映画『ポーキーズ最後の反撃』のサントラ盤・・・を聴きながらこの記事を書いています。
はっきり言って、映画は、観た記憶があるようなないようなあいまいな存在であり、この『ポーキーズ』シリーズ自体好きではありません。
(青春ものにありがちな、チープなイメージがあるので・・・)
では、何故そんな映画のサントラ盤を?と言うと、実は好きなミュージシャンである、デイヴ・エドモンズ/DAVE EDMUNDSの「High School Nights」のCD音源が欲しかったからです。
そのため、悩みに悩んだ末、その1曲のためにこのサントラ盤CDを購入した次第です。
しかし、けっこうイケているアルバムなんですよ、これが!
聴いてみてわかった楽しさ、お気に入りのアルバムになっています。
このサントラ盤のプロデューサーはデイヴ・エドモンズで、彼自身カヴァー曲を含め5曲(ボーナストラック含む)やっていますが、やはり思い入れが強い分「High School Nights」が彼のオリジナルでもあるし好きですねぇ。
特にずば抜けていいという曲ではないのでしょうけど、私にはたまらないです。
初めて聴いた時から、グッと来てしまった曲で、それ故にCD音源が欲しくなったというわけです。(笑)
他の収録曲も、けっこうイケています。
意外な参加の感ある、ジョージ・ハリスンのボブ・ディランのカヴァーらしい「I Don’t Want To Do It」もなかなか良いです。もっとも、元歌は聴いた事がありませんが・・・。(苦笑)
泣く子も黙る?あのジェフ・ベックが演奏する「Sleepwalk」も、さすがギターの神様、ギターが心地好く鳴っています。
ロカビリーの大御所、カール・パーキンスの「Blue Suede Shoes」には、ストレイ・キャッツのリズム隊の2人、スリム・ジム・ファントム&リー・ロッカーが参加しているし、ファンとしては嬉しいです。
レッド・ツェッペリン好きな私、「Philadelphia Baby」でロバート・プラントの茶目っ気タップリ?のヴォーカルも聴けるのも、また嬉しかったりします。
後は、ファビュラス・サンダーバーズの「Stagger Lee」が、これが実にカッコいい!!
とまぁ、個人的には上に挙げた曲が特に好きなんですが、他も良いです!
購入する際は「1曲だけのためになぁ・・・」と、何かもったいなく思ったのが嘘のように、今ではすっかりお気に入りになってしまったサントラ盤です。
お薦めです。
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