5月も終わり。
だんだんと暑くなって来ました。嬉しいような悲しいような、ちょっと複雑な気分です。(夏好きですけど)
思い出のアーティストを語るシリーズ。今回は、ブロンディ/BLONDIEです。
(芸能人・音楽家で)私が好きになった女性というのは、キャンディーズのランちゃんが最初でした。ブロマイドまで持っていましたからね~。(恥ずかしい)
それから、いきなり洋モノに目覚めて、外人の歌手であるデビー(デボラ)・ハリーに変わってしまった、変な10代の子供だった私です。
その頃、洋楽に目覚めて、熱中していたのも要因の1つなんですけど、いや、ほんと、何故にいきなり・・・と、我ながらつくづく思います。(笑)
実は、さっきまで、ブロンディのPV集を観ていました。
う~ん・・・やっぱり、たまりませんね!
洋楽の女性アーティストを見て、今もなお観ていてドキドキするのは、この女性だけです。変でしょう?(笑)
あの当時、好きだった洋楽の女性アーティストは、デビー・ハリーのブロンディの他にクリッシー・ハインド(プリテンダーズ)、パット・ベネターでしたが、容姿的にはデビーが一番でした。
シンデレラ・ガールと言われた、シーナ・イーストンが出てきても、全く興味を示さず、ブロンディと入れ替わるように出てきた、今やビッグネームになったあのマドンナも、女性的には興味が持てず、今もなお、私の中ではどう見てもデビーの足元にも及びません。
それほど好きでしたねぇ。(しみじみ)
とにかく10代の頃、私のハートを奪い取ったのはデビー・ハリー!
この人が大好きでした。!その当時すでに30歳を越えていた彼女に、心打ち抜かれてもう虜になってしまいました。
この年増好み!!と言う無かれ。(笑)
決して美人じゃないです。それは認めます。
でも好きでした。子供心に、大人の女性、色気を感じさせてくれました。
当時は、今と違って映像など滅多に見ることが出来なかったので、音楽雑誌に載っている写真を見て嬉々としていたのを、しっかりと覚えています。(笑)
そんな中、初めて聴いたブロンディの曲は「サンデー・ガール」、そして動いている映像を見たのは、恐らく「ハート・オブ・グラス」のPVだったと記憶しています。
もう感激ですよ!ビデオデッキなどない時代のこと、兄と2人でTV画面に釘付けだったです!(当時兄も好きだったので)
憧れのデビーは、その顔アップが多く、もちろん印象的でした。
それから十数年経ってDVDを買い、「ハート・オブ・グラス」のPVを観たら「やっぱり良い!」・・・感動しました。
曲もPVも、「ハート・オブ・グラス」大好きなんですよ!
1970年代終わり~80年代前半に人気のピークに達したブロンディ。
初期のパンキッシュな楽曲よりも、ディスコブームに乗っかって作られた?「ハート・オブ・グラス」以降の、シンセの音もキラキラしているサウンドが、個人的には好きです。
基本的に、ヒットを連発していた頃のブロンディの楽曲は、大衆を意識したサウンドで、非常に覚えやすくノリノリであり、当時も今も大好きで、聴けばハイテンションになれます!
「ハート・オブ・グラス」「サンデー・ガール」の他にも、「ドリーミン」や、「コール・ミー」と言った大好きな楽曲が目白押しです。
上に挙げた楽曲は、本当に、嫌ってほど聴きましたし、今もなおよく聴いています。
ちなみに、好きな曲を5曲挙げると...
「ハート・オブ・グラス」
「ドリーミン」
「サンデー・ガール」
「コール・ミー」
「デニスに夢中」
といった感じでしょうか。
その他にも、「銀河のアトミック」「ハンギング・オン・ザ・テレフォン」等、好きな曲、本当に多くあります。
ただ有名どころでは、「夢見るNo.1」や「ラプチュアー」は、イマイチ好きではありませんが。(汗)
デビー・ハリーを見ていると、ブロンディの音楽を聴いていると、好きだったのは決して間違っていなかった!と思います。
本当、デビーの声は最高ですよ!あの歌声には、いつでもノックアウトされてしまいます。
愛している!って言っても過言じゃないですね。
ただ、この頃のデビーは、ですけどね。今はもうオバサンだし・・・。(苦笑)
ブロンディ・・・というか、デビー・ハリー、決して忘れられません。
今日も暑い一日になりました。
近所の小学校は運動会だったらしく、午前中から幾度となく歓声が聞こえてきました。
しかし、暑かっただろーなぁ・・・。
さて。
私はそれほど映画好きってわけじゃありませんが、とても寂しく思ったのが
ポール・ニューマン、引退!
