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けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「1970年代ビートルズ物語」

2015-07-07 | リンゴ・スター
今日・7月7日は〈七夕〉ですね。
しかし・・・午前中は何とかもったものの、午後から雨が降り出して、残念ながら天の川は見れそうにありません。

そして。
今日7日は、リンゴ・スター/RINGO STARRの75回目の誕生日。
私みたいな洋楽好きならば、ビートルズのドラマー!と言わなくてもわかりますが、現在の洋楽好きの若者では、リンゴの名前を聞いても「???」だという気がします。

私も、最近は申し訳ないけどリンゴのソロアルバムを聴く事は無く、ウォークマンに取り込んでいる楽曲をたまに聴く程度です。
でも、連日のように聴いているビートルズの曲を聴くと、そのドラムの音に「やはりリンゴのドラムは凄く良い!」と思っている日々ではあります。(笑)



リンゴに関しては、そんな申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、今日は誕生日とあって、こうして記事を書くついでにアルバム『リンゴ/RINGO』(1973)を聴きました。
それで引っかかったのが、この曲

「Early 1970」

邦題が「1970年代ビートルズ物語」という、何とも大仰な?タイトルの曲。
実は、アルバム『リンゴ』に収録されている曲でなく、1971年発表のヒットシングル「明日への願い/It Don’t Come Easy」のB面収録曲。(CD化された際に『リンゴ』にボーナストラックとして収録されています)
実にリンゴらしいと言える、ほのぼのした雰囲気の曲です。B面用の曲といえば、そのような曲です。(笑)
個人的には、盟友ジョージ・ハリスンが弾いているというスライドギターの響きが好きですが、この曲のポイントはやはり歌詞でしょうね。ビートルズ解散年である1970年のビートルズのメンバーの事が歌われているという、ファンにはちょっと心に引っ掛かる曲です。

歌詞には、名前は出ていないけれど、歌詞の内容から順番にポール、ジョン、ジョージだとわかり、その最後は3人全員に会いたいという終わり方であり、その当時のメンバー間の険悪な状況を思うと複雑なものがあります。

特に、歌詞にある
ポール・・・プレイしてくれるかな?
ジョン・・・プレイしてくれるのはわかっている
ジョージ・・・一緒にみんなのためにプレイしている
というのを見ても、ポールとの関係が微妙なのがわかるというのが何とも・・・。
実際、解散後もジョンとジョージの作品にはすぐに参加しているし。

でも、歌詞は別にメンバー個人を攻撃したりとかではなく、ほのぼの感あって全く嫌味な点はないし、リンゴはやはりいい人なんだと思います。


ポール同様、リンゴも今年の春に新作をリリースしたばかりで、まだまだ現役バリバリ!嬉しい限りです。


75歳、身体が動く限り引退することなく、頑張って欲しいです。
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「オンリー・ユー」

2012-10-25 | リンゴ・スター

天気は良いものの、朝晩の冷え込みが厳しいこの数日。
寒いのが大嫌いな私、太陽が沈み暗闇が覆い始める夕方になると、思い切り凹んでいます。
10月も25日だからなぁ、もう。秋も深まって来た...。(涙)


さてさて。


リンゴ・スター、72歳。
元ビートルズのドラマーで、今も現役。
一時期、リタイア寸前状態だったものの、近年はアルバム製作&オール・スター・バンドを率いてのツアー等、けっこう精力的に活動しています。

そのリンゴが、来年の2月に、18年ぶりにオール・スター・バンドを率いて来日公演を行なうことが決定したそうです。
バンドのメンバーは、スティーヴ・ペリー(TOTO)、トッド・ラングレンetc・・・だそうで、そこそこの豪華メンバーみたいです。
その情報を知って、一瞬「おぉ!」と思ったものの・・・案の定、大阪止まりで、福岡まではやって来てくれませんでした。
チケット代も、1万5百円と1万5千円だそうで・・・高い!(まあこんなものかな)
ポールならまだしも、リンゴなので、さすがに大阪まで観に行こうと気持ちにもならないので、今回は見送りです。
でも、リンゴ72歳・・・最後の来日公演になるだろうな、きっと。
そう思うと、ちょっと考えてしまうなぁ。
まあ、どうせチケット入手出来ないと思いますけどね...。

