10月も今日で終わりですね。
秋も晩秋へと向かいます・・・寒くなるの嫌だなぁ
「読書の秋」
なので、前に購入していたままで、読んでいなかった文庫本をやっと読みました
「薄妃の恋」 仁木英之 著 新潮文庫
以前読んでけっこう面白かった、記事にも書いたファンタジー小説「僕僕先生」の続編です
文庫本の裏表紙に書かれてある、今回のあらすじは以下のよう...
あれから5年目の春、ついに先生が帰ってきた!生意気に可愛く達観しちゃった僕僕と、若気の至りを絶賛続行中の王弁くんが、波乱万丈な二人旅へ再出発。
さっそく道中の漉水のほとりで、男女の熱愛現場に遭遇した一行。
しかしそれは、人間の男と、すでにこの世のものでなくなった女との、悲しい恋の目撃だった。
新しい旅の仲間も増えて、ますます絶好調の僕僕シリーズ第二弾!
けっこう楽しく読めました
今作は、6編の短編による連作形式?で、その分、前作の「僕僕先生」よりもストーリー展開がわかりやすく、かつ読みやすくて良かったです。
また、色んなキャラクターも登場して、物語に入り込みやすかったのも良かったですね。
まぁ、相変わらず、僕僕先生と王弁の関係というか、お互いの立ち位置が微妙?で、その点がどうもスカッとしないのですが・・・。
続編って、面白みに欠けてけっこうガッカリする場合が多いのですが、今回の「薄妃の恋」に関しては、個人的には前作よりも面白く楽しく読めました
ウィーザー/weezerのニュー・アルバム(国内盤)がやっと出ました。
そして、悩んだ末に、ついつい買ってしまいました。
思えば、「もうダメかな・・・」と、前々作を聴いた時に思ったのもあって、意を決して前作を買わなかった事を、CDを買った後で気づいた私。
あぁ、早まったかな・・・と、それを考えたら、ちょっと後悔の念が。(汗)
でも、今回、ラジオで聴いたリード・シングルの「Memories」が、えらく耳に残ったのですよ。
それが、ウィーザーとしたら久しぶりの好感触だったので、アルバムを聴いてみたくなって、購入したわけです。
アルバムタイトルは『HURLEY』!
聴きました。
残念ながら、やっぱりというか、私が比較出来る対象の前々作のアルバム同様に、またしてもガッカリしました・・・。
もちろんウィーザーらしさを感じるものの、でも何かインパクトに欠ける出来です。全曲、うまくまとまっていて聴きやすいものの、各楽曲に心にひっかかる突出したモノがなく、魅力に欠けているのです。
だから、アルバム全体が無難にまとまっているというか、ほぼ平坦に聴こえてしまいます。
レーベル移籍したので、思い切って、もっと冒険して欲しかった!
「Memories」の途中で、リヴァースが叫んでいるのを聴いた時は、「わぁ!」と思ったのだけどなぁ...。(涙)
あっ、あくまでも個人的な感想なので、あしからず。
そんな感想のアルバムなので、今回も特にハマるような楽曲は無かったです。強いて言えば、「Memories」と「Where’s My Sex?」「Hang On」、ボーナストラックの「Represent」ぐらいかな。
このウィーザーの『HURLEY』・・・一度聴いただけで聴くのはもういいかな、と思ってしまいました。
残念です。
やはり、私、もうウィーザーから卒業しなければいけないのでしょうね、きっと。(涙)
日曜日。
今朝からまとまった雨でしたが、昼過ぎになって降ったり止んだりの状態になっています。
天気予報を見ていたら・・・今週は火曜日辺りから急激に寒くなるとかで、それを思うと今から嫌になります...。(涙)
さて。
このところ、写真に頼ったブログ記事が続いているので、ちょっと反省?している私です。(笑)
今回は、久しぶりのDVD鑑賞記事です。1ケ月ぶりかな?観たのは、映画『シン・レッド・ライン』です。
また、戦争映画かぃ!(苦笑)
昔、レンタルで借りて観た記憶がある映画で、DVDを店で見つけて、懐かしくなってついつい購入してしまった作品です。
映画の舞台は、太平洋戦争時のガダルカナル島。
その日米の最前線で戦う、米陸軍兵士達の、様々な人間模様が描かれています。
監督は、テレンス・マリック。映画界では有名だそうですが、この作品しか観た事がないです・・・。
主演というか主役は、やはりジム・カヴィーゼルでしょうか。監督同様、この俳優さんもよく知らない・・・。
これまた主役とも言えるショーン・ペンが、存在感のある演技で、さすがに“らしい”雰囲気を出しています。
軍人の権化のようなトール中佐を演じる、ニック・ノルティも、けっこう印象に残ります。
後・・・観ていて、ふと「この俳優、ジョージ・クルーニーに似ているなぁ~」と思っていたら、DVDのパッケージを観たら名前がありました。
ジョン・トラボルタなんかもちょっと出ていたりします。(苦笑)
この映画『シン・レッド・ライン』の感想を一言で言えば、長い!171分の長尺ですが、その時間以上に長く感じてしまいます。
ほんと、とにかく長い・・・どこか冗長でダルく感じてしまうという、ちょっと残念な作品です。
思えば、レンタルで観た時も、同じ様な思いをしたのを覚えています。(学習能力が無い男...)