のニュースです。
最近は、ほとんど映画に出演していなかったみたい?なので、まぁあれなんですけど、個人的にけっこう思い入れがある俳優さんですので、残念です。
映画好きの兄が、昔ポール・ニューマンのファンだったおかげで、よく一緒に映画を観ていました。
特に「ハスラー」「暴力脱獄」そして「スティング」「評決」・・・これらの映画大好きです。
昔はよくTVでも放映されていて、その度に観ていた覚えがあります。
ポール・ニューマンの姿を初めて映画館で観たのは、トム・クルーズと共演した「ハスラー2」でした。
でも・・・あのトム・クルーズのニヤケ顔が印象に残っているだけです。(苦笑)
その後は、「ロード・トゥ・パーディション」・・・こちらも、トム・ハンクスの印象しか残っていません。
ポール・ニューマン引退!という記事を見て、何かショックを受けた私。(大げさ)
そうしたら急に映画「明日に向って撃て!」を観たくなったので、早々に用事を済ませてTVの前に座り、DVDをセットしました。
個人的に、ポール・ニューマン出演の映画で、この西部劇(と言ってもいい?)「明日に向って撃て!」が最も好きな映画です。
好きなんですよね、これ。
嗚呼、ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド!
その名前を聞いただけで、ゾクゾクしてしまう私は、やはり変わり者なのでしょうか。
小学生の頃から、この二人の名前がしっかり刻み込まれています。(笑)
銀行強盗を繰り返し、破滅への道を突き進んで行く、この二人のアウトロー、ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド。
ブッチを演じるポール・ニューマンも当然良いですが、サンダンスを演じるロバート・レッドフォードが、実にクールで良いです!!
(レッドフォードって、あまり好きじゃないのですけど、同じくポール・ニューマンと組んだ「スティング」も良かったですねぇ)
バート・バカラックの音楽が、これがまた良いです。あのポール・ニューマンとキャサリン・ロスの二人が自転車に乗る場面で流れる、B・Jトーマスが歌う、あの有名な「雨にぬれても」が心に響きます。
しかし、この男二人の生き様、切ないです。
そして、追いつめられて、あのラストシーン・・・今でもジーンときてしまいます。
やっぱり、ポール・ニューマン、素晴らしいです。
観ていて惹き込まれます。
いやぁ、良かったです。
しかし、こんな名作のDVDが1490円で買えるなんて、いい時代になりました。
どうも、こんにちは。
映画『アマデウス』を観ました。
たまたまDVDが安売りしていたので、これを機会に!と購入しました。
クラシック音楽に興味が無かったちょっと前の自分なら、決して購入したりしなかったでしょう。
映画公開当時、けっこう話題になったのを覚えています。
しかし、その頃はモーツァルトやクラシック音楽に全く興味が無かったので、全く観ようとも思わなかったです。
そんなわけで、当然のように今まで観たことはありませんでした。
やっと観た映画『アマデウス』ですが、今更ながら面白かったです。
結構長尺だったものの、最後まで飽きずに観れましたし。おかげで、再びモーツァルトの音楽に熱をあげそうです。
それで、です。
映画を観ていて、「これ、聴いたことあるじゃん!!」と、心にキュン!と来てしまった場面が!
『後宮からの誘拐』での合唱シーンです。
慌てて調べてみたら、「太守セリム万歳!」だとか。(本当か自信ないです)
また1つ、作品名がわからない楽曲が判明した喜びが、自分の心に溢れました。(大げさ)
「そっか。モーツァルトの“後宮からの誘拐”か」と思いながら、その音源が欲しくなり、さっそく図書館へと足を運びました。
そしてCDを探してみると・・・おぉ、幸運な事にありました!
