カープ５－４バファローズ
まず最初に語りましょう。
ありがとう緒方カープ、今年の交流戦は本当にカープの強さを魅せつけました。
7年ぶり勝ち越し、11勝6敗1分けの貯金5、交流戦3位、そしてシーズン40勝到達、貯金はついに11になりました。
このバファロース3連戦は、
初戦は8回表まで0-4の展開で逆転サヨナラ、2戦目は9回表で1-3となりがらの逆転サヨナラ、
そして今日3戦。
先発中村が序盤に打たれ2回を終えて0-4の試合展開。
「あらら」と思いながらも、2番手九里、3番手一岡がゼロに抑えます。
ＲＣＣラジオでは解説の達川氏が
「カープが4-0ならバファローズは意気消沈するでしょうが、
今のカープなら0-4でもまた何かやってくれそうな気がする、球場全体がそういう雰囲気になっている」と。
5回にバファローズのミス、消極的なバッテリーの攻めなどから2点を奪ったカープ。
達川氏は何度も、インコースを攻めきれないバファローズキャッチャー山崎を批判していました。
「カープキャッチャーは違うとも」
そして迎えた6回、代打下水流がプロ初となる同点2ランをレフトスタンドに運び試合は振り出しに。
カープとバファローズの勢いの差がハッキリ出た試合展開。
こうなれば、今のカープにはミラクルな勢いがついています、ホーム球場であることも後押ししたことでしょう。
ちょっと1イニング早かったですが(笑)、8回裏に5番鈴木誠也が、3試合連続自身初の10号勝ち越し弾！！
なんと、なんと勢いがあるのでしょうか、今のカープは！！
シーズン開幕前のカープ、下馬評は低いモノでした。
注目は新井の2000本と黒田の200勝、ベテランがチームをけん引する序盤でした。
チームに安定感をもたらしたのは1-3番、田中、菊池、丸トリオ。
「キクマル」コンビでなく、この3人でのネーミングが欲しいほど。
田中3年目、菊池5年目、丸9年目、この先10年安泰の中心選手へと成長しました。
ここにエルドレッド、ジョンソンと投打の要助っ人、さらにヘーゲンズとジャクソンが加わり厚みを増し。
そして今新たな若鯉の台頭。
下水流2012年ドラフト4位、プロ4年目。昨年までの1軍出場はわずか7試合。
今シーズンは開幕1軍、スタメンにも大抜擢。
鈴木は2012年ドラフト2位、プロ4年目。
1軍は11試合、36試合、97試合と年々出場機会を増やし、交流戦で大ブレイク！！
お立ち台での二人。
下水流
「最高で～す！」
（プロ初アーチに）４年かかりましたけど、今まで頑張ってきてよかったと思います。
チャンスで代打だったので、なんとか（走者の）新井さんを返そうと思い切って行きました。
感触？最高で～す！」
鈴木
「最高で～す！
下水流さんにはずっと可愛がってもらっているので、下水流さんの本塁打をムダにしようと思って打ちました。
何で打てているか自分でも分からないですけど、チームが勝てるよう必死にやってます」
三度起きた「神ってる」試合。
リーグ戦後も「神ってる」試合があれば、きっと夏場も乗り切れることでしょう。
夏場を乗り切ることが出来れば、きっと秋には・・・！！
「神ってる」が今年の流行語にノミネートされますように！！
追記
緒方監督
「交流戦の成績とか、そういうのは関係ない。
シーズンも半分ぐらい過ぎたけど、これからも1戦1戦、戦うことに変わりはない。
レギュラーシーズンの再開も、またマツダスタジアムで始まるし、反省するべきところはしっかり反省して、これまで通りに戦っていきたい」
下水流のコメント
「きょうは父の日ということで、全国のカープファンのお父さん、球場に応援に来てくれたお父さん。
明日からお仕事頑張ってくださーい！」
はい、頑張ります！！
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