映画『紀元前1万年』という作品を観ました。
劇場での予告編を観て、その映像に「これはちょっと面白そうだぞ!」と思って、これは観に行こうと決意。
すると、運良く試写会が当たったので、交通費だけで観る事が出来ました。
期待していました。
楽しみでした。
マンモスだ!サーベルタイガーだ!
と、一瞬は胸トキメキました。
しかし、映画自体は・・・・・どうなんでしょう。
このブログに、一応、試写会や劇場で観た映画の感想を書いていますが、いつも以上に、今回はほんと大した感想も出て来ません...。
う~む、これは映画の出来不出来よりも、ストーリー・内容に対する個人的嗜好の問題が大きいかも知れません。
あまりに荒唐無稽で、大味・・・このような映画だと割り切って考えれば、楽しいのかも知れませんが、それでも個人的には乗り切れない映画でした。
好きな人には、たまらない映画なのでしょうけどね、多分。
試写会が当たって良かった、と思いました。
今日は、朝からしんみりとする曲を聴いてしまいました。(汗)
エリック・カルメン
と言えば、すぐに思い浮かぶのが、あの名曲「オール・バイ・マイセルフAll By Myself」でしょう。
私的には、彼が在籍していた1970年代最高のパワーポップ・バンド、ラズベリーズ/RASPBERRIES時代の方が好きですけど。
「オール・バイ・マイセルフ」
この曲が、クラシック作曲家・ラフマニノフの作品のパ○リ?だという知識だけは前から知ってはいたものの、この私、全くクラシック音楽に縁が無い音楽生活だったため、その疑惑?の作品を聴く機会がありませんでした。
だけど、最近になってクラシック音楽を聴き始めたおかげで、やっとそのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」を聴くことが出来ました。
そのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」の、その疑惑?の部分、第2楽章を聴いてみましたが・・・う~む、なるほど!と思わず唸ってしまいました。(苦笑)
彼の作品では「恋にノー・タッチ」も同じ様な疑惑?があるみたいだし、エリック・カルメン、ラフマニノフが大好きなんですね、きっと。(よくわかりませんが...)
しかし、そうだと言って「オール・バイ・マイセルフ」を嫌いになる気はさらさらありません。
やはりこの曲は、めちゃくちゃ良い曲だと思いますし、大好きな曲です。
1976年のヒット曲なので、30年以上昔なんですね。(当然後追いです)
とにかく、この曲、何と言っても、寂しいというより悲しいし、歌詞も切ないです。切ないというか、めちゃ辛い...。
人間、一人って辛いものです。
ネタ元になったラフマニノフの作品が、最高に切ないかつ美しいので、この「オール・バイ・マイセルフ」も悪かろうはずがないです。
その美しい旋律の上に、エリック・カルメンが孤独を歌った歌詞を乗せ、感情入ったボーカルで聴かせるのです。
曲全体を包む美しさ、そして寂寥感・・・とにかく哀愁を感じさせるボーカルが素晴らしいです。
性格的に?バラード曲に関しては、極端に好き嫌いがはっきりしている私ですが、この「オール・バイ・マイセルフ」は、そんなひねくれ者の私でもやはり心に響き渡るものがある曲です。
この記事を書きながら、改めてずっと聴いていましたが、やはり心に染み渡ります。
聴いていると、だんだん悲しくなってくるのが、ちょっとあれですが...。
名曲だと言い切っても、決して過言では無いと思います♪
毎朝、目覚まし時計代わりに、CDラジカセのタイマー機能を利用し音楽を流して、気持ち良く?起床しています。
その目覚まし時計代わりの音楽。
以前はロック&ポップスでしたが、こうしてクラシック音楽を聴き始めてからは、寝る際のBGMにもなっているので、当然クラシック音楽になっています。
ロックの頃より、心地好く目覚められる...そんな気がするのは気のせい??気のせいでしょうね。(笑)
さて、この記事を書こうという動機になったのが、グリーグ『ペール・ギュント』です。
今朝、その中の「朝の気分」が目覚まし代わりに鳴って、清々しい気分で起床したからです。単純な男です。(笑)
聴いたCDは以下のものです。
グリーグ 「ペール・ギュント」 ネーメ・ヤルヴィ指揮/エーテボリ管弦楽団
クラシック音楽素人のこの私でも、この「ペール・ギュント」という作品は知っていました。まぁ、楽曲をすべて知っているわけではなく、第1組曲/第1曲「朝の気分」という作品だけしか知らないのですが・・・。これは、恐らく誰もが何かのきっかけで1度は、あの有名な旋律を聴いた事があると思います。
その「朝の気分」だけは、それほど有名(多分)だからでしょうが、何故か聴いて知っていました。
グリーグという作曲家の名前は、ずっとグリークだと思って覚えていたというのに・・・バカな男です。(苦笑)
ずっと前に、図書館で見つけたので借りて聴いてみた「ペール・ギュント」ですが、これがけっこう良かったというか、見事に自分の琴線に触れた作品となっています。
とにかく第1曲「朝の気分」は良いですね!
