絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

デッサンの指導

2010-03-11 | デッサン会
今日のデッサン会で、石膏の描き方を教えました。

何回、言っても、輪郭線ばかり描くので、それでは100回やっても本当の形を掴めませんよと言いました。
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私のやり方は、よく測って、ポイントになるところを捕まえる方法です。
そのポイントになるところだけ印をつけたら、それだけで、全体が感じられるようにする方法なのです。それが、これです。ご覧ください。


青年ブルータスを描いてみました。輪郭線は、描くならポイントとポイントを軽く、弱く結ぶだけで、強く描いてはいけません。その線は描き進むうちに段々と決まる線なのです。
線を描くのではなく、バックと石膏の境目があるだけで、黒い特別な線があるわけではありません。
細かい部分を描かなくても、これだけで、石膏像の特徴が感じられなければなりません。そういうつもりで描いてくださいと言いました。
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今日のデッサン会

2010-03-11 | 私の絵
今日のデッサン会で、描いた私のクロッキーです。
10分間で描きました。

   

今日の二枚目は、寝ポーズでした。久しぶりに描く意欲がわきました。
難しいから、やりがいがあるんです。


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将棋名人戦2

2010-03-11 | 将棋
先日、将棋名人戦について書いたので、もう少し書いてみます。

実は、私は羽生さんと同じように期待している棋士が佐藤康光さんです。
佐藤さんは、名人にもなって二期連続名人でいました。
私が考える名人というのは、その時代の最も強い人というイメージがあります。
だから、ここのところ15年くらいは羽生さんが名人であれば問題がないのですが、
どうも羽生さんは名人にこだわりがないのか、他の人が入れ替わり立ち替わり名人になりました。

私のイメージでは、大山時代、中原時代、谷川時代という感じで、その時代の一番手が名人の時代を築いたように感じています。途中で、加藤一二三、米長邦雄という名人もでましたが、それぞれ一年で奪い返されて、長くは続きませんでした。
だから、一番強い人が名人というイメージだったのです。
しかし、羽生さんが名人になってからは、谷川さんが取り返したりということもありましたが、群雄割拠のような状態になったのです。その一番手が佐藤さんだったという気がします。
そして、その後、丸山さんが取り、森内さんが取りました。森内さんは羽生さんよりも早く名人を5期獲得し、永世名人になってしまいました。これは驚きでした。
羽生さんは、他のタイトルをたくさん取って、また防衛してという感じで、常に複数のタイトルを持っていて、将棋界の第一人者は常に羽生さんだったのに、名人だけは他の人にもチャンスをあげるような形でいました。

今は、その名人を取り返し、永世名人を獲得しましたが、そのような状態でした。
今は、タイトルを4つですから、4冠王といいます。それとNHK杯と朝日オープンで優勝して、やはり圧倒的な強さをみせています。

しかし、本人も言うように、常にぎりぎりの戦いで、完勝ということはほとんどないそうです。確かに、昨年のタイトル戦を見ても、相手に追い詰められての逆転勝利というタイトル戦が三つありました。また、王位戦では、深浦さんに取られて、昨年は取り返す挑戦者になりながらまたまた敗れています。そう考えると、圧倒的な強さと言いながら、そんなに簡単ではないのだなと思います。

話がいろいろになってきましたが、佐藤さんは名人に二期なった人なのに、今年はA級から落ちてしまいました。とても残念です。三年前には全てのタイトル戦に出場し、二冠にもなっているのです。NHK杯でも二年連続優勝をしているのです。その佐藤さんでもA級から落ちるのですから、A級に残ると言うことは大変なんだなと思います。

森内さんも羽生さんと同じ年で、常にライバルのように後に付いて来た人で、永世名人になるくらいですから、相当強いのですが、それでも名人だけで、他のタイトルを同時に持つような強さを見せていません。一時期二冠があったくらいです。

私は森内さんが強いなら、他のタイトルも取って、森内時代と言われるような強さを示してほしいと思っていましたが、それは叶いませんでした。

今度、A級に上がって来るのが、久保さんと渡辺さんです。永世竜王の渡辺さんがA級に上がると言うことは、近い将来渡辺さんが名人になる日が来るんじゃないかなと期待させます。

今、渡辺さんは25歳、羽生さんの世代は37歳です。渡辺さんが名人になると、時代が変わるという気がします。

タイトルを持っている久保さんと渡辺さんがA級に上がって来たのですから、それは望ましいことでしょう。ただ、そのために深浦さんはA級に戻れませんでした。

厳しいですね。

来年は、佐藤さんがA級に戻る第一候補でしょう。それと深浦さんが戻れるかどうかです。
その辺が見どころですね。

最近の名人戦を見ての雑感を書いてみました。
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