 】
▽文春文春「荒地の恋」ねじめ正一さん、本体 600円
→買い取り価格 100円
★光文社文庫「灰色の犬」福澤徹三さん、本体 920円
→買い取り価格 50円
★双葉文庫「喪国」五條瑛さん、本体 814円
→買い取り価格 80円
★小学館文庫「極卵」仙川環さん、本体 670円
→買い取り価格 60円
▽講談社文庫「難民探偵」西尾維新さん、本体 750円
→買い取り価格 30円
▽講談社文庫「邪魔・上下」奥田英朗さん、本体 629円
→買い取り価格 5円
▽講談社文庫「乱気流/小説・巨大経済新聞下巻」高杉良さん、本体 733円
→買い取り価格 50円
▽講談社「IN★POCKET」2015年12月号
→買い取り価格 5円
▽新潮文庫「アメリカひじき・火垂るの墓」野坂昭如さん、本体 520円
→買い取り価格 20円
★中公文庫改版「任侠書房」今野敏さん、本体 680円=「とせい」改題
→買い取り価格 150円
★幻冬舎文庫「Y氏の妄想録」梁石日さん、本体 600円
→買い取り価格 60円


「喪国」「極卵」はともに今月(2016年1月)発売なのに60、80円。
どっこい、ねじめ正一さんの「荒地の恋」は刊行後数年経ているのに100円……映像化だからかしらん。
今野敏さんだけが、改題改版なのに150円で突出しているのが分かる。
なぜだろう。
今野さんはブックオフ的売れ筋作家&売れ筋シリーズだからだろうか、やっぱり。
ブックオフの「人気作家」が分かって、けっこう面白い。