カール・ベーム指揮/ドレスデン国立管弦楽団
クラシック音楽素人の自分なんで、いつものようにその良さなどはもちろんわかりませんし、CDを通して聴いても、イマイチ全体像が掴めませんが、でも、所々楽しく聴けて、決して通して聴くのが嫌ではなかったです。
この『後宮からの誘拐』の序曲は知っていました。
シンバルや大太鼓?等が、トルコ風?な雰囲気を醸し出していて、結構好きです。
それで、この作品にわりとすんなり興味を持てて、よし聴こう!と思ったわけです。
そして。
こんな私でも聴いた事(耳にした事)がある楽曲、第3幕フィナーレの「決してお情けは忘れませぬ」の流れから、お目当ての合唱「太守セリム万歳!」に、えらくハマってしまいました。
速攻、携帯音楽プレーヤーへ入れました。只今、けっこうヘビー・ローテーション中です。
聴くと、デンション大盛り上がりです!
現在、色々あって鬱傾向な気持ちも、この曲を聴くと嫌が上でも一時的にスッキリして明るくなります。
2分弱で、これだけ盛り上げてくれるなんて、ほんと素晴らしいです♪
しかし、やはり歌劇って映像を観てなんぼ・・・なんでしょうね。
CDでは、やはりどことなく物足りなさを感じるので、映像で観たくなりました。
早いもので、5月も半分以上が過ぎてしまいました。
親不知の一件も、やっと落ち着いたところです。
さて、唐突ですが・・・。
久しぶりにポール・マッカートニーのウイングス(WINGS)時代のアルバムを、一気に全作品続けて聴いてみました。
いやぁ、充実感がありました。(笑)
それで、ふと思ったのです。
個人的に、ウイングスのアルバムを、ライヴ盤とベスト盤を除いて本当に好きな順に並べてみたらどうなるのだろう?!と。
結果、以下のようになります。
『LONDON TOWN』(1978)
今でも何かのきっかけで引っ張り出し、最もよく聴きます。
アルバム全体のあの派手さのない、地味でくすんだ雰囲気が良いのです。妙に落ち着きます。
楽曲の出来不出来のバラツキがありますが、それでも許せる何かがあります。
リアルタイムで聴いたというのも大きい、かと。
次は『BACK TO THE EGG』(1979)です。
う~ん、正直『LONDON TOWN』とは、甲乙付け難いです。
(LPでの)A面は良いのですが、B面のバラード群が個人的にイマイチなので、その分1枚通して聴くとなると『LONDON TOWN』にちょっと負けるか、という差ですかね。
でも、私にとっての最愛の1曲「Getting Closer」が収録されているので、いや、もうたまりません。
その次は『VENUS AND MARS』(1975)でしょう。
冒頭2曲を聴いたら(特に「Rock Show」)、もう途中で止められなくなります。
楽曲がバラエティに富んでいて飽きさせず楽しいです。
派手さはないけど、よくまとまったアルバムなのが好ポイントです。
その次に来るのは、意外にも『WINGS WILD LIFE』(1971)ですね。
手抜き?というか、作り込まれていないラフさがGOODです!「Mumbo」と「Some People Never Know」という、この両極端の楽曲が個人的にはたまりません。
ほんと、けっこう聴きます。
ポールの全キャリアでの最高傑作とも言われる、よく出来ている『BAND ON THE RUN』(1973)はこの順位です。
確かにタイトル曲や、私のフェイバリット曲とも言える「Jet」など、個々ではよく聴きますが、その他の楽曲は滅多に聴きません。
たまに聴く分にはいいけど、真面目に作られていて個人的にポールらしい遊び心が感じられないので、通して聴くとちょっと疲れます。
ブービーは『SPEED OF SOUND』(1976)でしょうか。
とんでもなく大好きな「Beware My Love」か「Warm And Beautiful」が聴きたくなった時に引っ張り出すぐらい。
でも、たまに聴くと楽曲のバラツキ具合の妙?に、メンバー全員のボーカルが楽しめるので、それはそれで良いですが。(笑)
私にとって、ウイングス時代のアルバムで、最も聴かないのが・・・『RED ROSE SPEEDWAY』(1973)です。
昔も今も好きになれません。個人的には、たま~に1曲目の「Big Barn Bed」とラストの「Medley」を聴くぐらいですかね。
アルバム通して聴くことはなく、CDではボーナストラックで収録されている「The Mess」だけを聴くって事も結構多いアルバムです。
とまあ、こんな感じです。
ポール・マッカートニーが世の中に送り出した全アルバムの中で、愛聴しているアルバムは、圧倒的にウイングス時代の方が多いです。
