【写真は本文と直接関係ありません】
生きるとは何ぞや?
人生とは何ぞや?
と學問に励んだゆえ(←嘘ぴょん)本がたまってしまった。
だから、近所のブックオフにもっていった。
(8月末の、都内とある店の買取価格です。また、ブックオフは地域や店舗特性によって、買取価格に多少の差がある、と聞きました。
いずれの本も❶書き込みナシ❷犬の耳=ページ折りナシ❸汚れナシ、の美本のつもりですが……)
● 単行本部門=買取価格50~500円
『ミッキーは谷中で六時三十分』片岡義男さん(74)、講談社、税別1,700円
→買取価格400円
片岡さんが好きそうな、東京の街を舞台にした連作集。
谷中、高円寺、下北沢、吉祥寺編が良かった。神保町を舞台に、男女の出逢いを洒脱に書いてほしいのだが片岡さん、もう74歳かぁ、とビックリ。
『東京幻風景』丸田祥三さん(50)、実業之日本社、税別1,800円
→買取価格500円
この本が高額買取だったのは意外(←失礼だぞ)。
確かに新刊なんだけど、出たばかりの
島田雅彦さん(53)『往生際の悪い奴』(日本経済新聞出版社、1,836円→買取価格400円)
以上とはねぇ………。
『幻肢』島田荘司さん(64)、文藝春秋、税別1,600円
→買取価格400円
本格ミステリーの大御所・島田さんの、初の映像化作品。
映画とは男女逆の設定なんだけど、僕は人間の身体を扱った作品は苦手だったのだ………。
幻肢痛=けがや病気で四肢を切断した人の多くが体験する疼痛。
買取価格50円は、
『そして、人生はつづく』川本三郎さん(70)、平凡社、税別1,600円
これ、僕は月刊「東京人」連載時に読んでいたうえに間違って2冊買っていたので。
● 新書部門=同一律70円
数カ月前は一律40円だったけど、以前の70円に戻っていた。
その時もっていった新書は、新刊書店で販売中のものだったけど、ナニか問題でもあったのだろーかしらん(笑)。
新書はほとんど売れていないよーだから、さもありなん、なんだけど。
新潮新書『自分の壁』養老孟司さん(77)税別740円
→買取価格70円
「壁」シリーズ最終編なんだけど、ちょっと飽きたかな。
ブックオフの新書棚にはけっこう並びはじめていた。
講談社現代新書『世界の読者に伝えるということ』河野至恩さん(42)税別800円
→買取価格70円
うーん……参考になる人には適書なんだろーけど。
長くなったので「文庫部門」「雑誌部門」は、後日。