映像は見事なまでにキレイです。特に“静”の場面は、本当に美しいです。
ただ、普通に映画を楽しみたい、ごくごく平均的な映画好きの私には、とっつきにくいというか、監督が表現するこの作品の世界を理解するのは難解すぎます・・・。
どこか芸術作品のような雰囲気。そんな映像が醸し出す独特の雰囲気が、この私には馴染めませんでしたね。
戦争映画でありながら、映像に戦争という[狂気]を感じない、そのためどこか戦争映画ではない・・・そんな映画『シン・レッド・ライン』でした。
上手く文章に出来なくて、何か中途半端で意味不明な文章になってしまったなぁ...。(汗)
週末になりました。
我が家には、甥っ子達が泊まりに来ていています。
甥っ子達の兄弟喧嘩や、何かと騒がしい行動に対して、いちいち声を荒げて怒鳴りまくる我が父親がうるさくて、その方が非常にうっとうしい...。
なので、部屋に引きこもった私。
こうしてブログに向かいましたが・・・ブログネタがないので、また写真に頼って、記事更新です。(苦笑)
先日、庭で見つけた...
蟷螂/カマキリ!
市街地に住んでいても、庭があるおかげか、こうして年に一度は見かけるカマキリ。
妙に嬉しい気分になりますね。
デジカメを近づけても、逃げようとしないのもいい。(笑)
もう1枚!
どこに居るのかわからない?(笑)
カマキリに限らず、他の昆虫類もそうなのですが・・・子供の頃は、平気で捕まえていたのに、この歳になって分別がついた?からか、捕まえるのに躊躇してしまうようになりました。
生き物だから捕まえるのが可哀想だから・・・ではなく、ただ単に、捕まえる(触る)のが怖くなったからです、ハイ。
あー情けない!(苦笑)
カマキリは見たけれど、今年はバッタ類を見なかったな・・・ちょっと寂しいです。
先日。
我が家に、従妹(夫婦)が挨拶にやって来ました。
普段ギスギスしている我が家の雰囲気(どんな家だよ)・・・も、従妹の春に生まれた子供の顔見せもあり、久しぶりに我が家は和やかな雰囲気でした。
赤ちゃんの存在は凄いな、と思いましたね。確かに可愛いです。女の子だから尚更~小さいながらも、もう女の子らしく見えます。(笑)
そんな従妹、「子育てって、昼も夜もないから大変・・・」とこぼしていましたが、それを聞いて私の脳裏に浮かんだ曲がありました。
「デイタイム・ナイトタイム・サファリング/Daytime Nightime Suffering」
ポール・マッカートニー率いるウイングスの曲です。
こうしてネタが出来て、さっそく記事にしている私です。(笑)
1979年発表の、シングル「グッドナイト・トゥナイト」のB面曲。
しかしながら、B面曲にしておくにはもったいないぐらいの曲で、なかなかチャーミングで素敵な曲です。
A面はこっちに、という話もあったらしいですから。ポール自身も好きらしいし。(私は「グッドナイト・トゥナイト」も好きだけど)
そのポール王道のポップさが、ロック色の強いアルバム『BACK TO THE EGG』の雰囲気に合わないので、ディスコ調でリズム重視の「グッドナイト・トゥナイト」と共にシングル用に回されたのでしょうが、アルバム収録曲を含めて、楽曲の出来としては、1、2を争うのではないでしょうかね。
個人的には、What does she get for all the love she gave you~♪と、出だしをポールに歌われただけで、掴みはOK!この曲に惹き込まれてしまいます。実にポップで、聴いているとスッと耳に入って来る、全く嫌味のない、ついつい口ずさみたくなってしまうような、覚えやすくて親しみを持ってしまう曲。
バンドメンバーによるコーラスも、これがまた心地好い。そして、終わり方も秀逸。けっこう気に入っています。
多少、ポールの声が擦れ気味?なのが気になるけど・・・。(アルバム全体に言える事だけど)
今回、この曲を思い出すきっかけになった歌詞は・・・ポールの曲だから、大して意味がない(と思う)のでご愛嬌。(笑)