それは、ビートルズで洋楽に目覚めて、他にも色々と聴き始めた時、ポールがウイングス時代(後期)だったという、そんな思い入れが関係しているからかも知れません。
個人的には、ウイングス時代とそれ以降のソロ作品との間には、微妙な温度差があります。
80年代以降のソロ作品の方はリアルタイムで聴いているけど、嫌いじゃないのだけれども、どこか物足りないのです。
ポールがやっている、その音楽に、何かが欠けているのです。
80年代以降(特に80年代)のポールは、スランプだとか才能が枯渇した、マジックが消えて楽曲に魅力が無くなった・・・とか言われました。
しかし、だからソロ作品が好きじゃないというわけじゃありません。
個人的には、多くのアルバムがバンドスタイルじゃないのがその要因だと思います。
ビートルズ時代もそうですが、ウイングス時代のバンドサウンドの楽しさというか、熱気・情熱が、80年代以降のソロのアルバムからは、一部のアルバムを除いて伝わって来ないのです。
ウイングスが、評論家等から、ポールのワンマンバンド、ポールとそのバックバンド等と揶揄されていても、そこにはまだバンドとしての“音”があったと思います。
バンド的なサウンド。
私、それがたまらなく好きなんですよね、やっぱり。
それを今回、改めて実感しました。
先日。
ずっと憂鬱だった一件が片付きました。
親不知の抜歯!
前々から虫歯になっていて、とりあえず治療して貰った際に、先生から「今度痛くなったら、もう抜歯しかないですよ」と脅されていた、右下の親不知。
それから約2年。
前の時点では半分埋没していたものの、今はきちんと生えてきて?おかげでまたしっかり虫歯箇所が出来て、一部分が欠けたのもあり痛くなり・・・。
仕方ないので、再び病院へ行くと、歯を見るなり、
「ああ、もう抜くしかないですね!」
と、先生から衝撃的な言葉が!!(わかってはいたけど)
以前の時と違って、きちんと生えたので神経を取って治療も可能・・・という選択肢もあります、と言われたものの、「いずれまた虫歯になって、結局は抜歯することになると思いますよ」との説明を受け、「早いうちに抜いていたほうが楽です」との言葉を信じ、抜歯することを決心!しました。
それから、抜歯までの約2週間。もの凄く憂鬱な日々・・・。
なにせ歯医者が大嫌いな私。
痛いというよりも、口の中に色々な器具を入れられる事の方が「オエッ!」と来て、耐えられない人間。ハブラシさえ苦痛なのだから。
おまけに、もの凄く不安・緊張しまくりの、本当にヘタレ野郎だし。(汗)
当日。
覚悟を決めて、いざ歯医者へ。
予約時間の1時間前に、不安症なヘタレな私、あらかじめ不安・緊張を抑えるために抗不安剤を飲みましたよ。
ああ、情けない・・・。
歯医者に到着。
受付を済ませて、待合室で待つこと5分。
クラシック音楽が流れていて、ちょうどメンデルスゾーンの「スコットランド」が流れていました。
普段なら耳を済ませるところだけど、その時の自分は音楽などそっちのけ・・・待っている間にも、頭の中で色々な想像(悪いイメージ)が浮かんでは消え、浮かんでは消え、飲んだ薬が効いているはずなのに、動悸がドキンドキン。
何せ抜歯なんて20数年ぶり!それも、今回は痛いといわれる親不知(それも下のヤツ)なのだから、不安・緊張は最高潮!!
名前を呼ばれて、診療台に座ります。
親不知の抜歯とわかっているので、他に患者さんの予約を入れていないのが、これがまた孤独感を感じて不安に・・・。
先生がやってきて、体調チェックをした後、いよいよ親不知の抜歯開始。
ついに来たー!もう、なるようにしかならない!と思ったら、何かスーと不安が抜けたような気が・・・。(気のせい)
まず麻酔。
これが一番嫌なんで、実は。
あの腫れぼったくなる感じが、気持ち悪くて嫌いなのです。おまけに、今回は麻酔が効きにくいと言われる親不知なので、尚更嫌な予感が・・・。(ネガティブ)
麻酔を打ちながら先生が、気休めで言ってくれたのだろう「抜歯せずに神経を取って治療する方法もあるけど、その方が麻酔が効きづらく多く打たなくてはいけないから、麻酔の面から考えると抜歯の方が量的には少なくて楽なんですよ」と説明してくれました。
ふ~ん、そうなのか・・・と思っているうちに、あっという間に舌&唇の右半分が麻痺してきました。
やはりこの感覚はダメ・・・でも、抗不安剤を飲んでいる効果か、それほど動揺することなく、完全に麻酔が効くまでレントゲン写真を見たり、「ほー、このペンチで親不知を引き抜くのか?!」と、治療器具等を見る余裕がありました。(苦笑)
そして、ついに親不知を抜く時が!