こうしてCDでしっかり聴くには初めてですが、その叙情性溢れる旋律に、改めて感動が増しました。
そして今回1番の収穫は、続く第2曲「オーゼの死」でした。聴いた事があってビックリでしたが、実に美しい!
第3曲「アニトラの踊り」そして第4曲「山の魔王の宮殿にて」も、しっかり聴いた事があるフレーズがあり、初めて聴くという感覚は薄くて、すんなり作品に入り込めました。
本当、いったい、どこで聞いたのでしょう?音楽の授業かな?いや、そんなはずはない!(と変に断言)
それに対し、第2組曲の方は全く聴いた事がありませんでした。(決して悪くはなかったです)
ふと思えば、子供の頃、夏休みの朝のラジオ体操の時間に、集合場所の公園で流れていたのが、この「朝の気分」だった気が。
だから、こうしてずっと心に残っていたのでしょうか。
謎が解けた気がします。(大げさな)
朝の目覚めに聴く、ペール・ギュント」組曲、その中の「朝の気分」・・・実に心地好い目覚めを誘います。
ただ、心地好すぎて、もう一度気持ち良く眠りに落ちそうになりますけど。
春眠、暁を覚えず...
この作品、朝の目覚まし代わりには優しすぎる。
今回、それを言いたかった私。
眠い、眠い。(苦笑)
随分と久しぶりのクラシック音楽を聴いた感想記事です。
以前はヴァイオリン恐怖症?だった私でしたが、今ではすっかりその音色の虜になっている・・・世の中、何が起こるかわからないものです。
なせば成る、でしょうか。(笑)
それでも、どことなく孤高?な感じがするヴァイオリン・ソナタよりも、やはりオーケストラが絡む協奏曲だろう!と思い、廉価盤で見つけたチャイコフスキー&メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」を聴いてみたら、これがまあ、共に作品内に聴いた事がある旋律があったからか、自分でも意外なぐらい見事にハマってしまいました。
そのため、今年になって、主にヴァイオリン協奏曲を率先して聴いています。
ちょっと前までは、ピアノ協奏曲だったのに・・・移り気野郎。(苦笑)
さて。
上記の流れからしたら、記事を書く順番的には、最初に聴いたチャイコフスキーかメンデルスゾーンの協奏曲なんでしょうが、最近聴いたブラームス「ヴァイオリン協奏曲」について、忘れない内に書きたいと思います。
実のところ、聴き比べる為に、CDショップでチャイコフスキーorメンデルスゾーンのCDを探していたものの、手頃な廉価盤が見つからなかったので断念し、その代わりに廉価盤でブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」を見つけたので購入した・・・というのが真相ですが。(苦笑)
全く聴いた事がないのに、購入したその決め手は、古今のヴァイオリン協奏曲の中でも有名な作品だということ、以前ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ」で感銘を受けたオイストラフ(ヴァイオリン)&祖父に似ているので好きなクレンペラー(指揮)の組み合わせだったからです。
この組み合わせ、リマスターされたCD(←ジャケ写真のやつ)もあったのですけど、入門には安くてもいいかと思い1000円を切った輸入盤の廉価盤を購入です。
オイストラフ(ヴァイオリン) クレンペラー指揮/フランス国立放送管弦楽団
感想ですが、実は・・・この作品、最初は全くピンとこなかったのですよ。恥ずかしながら。(汗)
今まで聴いてきたクラシック作品は、けっこう「あっ、これは聴いた事がある!」という旋律がありましたし、先に聴いたチャイコフスキーとメンデルスゾーンの作品もそれがありました。
しかし、このブラームスの作品にはそれが無かったし、第1楽章が長いのもあって、聴いていて正直退屈な気持ちさえ覚えました。
でも。
それでも何とか繰り返し聴いている内に、その良さがボディーブローのように効いてきたのですよね!