でも、メロディにフィットするような歌詞をはめるポールらしく、その歌詞(日本人には“英語”と言うべきか)の響きはバッチリ合っていてGood!です。
でも、歌詞の一部、従妹の言葉とリンクするような、
君に捧げた想いと引き換えに彼女は何を手にするの
ほら 後悔し始めている だって 彼女は昼も夜も苦しんでばかり
という歌詞には、昔のある時期、引っ掛かるものがありましたねぇ・・・。(苦笑)
こうして記事を書きながら、改めて「デイタイム・ナイトタイム・サファリング」を聴くと、やはりウイングス時代のポールは、何やかんや言われても、ウイングス解散後ソロになってから、少なくとも1980年代よりも魅力的で輝いていたなぁ!と思います。
ウイングスは、ポールのワンマンバンド、ポール&リンダとその他伴奏者達・・・等と、批判的な事を言われていても、楽曲にはその端々にウイングスらしい!一世を風靡したバンドの個性が充分に感じられます。
掛け値なしに、素敵な曲だと思います。
アルバム『バック・トゥ・ジ・エッグ』のボーナストラックとして収録されています。
あ、確か、もう東芝EMIからは販売終了なので?中古CDしか手に入らない状態ですね・・・。(涙)
腹立っています!!
私・・・昔から、中国って好きなんですよ。
正確に言えば、中国という国の歴史が好きだと言うべきか。
中学生の頃は、NHKラジオの中国語講座を聞いて勉強したほど・・・まっ、すぐに挫折したけど。(苦笑)
海外旅行なんてとんでもない!と思っている男なので、間違いなく中国へ行く機会は無いと思うけど、一度は万里の長城へ行ってみたいとは思うし。
でも、やっぱり...
ムカつく!がっぺムカつく!!(江頭2:50風に)
この私、決してタカ派ではないけど、こうも立て続けに日本に対して恥辱的な態度・行動をとられたら、イライラ&ムカッとしてしまう。
愛国心うんぬんは関係なく、普通の日本人の感覚としては、きっとみんなそうだと思うけど。
でも、そう思わない日本人(特に若者)も多そうな気がして恐ろしい・・・。
しかし。
この暴挙に対する日本政府の弱腰うんぬんよりも、日本をナメきった中国の高圧的で横暴な態度にムカつく!!
こうなったら、日本も・・・・・。(以下過激な主張になるので自粛します)
北朝鮮の脅威もそうだが、いざ有事となった時、同盟国・米国が絶対に護ってくれるという保障は無いのだし、日本も何かしら考えないといけないと思いますね。
しかし中国・・・広いよなぁ。(何のこっちゃ)
いや・・・今朝は冷え込みました。
ニュースで言っていたけど、この秋一番の冷え込みだったとか・・・。
だんだんと嫌な季節が近づいて来ています
でも、日中は晴れ間が広がって、この時期らしい、実に過ごしやすい天気でした
そんな中...庭の花にたたずんでいる、カラスアゲハを発見
近づいて見ていたら、すぐにどこかへ飛んで行くと思ったものの、気に入ったのか?なかなか離れず。
顔を30センチぐらいまで接近させても逃げません。
なので、急いで部屋に携帯電話を取りに戻って、接近して、携帯カメラでパシャ
携帯のカメラじゃなく、デジカメで撮れば良かった、とちょっと後悔・・・。
おまけに下手クソだから、カラスアゲハの全体が写ってなく、ちょっと切れているし
さすがに、シャッター音にビックリしたのか、すぐに飛び立って行きました。
子供の頃は、虫捕り網を片手に、虫かごを首から提げて、よく採っていたなぁ~と、懐かしい昔を思い出しました。
あっ、昔からそう呼んでいたので、写真の蝶=カラスアゲハという名前かどうかはわかりません。
あしからず。
・・・って、それぐらい調べろよ!って話しですよねぇ
読書の秋
ということで?書店に入ったが最後、またしても5冊ほど衝動買いしてしまいました。いずれも文庫本ですけど
これで、部屋には未読のまま積み重なっている文庫本が、またまた増えてしまいました・・・。(はよ読めよ!)