「ほぼまっすぐ生えているから、そう手間かかりませんよ。安心して下さい」と言いながら、先生のペンチを持った手が口内へ侵入!
麻酔の感覚が嫌なだけで、抜歯に関しては何とも思っていなかった私。
力を加え、徐々に動かしながら、その状況を丁寧に説明してくれる先生。
最初の一撃でグキっとした際に、痛み(ってほどでもないけど)があっただけで、後は何とも感じずに「はい抜けました」とペンチで抜き始めてから3分程度で無事に親不知の抜歯は終了!
パチパチ。(拍手)
抜かれた親不知見ました。うわ、よーけ虫歯になってるわ!
(写真撮らせてもらえばよかった)
後は止血のためにガーゼを噛んでいる間に、先生からの抜歯後の注意事項の説明を受けて、「はい、お疲れ様でした」これで終了です。
何とか無事に終わったぁ。
今思えば、このガーゼを噛んでいる時間〈2度・計20分)が、口の中のガーゼの異物感&ホッとして気が緩んだため、今回一番気持ち悪かった気がします・・・。
抜かれた血まみれの親不知を見たからかも。(ほんとヘタレ)
あまりにも、あっけないといえばあっけない、楽な親不知の抜歯だったので、今まで悩んでいたのは何だったのだろう?と思いつつ、家に戻って安堵した本当にヘタレな男です。
親不知が、私の性格に似ずひねくれてなく、真っ直ぐ生えていてくれた事を、心から感謝です。
これで、やっと憂いの一つが無くなりました。
時はちょっと流れて。
親不知の抜歯から2日過ぎぐらいまでは、腫れは無かったもののやはり痛かったです。
痛み止めの薬を飲まないとやってられない・・・というように、激しく痛むわけではないけれども、これがやはり微妙に痛い。時々ズンズン疼くのです。
そのおかげで(本当はあまり関係ない)気分がすぐれず、あまり眠れずやっとウトウトしたと思ったら朝・・・。
何とかしてもう一度寝てしまおうと思ったものの、一度起きたら睡魔は襲って来ず。
そのためフラフラでした・・・。
おまけに、食事を抜歯した側じゃない方で、ゆっくりと恐る恐る食べているため、空腹を感じるものの食事も満足に出来ないので、余計フラフラ・・・。
体重が減ってしまい、痩せている私にとっては、けっこう辛いものがありました。
痛みより、食事が満足に出来ない方が、個人的には辛かったです。
寝てないのもあるけど、食べられないと身体しんどいですよ。
当たり前ですが、この歳になると、体力的に無理がきかなくなったし・・・。
嗚呼!たかが親不知、されど親不知...。
珍しく?夜更かししています。眠くなりません・・・。
なので、音楽記事でも書きたいと思います。
あっ、いつものポール・マッカートニー関係です。すみません。
ウイングスの「ジュニアズ・ファーム/Junior’s Farm」・・・1974年発表のシングルで、ポールにしては珍しいロックンロール・ナンバーで、実にカッコ良い!と思います。(ジャケ写真はベスト盤です。4曲目に収録されています)
が、そのロックンロールがダメだというのが、私の周りのポール好きには多い。如何せん、ポール=バラードという思考の人間ばかりですので。
私は、この曲のイントロを聴いただけで、そのカッコ良さにゾクゾクしてしまいますけどね~!
ポール&リンダ、デニー・レインに加え、1973年のアルバム『BAND ON THE RUN』製作直前に脱退したメンバー2人を補充、新たにリード・ギタリストにギタリストに若いジミー・マッカロク、ドラマーにはオーディションで決定したジェフ・ブリトンという編成のウイングスで作られた、数少ない曲の1つ。(数曲録音しただけで、すぐにジェフが脱退するので...)
