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絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

セルディーの文化祭

2010-03-05 | デッサン会
今日はこれから、児玉文化会館セルディーで文化祭の展示があります。
デッサン会の人たちが描いたデッサンを展示します。
お時間がありましたら、ぜひご覧ください。展示は6日(土)と7日(日)です。

デッサン会は、日頃勉強している石膏デッサンを展示します。ほとんどが60歳以上の方たちですが、美大受験生のように描いています。ただ、一か月に2回の人が多いので、受験生のようには進みません。それでも、受験生と勝負できるかなと思うレベルになって来た人もいます。
この後、展示されたデッサンを撮影して、一部ご紹介したいと思います。ご期待ください。



デッサン会が始まったのは、一昨年の6月です。ですから、2年半でここまで描けるようになりました。

左は、ほとんど休まずに月4回参加されているHさんのデッサンです。もう受験生レベルになりました。
中央は、最近は忙しくて参加できなくなってしまいましたが、2年間で1点くらい完成させないといけないと言って、完成させてくれました。ビーナスを後ろから描くのもいいですね。
右は、どうやってもうまくいかないと悩んでいたのですが、ここへ来てようやく開けて来ました。急に良くなってきたのです。良くなるときは急に良くなりますから、それまで我慢してくださいと話していた方です。それに伴って、クロッキーも良くなってきました。

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親鸞7

2010-03-05 | 読書
親鸞を読み終えました。

私は、読むのが遅いので、かなり時間がかかりました。
しかし、じっくり感想を書きながら読めたので良かったです。

親鸞は、名前を変えて越後に流罪になりました。
倉田百三さんの「出家とその弟子」は越後での話でしょうか?30年くらい前に読んだ記憶があります。holyさんがその後を読みたいとおっしゃっていましたが、私もそう思います。

ーーーーー
親鸞は、「本当に極楽へ行けると思うか」と問われて、「行ったことがないからわかりません」と答えた部分は、何かの本で読んだことがあります。それが出家とその弟子だったのかどうかわかりません。
「しかし、自分は法然上人を信じている、その法然上人がそうおっしゃるのだからそれを信じる」と答えました。「なぜ、そんなに信じられるのか」と問われて、「法然上人が自分を信じてくださっているからです」と答えました。

あまり説得力のない話だなと思いました。しかし、信じるとはそういうことなのでしょう。
もっと、軽い話なら、これはあり得ることですね。

例えば、私は絵について、「信じてついて来い」と言いました。「騙されたと思ってやってみないか」と言いました。「間違っていたら、それは君が悪いんじゃない、俺が悪い」と言いました。それは、3年間の約束でした。そのくらいならありえます。
違うと思っても、「はい」と言える覚悟、妥協できるところは全て妥協して言われることに従ってみるという覚悟、そうするとどうしても譲れない自分というものが見えてくるということ。そんなことを体験させました。

或る意味で、覚悟を決めないと分かるものもわからないで、そのままということがあるのです。「ごちゃごちゃ言わずに言われるままやってみろ、その後で考えろ」ということです。
わかるまでは、それでいいと。それは赤ちゃんが言葉を覚えるのと同じだと。

でも、宗教の場合はどうかなあ。
信じてついて行ったらとんでもない所へ連れて行かれていたなんてこともありますからねえ。


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