今回も、書店の推薦コーナーのくどき文句に負けて(つられて)買ってしまいました。最近、絶対に読みたいと思う本以外は、このパターンが多いです。
上手く、店側(出版社)の策略に嵌められている私・・・
その中から、まず読んだのは...
「阪急電車」 有川浩 著 幻冬舎文庫
何故なら、一番読みやすそうだったからです。(おいおい)
文庫本の裏表紙に書かれてある、あらすじを以下に書きます。
“隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった・・・。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車-人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説”
・・・・・と、いやぁ、正に、その通りの内容の小説でした
各駅(計8駅+往復だから16駅分)ごとの物語になっていて、その点においては短くて読みやすいですし、実に平易な文章なので、読むのに疲れません。
その登場人物が、小説全体に多少なりとも絡み合って、物語が進んでいくのが、う~んなるほど!と思ってしまいました。
読みやすいのもあって、1日で読み終えました。
読み終えた後、えらく心地好いです。
深い余韻というものは感じませんでしたが、充分に楽しみ・満足した小説でした。
以前読んだ『告白』のように、満足したものの後味が思い切り悪い、すっきりとしない小説よりも、個人的にはやはりこんな後味の良い小説が合っています
今回は、書店の推薦文に感謝の一冊でした
帯に書いてありましたが、この「阪急電車」、映画化されて来年公開されるみたいですねぇ
まあ、観ることは無いでしょう。(苦笑)
一時期のクラシック音楽熱は、今いずこ?
という感じで・・・最近は、好きな洋楽のアーティスト&バンドのニュー・アルバムが、けっこうリリースされたりで、洋楽を聴く機会が多くなっています。
で、隅に追いやられた?クラシック音楽。
それでも毎日何かしら聴いてはいるけど、さっぱり新しくCDを購入しなくなった・・・そんな状況です。
ブログ記事を読めばわかるように、コレクター癖と言うか、ベートーヴェン「第9」のCDを揃えるのが楽しみだったのですが、これも50枚に達したのでホッとした?のか、これも購入するのが途絶えてしまいました。
そんな状況でしたが、約2ヶ月ぶりにクラシックのCDを、それも「第9」のCDを購入しました。
通算51枚目です!(違いもわからないのに、ほんとバカだなぁ・・・)
カール・ベーム指揮/ウィーン・フィル (1980年録音)
たまたま入った店で安く売っていたので、購入しました。
購入する際に、前に聴いた同じ組み合わせの演奏(1970年)が、どうもイマイチ好みの演奏じゃなかったのが脳裏に浮かびましたが、とりあえず聴いてみようと思いました。
で、聴いてみました。
・・・・・。
第1楽章から、このとんでもなく緩いテンポは何?!
思わず、唖然としてしまいました。
う~ん・・・これは、さすがに馴染めませんでした。前回の1970年録音の作品以上に、聴くのに違和感がありました。
とにかくテンポが遅い。遅すぎます!
これまで聴いてきた「第9」のテンポが身体に染み付いているため、聴いていて遅すぎてつんのめってしまう、そのような感覚になってしまい、聴きづらかったです。(汗)
51枚目の「第9」・・・個人的には、残念なものになってしまいました。
決して悪くはないと思いますが、「第9」に劇的な展開を求める私には、余りに物足りないというか、拍子抜けしてしまった演奏でした...。
いやぁ、ここまでゆっくり指揮・演奏されたら、逆に天晴れ!って感じですけどね。(笑)