絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

貫流展

2011-11-20 | 展覧会
貫流展の最終日でした。

    

こんな素敵な絵がありました。

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怖い絵3

2011-11-20 | 読書
昨日、伊勢崎へ行って、蔦屋で本を買った。
中野京子さんの「怖い絵3」である。

以前、同じ場所で「怖い絵2」を買って読んだが、面白かったので、他の1と3も読んでみたいと思っていたが、1がなかった。それで、3を買った。
この本は、特に順番を気にしなくても良いと思う。どこから読んでも、満足できる内容がある。

「怖い絵3」には、初めに「ビーナスの誕生」が出ていた。
私は、この絵については、ほとんど知り尽くしている気になっていたが、まだ知らないことがあって、嬉しかった。
右にいる「時の女神ホーラ」の足元にある花がアネモネで、それは、ビーナスの子供アニドスをビーナスがあまりにかわいがるので、嫉妬したマルスがイノシシに化けて、牙で突き殺すという事件が起こり、悲しんだビーナスが何とか生き返らないかと祈った時に、それに応えるかのように、アニドスの血が流れた地面から花が咲いたという。その花がアネモネであったので、ボッチチェリーは、アネモネを描いたのだと知った。

たったこれだけのことでも、知識として加わると、この絵について話題にのぼった時に、「ねえ、知ってる?」という話ができる。それが嬉しい。
先生という職業は、自分が知りえた情報を生徒に伝えることにある。
まさに、「ねえ、知ってる?」である。

だから、できるなら、新しい情報がほしい。常に、新鮮に自分の感動を持って、生徒に伝えたい。以前、知った情報を当たり前のように機械的に伝えるだけでは、聞いている生徒も楽しくない。だから教師も常に新鮮な感動を持って、「ねえ、聞いて聞いて」と、伝えたくてしょうがないという気持ちで、話したいものである。
その意味で、常に勉強していなければならないだろう。








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