こうしてリンゴ・スターの話題をしたので、今回の記事はリンゴの曲について書きたいと思います。


「オンリー・ユー/Only You(And You Alone)」



Goodnight_vienna

以前アルバム・タイトル曲を記事に取り上げた事もある、1974年に発表されたアルバム『グッドナイト・ウィーン/GOODNIGHT VIENNA』収録の、プラターズで有名なスタンダード・ナンバーのカヴァーです。
シングルカットもされて、全米6位を記録したそうです。
(しかし、いつ見てもこのアルバム・ジャケットには苦笑してしまいます)


この頃のリンゴのアルバムは、基本ビッグ・ネームのアーティストが参加しているのですけど、この「オンリー・ユー」も参加メンバーが凄いです!
何せ、盟友であるジョン・レノン(アコースティック・ギター)に、ビリー・プレストン(エレクトリック・ピアノ)、スティーヴ・クロッパー(ギター)、ハリー・ニルソン(バック・コーラス)という豪華メンバー!

あまりに有名すぎるプラターズのナンバーを聴き慣れた耳には、このリンゴのヴァージョンはちょっと違和感を覚えると思います。
でも、個人的には、甘ったるすぎるプラターズのヴァージョンは、ハッキリ言って好きじゃないので、リンゴが歌うこのヴァージョンの方が数倍好きです。
リンゴのボーカルも、いつものリンゴ節じゃなく、リンゴらしくない?のですけど、この曲(アレンジ)にピッタリとハマっていて、これはいい出来だと思います。
リンゴのボーカルが苦手な方々でも、これは大丈夫ではないでしょうか。
後、バックのギターのカッティング、コーラスワークが、実に心地好いです。
どこかプラターズの雰囲気を感じさせつつも、しっかりとリンゴの世界が展開されていて、それなりに素敵な出来栄えだと思います。


ただ、この「オンリー・ユー」・・・如何せん、録音にも参加しているジョン・レノンが、ガイド・ヴォーカルのつもりで歌っているバージョンが存在していて『ジョン・レノン・アンソロジー』に収録されていますが、聴き比べてみると、圧倒的にジョンの方が巧い&カッコ良いのが、う~ん、何とも言えません。(苦笑)
思えば、この曲が収録されているアルバムのタイトル曲「グッドナイト・ウィーン」も、作曲者のジョンがリンゴのために「こんな感じで歌うんだ」という感じで残したデモ・ヴァージョンの方が、明らかに素晴らしい出来だし。
まあ、ジョンと比較する事自体、全く意味が無いですけどね。



リンゴ・スター、福岡まで来て欲しかったです。
というか、来年2月、元気で来日して下さいね。



                                                 

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「明日への願い」

2011-05-27 | リンゴ・スター

昨夜。
久しぶりにリンゴ・スター「明日への願い」を聴いたので、ちょっと感慨深いものがありました。

そう言うことで?今回の記事も、久しぶりにリンゴ・スターです。(笑)
記事に取り上げるのは4回目かな?

ご存知、ビートルズのドラマー!
決して歌が上手いとは言えないものの、何とも言えない愛嬌あるボーカルのせいもあってか、ビートルズ解散後ソロになってから、何と(そう言ったら失礼かな)「思い出のフォトグラフ」「ユア・シックスティーン」という2曲の全米ナンバー1ヒット曲を出しています。
それ以外でも、1970年前半までは、けっこうヒットをかっ飛ばしていたリンゴ・スターです。


Photo

そんなヒット曲の1つが、この「明日への願い/It Don’t Come Easy」です。(ジャケ写真は最新ベスト盤のものです)
1971年にビルボードで4位を記録した、リンゴにとって最初の大ヒット曲と言ってもいいでしょう!
個人的にも、前に記事にしている、最高にゴキゲンな「ユア・シックスティーン」と甲乙つけ難いぐらい好きな曲で、リンゴの楽曲のベスト3に間違いなく入る曲です。
恐らくリンゴのソロの楽曲で、最初に好きになった曲だと思います。(遠い昔の事なので記憶が定かではない...)

けっこうイケています、この曲「明日への願い」
イントロの、ギター、ドラム、ベース、コーラスが入って来る流れはもう最高!そこでグッと惹き込まれます。
そして、リンゴのボーカルが入って来て、一瞬、拍子抜けしてガクッと来るのですが、その歌声が絶妙にマッチしていて、それも魅力の1つです。(笑)
また短いながらも間奏のギターソロがいい!
ビートルズ時代の盟友ジョージ・ハリスンのプロデュースですが、ホーンの使い方も小気味良く、全体的にビシッと締まり良くまとめていて、なかなかいい仕事していると思います。
これ以降のリンゴの作品に多い、あのキャラクター&声に合わせたようなポップな作風ではなく、ビートルズの雰囲気をまだ持っている、どこかロック的な肌触りなのがまた良いのです。