相変わらず、この私には演奏の技量うんぬんはわかりませんが、オイストラフのヴァイオリンは、聴いていてその音色に力強さを感じて、ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ」を聴いた時のように、その音色が好きになってきました。
そう何枚も買うわけじゃないし、ケチらないで、少しは音が良い(だろう)リマスター盤を買えば良かったなぁ、とちょっと後悔です。
(でも、近々最新リマスターで再発されるらしいので、それを買うかな)
第1楽章は、じっくり聴かせるヴァイオリン&オーケストラが重厚に響き絡み合い、長さを感じなくなるほど楽しめるようになりました。
冒頭のオーボエのメロディからとても美しい第2楽章。心和みます。
そして、軽快で弾むようなヴァイオリンが印象的な第3楽章。
特に、個人的には第3楽章が気に入っています。このような軽快で心弾ませる曲調が、きっと性に合っているのでしょう。
何はともあれ、今回のブラームス「ヴァイオリン協奏曲」も、十二分に楽しめた、好きになった作品となりました。
満足、満足。
また暖かくなって、太陽の陽射しがとても気持ち良く、絶好の行楽日和に。
出かけられる人達は、あちこち行っているんだろうな。楽しいだろうなぁ。
羨ましいなぁ。
そう思うと、腹が立って来る私であった。(って、おいおい)
さすがに春らしくなって、庭に植えてある「ツツジ」が咲き始めました。
いくつか種類が違うものがあり、まだ咲いていないのが多いのだけど、早くも満開に咲いている「ツツジ」も!(写真)
この鮮やかなピンク色が、個人的にたまらなく好き!!
心にキュン、ときますねぇ。
いやほんと、キレイ!
この色に吸い込まれてしまいそう!
でも。
遠い昔・・・「つつじ」の花を覗き込んでいたら、その中にいたミツバチに鼻の頭を一刺し!!された痛い思い出がある私。
見ていると、痛い思いが浮かび上がってきます。(汗)
たまには、庭に出て、花などをじっくり観察するのも良いものだ、と思った次第です。
4月も、もう13日になりましたか。
桜もすっかり「葉桜」になってしまって、何となく心寂しいです。(ちょっとセンチメンタル...)
ふと気づけば、毎月のように、ポール・マッカートニーの好きな曲を記事にしていますが、こうした音楽記事UPの場合、記事にするようなネタが無いと思って下さい・・・。(苦笑)
「男はとっても寂しいもの/Man We Was Lonely」
ポールがソロになって出した、1970年のファースト・アルバム『McCARTNEY』に収録されている、実に愛らしい1曲です。
確かに“言い得て妙”な邦題タイトル!!って、単に私が寂しがり屋なだけでしょうか?(苦笑)
アルバム自体が、ほぼ宅録で手造り感溢れている、前知識なく聴くと「何これ?!」と思ってしまうだろう、あの“ビートルズ”の音楽を作って来たポール・マッカートニーが作ったとは思えないアルバムです。
確かにお遊び的な作品も収録されていますが、その中には、それでもやはりポールらしい光り輝く楽曲「恋することのもどかしさ」や「ジャンク」「エヴリナイト」らがあり、そしてこの「男はとっても寂しいもの」は、個人的にそのアルバムで1、2を争う大好きな曲なのです。
実にシンプル・素朴で、とても愛らしい雰囲気が全編に漂っています!甘ったるいポール全開!って感じの曲で、いやいや本当たまりません。
その甘ったるさも、曲もアレンジもシンプルな分だけ、過剰(嫌み)じゃないのが好きな一因ですね。
まぁ、それが軟弱だ!と、ロック好きな方々から、ポールが叩かれる理由でもあるのですが、私は好きです、ハイ。
いいじゃないですか、甘くたって。
ポールが弾く、主張しているベース&印象的なギター、そして決して上手くないリンダさんのコーラスが実に良いです。
イントロのギターが聴こえてきただけで、気持ちを明るくワクワクさせてくれる、一度聴くと、忘れられない印象を残す魅力的な曲です。
しかし・・・「桜」が散った後って、心が何か無性に寂しくなりますよね...。(私だけ?)
