今月も21日になり、下旬に入りました。
空模様は、梅雨のひと休み状態で、今日は朝から晴れ間が広がりました。おかげで、久しぶりに暑さを感じています。
夏の陽射しですねぇ。
さて。
先日18日は、
ポール・マッカートニーの
73回目の誕生日でした。
そんなポールですが、4月の日本公演で元気な姿を見せてくれて、現在も精力的にツアー中!いやぁ、とても73歳とは思えないパワフルさです!
まだ40代にも関わらず元気もやる気もない私、ポールのその元気さ・アクティブさを見習わないといけません。(笑)
ポールの誕生日という事で、この3日ほどはポールの音楽ばかりを聴いています。
その中で、えらくハマってしまったのが、
ウイングスのアルバム
『ロンドン・タウン/LONDON TOWN』です。昨日は、このアルバムをずっとリピートして丸1日聴いていました。
1978年発表の『ロンドン・タウン』は、元々大好きなアルバムです。
ポールの作品に関しては、このアルバムからリアルタイムで聴いたので、非常に思い入れあります。
多分、以前書いていると思いますが、個人的にはウィングスの中では1,2を争うぐらい好きなアルバムです。
全米ナンバー1ヒットとなった「幸せの予感」も収録されていますが、その「幸せの予感」も含め全体的に派手さがなくて、落ち着いた感じの楽曲が多く、世間では地味なアルバムという評価ですが、それがまたいいです。
勿論、ハードな楽曲もあるけれど、それらの曲さえも明るさ抑えめという感じで、特にアルバム全体の雰囲気を壊している感じはしません。
このような雰囲気のアルバムは、ウイングス時代だけでなく、ポールのソロキャリアを含めても見当たらない(個人的にはそう思う)ので、いつ聴いても新鮮な感じです。
特に突出した楽曲は無いものの、実に味わい深い、と思います。
で、今月のポール・マッカートニーの1曲として今回挙げるのは
「ネーム・アンド・アドレス」です。
「Name And Address」
この録音時には、すでにウイングス最強メンバーと言われたジミー・マッカロクとジョー・イングリッシュの2人が脱退した後で、残された3人によって録音された楽曲。
E・プレスリー風のサウンドで、ポールお得意のプレスリー風ボーカルが楽しめます。
正直、ポールがチャッチャッチャと作り、演奏したような楽曲で、楽曲としては決していい出来とは思えません。もし他のアーティストだったら、アルバムからカットされてもおかしくないような曲だと思います。
プレスリーのパロディというか、とにかくポールの遊び心満載という感じで、尻切れトンボなエンディングの感じがまたそう思わせます。
そのポールの遊び心?が、個人的には楽しくて大好きなんですけどね。(笑)
この曲、現在のポールのライヴにおいて、セットリストに加わる事は100%ないでしょう。(笑)
でも、個人的には出来たら観てみたい気がする楽曲です。
今年で、ポール73歳!
本当におめでたい事です。