3分間のリンゴ・マジック!
この曲もまた、リンゴ・スターならではの魅力が詰まっている1曲だと思います。

 

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『センチメンタル・ジャーニー』を再認識

2010-12-28 | リンゴ・スター

寒かー!めちゃ寒かです!
まだ雪が残っているし...。


今年もあと3日・・・皆慌ただしく動き回っているというのに、寒くて何もする気が起きません。
ほんと無精者です。

こんな日は、暖かい部屋でボケーとして過ごすのが一番。
そう言いながらも・・・そこまで部屋は暖かくなくて、こうしてブログ記事を書いている間も、手がかじかんでいます。
こうも厳しい寒さに襲われると、暖房機器のパワーが弱い我が自室はけっこう寒いです...。


Sentimental_journey

何を思ったか、リンゴ・スターの『センチメンタル・ジャーニー/SENTIMENTAL JOURNEY』を引っ張り出して聴いています。
1970年3月にリリースされた、全編有名なスタンダード・ナンバーのカヴァーという企画物です。
これがリンゴの最初のソロ・アルバムなんですよね。それも、ポールがビートルズ脱退宣言する直前にリリースされたので、一応ビートルズ時代にリリースされた作品です。
歌だけで、ドラムを叩いていない(らしい)、アルバムです。


評判は良くないアルバムです。
昔読んだ音楽誌には、「余りの出来の悪さにオリジナルが無念で泣いている」的な酷評もあったのを記憶しています。
確かに、あのリンゴの歌唱力で、有名なスタンダード・ナンバーを歌い上げるのですからねぇ。
言葉悪く言えば、リンゴの趣味全開の“お遊び”的なアルバムです。

個人的にも、このアルバムでリンゴがカヴァーしているスタンダード・ナンバーの大半を知らないので、楽曲に対する感情移入度も低いです。(未だに、大半の楽曲のオリジナルバージョンを知りませんが...)
初めて聴いた時は、ビートルズ的でもなく、ロックでもなく、ポップスでもない・・・そのあまりのダルさに、評判通り!と納得したものです。


しかし。
初めて聴いてから年月が過ぎ、歳を重ねた現在、こうして聴いてみると、これが意外と良いではないですか。
今の季節・雰囲気にマッチしていて心地好かったりします。
ゴージャスなアレンジの楽曲+それに乗っかっている、決して上手くないリンゴの歌声が、妙にハマるのです。

よく考えれば、けっこう豪華なアルナムなんですよね、これ。
プロデューサーはジョージ・マーティンで、収録全12曲は各曲ごとにアレンジャーが違うし。
アレンジャーの中には、後のリンゴのソロアルバムをプロデュースして大ヒットさせるリチャ-ド・ペリーの名前や、クインシー・ジョーンズ、ビージーズのモーリス・ギブ、そして盟友・ポールの名前もありますからね。


この季節に聴くには、ほんと最適な雰囲気を持つアルバムだと思います。
約34分間、ムーディーな雰囲気の中、温かみあるリンゴの歌声で癒されるのも良し!
また、部屋の大掃除中にBGM代わりに聴いても邪魔にならないので、また良し!と思います。


この『センチメンタル・ジャーニー』ですが・・・世間の評判ほど悪くなく(個人的に)、こんなもんだと思って聴くと、それなりに楽しめるアルバムだと再認識しました。
リンゴ・スターの個性が、ちゃんと出ているアルバムだと思います。
ビートルズ時代の「Good Night」が好きならば、これは充分に楽しめるアルバムだと思います。





「センチメンタル・ジャーニー」と言ったら、ついつい松本伊代を思い出してしまいますが・・・。(苦笑)



                                                   

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「グッドナイト・ウィーン」

2010-07-11 | リンゴ・スター

今日の日曜日。
イマイチ体調がすっきりしないのもあって、何とも憂鬱な気分です...。



そんな時は、明るくなる、ゴキゲンな曲を聴くに限る!!と思い、今回記事に登場するのは、リンゴ・スターが歌う「グッドナイト・ウィーン」
何故にこの曲?!・・・まぁ、さっきたまたま聴いたからです。ハハハ。
しかし、リンゴと言って馬鹿にするなかれ!(誰もしていない)
聴けばわかりますが、これが実にゴキゲンなナンバーなんです!!