暖かくなって来て、やはりニコニコです。
本格的な春、バンザイ!です。(笑)
なので、季節柄、花見の記事かと思いきや・・・観た映画(DVD)の感想です。
それで、観た映画が
『遠すぎた橋』
またも戦争映画かよ!という声が聞こえて来そうです。(苦笑)
久しぶりに、DVDで映画『遠すぎた橋』を観たわけですが・・・よーく考えたら、買った時にチャプター進めながらチラチラ観ただけで、まともに全篇観てなかった状態だったのに気づきました。
安かったのでDVD買ったのはいいけど、この「遠すぎた橋」がそんなに好きな映画じゃなかったのもあります。
昔、TVで放映された時、2度ほど観て以来。
もう20年ぐらいはなるんじゃないかなぁ。
1944年の欧州戦線での、「マーケット・ガーデン作戦」を描いた作品。それも結果連合軍側の負けという、それを描いた珍しい映画です。
出ているのは、ショーン・コネリーを筆頭に、ジーン・ハックマン、アンソニー・ホプキンス、ジェームズ・カーン、ライアン・オニール、マイケル・ケイン、そしてロバート・レッドフォード(あまり出ないが)etc・・・と凄い俳優ばかり。 監督はリチャード・アッテンボローです。
そんなに映画好きでもない私でも知っている名前のオンパレード!の映画なのです、これ。
映像は迫力あり、戦闘シーンは見ごたえあります!
でも・・・どうにも、しっくり来ません。
戦争映画にワクワク感を求めたらいけないのだろうけど、そのワクワク感がないのです。
これは、昔観た時もそう思ったので、それがマイナス点なんでしょうね、きっと。
後、176分=約3時間という長尺・・・これが、けっこうしんどいものが。
見ていて、中だるみ感ありますからねぇ、やっぱり。
個人的には、戦争映画としても、映画としても、決して傑作とは言えない作品です。
決定的に何かが足りないのですよ・・・。
でもまあ、戦争映画好きなら、観ておきたい映画ではあると思います。
ロバート・レッドフォードは軍服がイマイチ似合わないですね。
さて。
一時期ハマっていたけど、ちょっと縁遠くなっていた佐藤賢一の作品を読みたくなって、久しぶりに書店で購入。
と言うか、興味を惹かれる作品を見つけてしまったのです。
「二人のガスコン」 全3巻 佐藤賢一 著 講談社文庫
何せ、登場人物があのダルタニャン!!そう、あの「三銃士」で有名なダルタニャンなのです。
自分の小説界のアイドル、ヒーローなのだ!!(子供か)
そして、作品のタイトルからわかるように、もう一人はシラノ・ドゥ・ベルジュラック!(こちらは名前しか知らなかったが...)
17世紀のフランスを舞台に、この2人が絡んで活躍する冒険活劇小説とあれば、これは読まなければと思ったわけで。
相変わらず、その発想の素晴らしさには脱帽!!
全3巻の長編小説だけど、けっこう楽しかったのもあって、読んでいて全く長くは感じませんでした。
以前読んだ「傭兵ピエール」並みに、これにはハマったと言えるかも知れない。
最初がモタモタした感がなきにしもあらずだけど、色んな出来事が絡み合いながら、テンポ良く進んで行くので、読んでいてワクワクドキドキ。
毎回の事ながら、出て来る人物の名前等には閉口しましたが。(苦笑)
「二人のガスコン」・・・これ、けっこう良かった。自分の中では高評価です。
作家・佐藤賢一を改めて見直した、そんな気持ち。(えらそーだけど)
やっぱ、ダルタニャンが活躍するのだから、面白くないはずがない。(笑)
今日はエイプリル・フール!