Goodnight_vienna

1973年に発表されて、リンゴ本人も思ってもいなかった?大ヒットとなった前作アルバム『RINGO』の余勢を駆って、翌年に製作・発表された、アルバム『GOODNIGHT VIENNA』のタイトル・ナンバーです!
ビートルズ時代の盟友、ジョン・レノン作の1曲です。
そのジョン自身もピアノで参加しています。


前作同様に、アルバムには豪華ゲストが参加。
ジョンの他、当時人気絶頂中のエルトン・ジョン等、参加・楽曲提供ミュージシャンはやはり豪華で、楽曲も前作アルバムに比べて似たような雰囲気です。
しかし・・・聴いてみると、思いのほか地味な感じがする、やはり“二番煎じ”的な感じがするアルバムです。
アルバム・ジャケットから、何かイマイチ感満載だし。
(この先、人気・セールス共、一気に下降線なんだよな...)


上記のように、前作に引き続きジョンは参加。
個人的には、前作アルバム『RINGO』に提供された「アイム・ザ・グレイテスト」よりも、この「グッドナイト・ウィーン」の方が数段好きな私です。
曲が楽しい!これに尽きます。陽気な曲なのです、これ。
リンゴのキャラクターにピッタリで、聴けば、気分が明るくなること請け合いです。

この曲、アルバムの最後にリプリーズで再び登場しますが、短いながらもGood!
その最後の、みんなでワイワイガヤガヤ部分、その雰囲気が個人的に好きでして、遊び心満載!それが楽しいです。


「グッドナイト・ウィーン」・・・ただし、この曲に関しては、作った本人・ジョンが歌うヴァージョンが『ジョン・レノン・アンソロジー』に収録されていて、やはり数倍魅力的なんですよねぇ。(苦笑)


この曲を含むアルバム『グッドナイト・ウィーン』・・・当時、評価はあまり芳しくなかったみたいですが、リンゴ・スターというアーティストの魅力は、それなりに感じられるアルバムだとは思います。


でも、リンゴはドラム叩いている方が、やはりいい仕事すると思います。



 

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「ユア・シックスティーン」

2010-01-10 | リンゴ・スター

年末年始には、滅多に来客が無い我が家。
ですが、今年は珍しく近くに住んでいる親類一家が、初詣の帰りに立ち寄りました。
って言っても、年末年始じゃなく、昨日の話ですけどね。(笑)

その親類。
近くに住んでいるわりには、あまり会う事がなくて久しぶりに会ったのですが、ビックリしたのが、上の子供(女の子)が高校1年生になったという事でした。
私が彼女に最後に会ったのは、恐らく小学生の頃・・・その成長にビックリ!
しばらく見ない内に、年頃の女の子になっていました。


で・・・彼女が16才ってことで、思い出したのが、大好きな「ユア・シックスティーン/You’re Sixteen(You’re Beautiful And You’re Mine)」
歌うのは、ビートルズの愛すべきドラマー、リンゴ・スターです。
思えば、この好きな曲シリーズに、リンゴだけ登場していなかったので、ちょうど良かった良かった。

ちょっと、ネタ作りとしてあざとらしいかな?(苦笑)


Ringo

リンゴ・スターが、ソロになって1973年に発表して大ヒットしたアルバム『RINGO』に収録されていて、シングル・カットもされて、No.1ヒットを記録している曲でもあります。
このような曲がNo.1を取るなんて、素敵な時代だったのでしょうね。

オリジナルは、ジョニー・バーネットの1960年のヒット曲。
そのオリジナルもけっこう好きなんですけど、それ以上に大好きなんですよ、このリンゴのカヴァー・バージョン!


リンゴ・スターの楽曲で、私が最も好きなものと言えば、この「ユア・シックスティーン」でしょう。
「明日への願い」も捨て難いものがありますが、私が求めるリンゴらしさという点においては、やはりこの「ユア・シックスティーン」ですねぇ。

これが実に魅力的なのです。
リンゴ・スターというアーティストが持っている、その独特の“味(個性)”が曲全体に溢れていて、あのリンゴの能天気ぽく聴こえるボーカルが、これが無理なく自然に曲にハマっています。
この曲に参加している、ビートルズ時代の盟友、ポール・マッカートニーのマウスサックスも、遊び心あって実に楽しく、素敵です!


聴く人間の心を明るく楽しくする、万人向けの単純明快なポップス!
元歌の良さがあるとしても、リンゴ・スターじゃないと、ここまで魅力的な曲にはならなかったのではないかな、と勝手に思ったりしています。


16才かぁ・・・個人的には、あまりいい思い出がない、暗黒の時代?だったなぁ...。


                                                 
               
                                                   
     

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