皆さん、罪の無いウソをつきましたか?(悪意あるウソはいけません!)
さて今回は、今日がエイプリル・フールだからと言って、決してウソじゃない、好きな曲について書きたいと思います。(笑)
10代の頃、FMの洋楽番組を聴いていて流れて来た、
ストレイ・キャッツ/STRAY CATSの「涙のラナウェイ・ボーイ」
を聴いた時は、とにかくサウンドのそのカッコ良さに興奮!一発で好きになりました!
そのデビューアルバム(↑)は、大半の曲がゴキゲンな曲で、ほぼ捨て曲無しの、今でも愛聴盤になっています。
ロカビリーや50年代ロックンロールに根ざしたサウンドは、当時“ネオロカビリー”と言われて盛り上がりをみせ、私の耳には斬新に聴こえました。
ただ、2ndアルバムの思い出は殆どありません。(好きな曲がほとんど無い...)
そして、私の中で再び盛り上がったのが3枚目のアルバムでした。
その中の「セクシー&セヴンティーン」を聴いた時には、「涙のラナウェイ・ボーイ」の時に味わったような、気持ちの高揚を覚え、めちゃくちゃ興奮しました!
それから解散したこともあって、ちょっとばかり熱が冷めてしまい、ストレイ・キャッツをしばらく聴く事がなかったけど、1989年になって再結成して発表したアルバム『ブラスト・オフ/BLAST OFF』を聴いて燃える心復活!
往年のストレイ・キャッツのサウンドが聴けて、やはりカッコ良かったです!
それ以来、オリジナルアルバムを出すも、イマイチパッとせず、かつバンドがまた解散したりして、また熱心に聴く事は無くなりました。
でも決して嫌いになったわけではなく、いくつかの楽曲は頻繁に聴いていますし、バンドのフロントマン、ブライアン・セッツァーのソロまで追いかけるようになっています。
それほど、私にとってストレイ・キャッツの影響は大きいものがあると言えるでしょう。
その出会いを与えてくれたのが、「涙のラナウェイ・ボーイ」なのです。
「涙のラナウェイ・ボーイ」・・・一度聴いたら、忘れられない、本当にゴキゲンな曲です。
ウッドベースの低音がスンズン+スネアドラムのバシバシ叩くリズムが響く中、印象的なギターが入って来て鳴り響き、若くて張りのあるブライアン・セッツァーのボーカルが若々しく聴こえて来ます!
実にカッコいい!!
この成功は、この曲(アルバム)をプロデュースした、英国の“ロックン・ロール野郎”デイヴ・エドモンズの的確なプロデュースのおかげだと思います。
(現にプロデュースしなかった2ndは個人的にパッとせず、3rdや『ブラスト・オフ』ではまたデイヴ・エドモンズがプロデュースして、ゴキゲンになりましたからねぇ!)
ストレイ・キャッツは3人組ですが、とにかく、ブライアン・セッツァーがカッコいい!!
グレッチのギターを弾きまくる姿は、とてもセクシーでカッコよく、最高です!
ボーカルも、ギターも巧いし!
10数年前?に、友人とブライアン・セッツァーのライヴを観に行った事がありますが、ステージ上はブライアンのみ、そのギター1本で約1時間というセットリストの短さに、えっ!もう終わりなん?と呆気にとられた思い出が・・・それはそれで良かったのですけどね。
ライヴ以上に、開演前の会場のロビーが、観に来た皮ジャン&リーゼントといった強面のお兄さん方々が吸う煙草の煙で真っ白だった!!のが、いやほんと、もの凄く印象深かったです。(笑)
そのブライアン・セッツァーも、さすがに50歳近くなったためか、少々肉付きが良くなり、デビュー当時の美男子的な美しさは遠い昔になりました。(笑)
しかし、加齢と共に、そのボーカルは渋く円熟を増し、ギターも全く衰えがなく、いっそうその冴えを見せています。
何と言っても、独りになっても、現在ブライアン・セッツァー・オーケストラ名義で、ストレイ・キャッツ時代を上回る大ヒットを連発しているのが凄い!と思います。
ロックン・ロール好きなら、間違いなく憧れてしまう男ですね!