とにかく、好きです。何と言おうとも好きです。好きだー!(しつこい)
この「ジュニアズ・ファーム」は、いつになくギターがカッコ良く鳴っているので好きなんですよ!新生ウイングス&ジミーのお披露目で、ポールが気を遣ったのでしょうかねぇ?
ポールのベースもブンブン主張しているし、本当にたまりません。またポールのボーカルも、コーラスもカッコ良い!う~む・・・何でもカッコ良い!で片付ける、ボキャブラリーが乏しい男ですみません。
歌詞は、まっ、ポールだから・・・。(苦笑)
この時、弱冠21歳のギタリスト、ジミー・マッカロク!
16才の時に、THE WHOのピート・タウンゼントに見出されて、「サムシング・イン・ジ・エア」というヒット曲をかっとばしたバンドTHUNDERCLAP NEWMANに参加してギターを弾きまくっていたジミー!
そして、バンド解散後、バンドを転々として、20歳そこらでポールに気に入られてウイングスへ引っ張られて、凄いヤツがいるなぁ!!と、その経緯を知った時そう思ったものです。
なかなかのハンサム男で、女の子にも人気があったらしいし・・って、これは音楽に関係ないか。
1979年に、ドラッグが原因で若くして亡くなったのが残念です。
そう言えば、昔読んだ音楽雑誌に、この「ジュニアズ・ファーム」について、
「ポールもロックな曲を書けたのだ」
といったニュアンスの、皮肉が込められた記事が書かれていたのを思い出しました。
無性に腹が立ちましたねぇ・・・。(苦笑)
まあ、それはさておき。
ついでに言えば、この「ジュニアズ・ファーム」のカップリング曲のカントリー・フレーバー溢れる「Sally G」も大好きなんです!
ポールのシングル盤の組み合わせとしては、1,2を争います。
もう65歳というのに、まだまだ精力的にライヴをやっているポール。凄いです。
ただ、最近のセットリストは相変わらずビートルズ・ナンバーばかりで、それも聴き飽きて食傷気味なので、このウイングス時代の「ジュニアズ・ファーム」なんかやられたら、私、多分、確実にこれまで以上に盛り上がります!!
間違いなく!(笑)
けっこうライヴ映えすると思うんだけどなぁ。
今日から公開のさだまさし原作の映画『眉山』・・・ちょっと前に、珍しく知人に誘われて試写会を観に行った母親は良かったと言っていました。
ふ~ん。
『眉山』・・・と聞いたら、どうしても私は太宰治の小説の『眉山』が脳裏に浮かんでしまう男。
最初、太宰治の『眉山』が映画化されたの?!と思ってしまったぐらいで、いかに世間の情報に疎いことを認識してしまった私です。(苦笑)
青春時代に太宰治にどっぷり浸かっていた私にとっては、やはり『眉山』と聞いたら、無条件に太宰治なんですよね。
そんなわけで、確かちょっと切ない話だったよなぁ・・・と思いながら、久しぶりに太宰の『眉山』を読み返してみました。
太宰治の『眉山』は、15ページほどの短編小説。
新潮社の文庫本『グッド・バイ』の中に収録されています。
読み返したのは何年ぶりでしょうか?物語の大筋は覚えていました。
個人的には、正直言うとそれほど印象深い作品ではありませんでした。
15ページなので、あっという間に読み終えます。
やはり切なさを感じさせる小説です。何とも言えぬ哀しさをも感じさせます。
昔読んだ時よりも、今回読んだ方が、感銘度が明らかに違いました。
これは、私が歳を取ったからでしょうか。わかるような気がするのです。(何をえらそーに!)
かつ、この『眉山』の他、収録されている他の作品を読み返してみて、唸ってしまった私です。
この文庫本に収録されている作品は、終戦後の後期の作品であり、昔も今も、読んでいて私の心を代弁しているような文章ばかり。
今でも充分に心に響きます。
太宰治の作品に対する好き嫌いは、共感出来るか、感情移入出来るか・・・その点で分かれるのでしょうね。
今回の映画、さだまさしの原作には全く興味が無いので、読むつもりも映画を観るつもりもなし。
でも、こうして再び太宰治の『眉山』を、他の作品を読み返すきっかけを与えてくれたことには、本当感謝です。
こうして読み返してみて、未完の絶筆になってしまった『グッド・バイ』が、やはり返す返すも残念でなりません。
しばらく、太宰治を読み返すことになりそうです。
どうもです。
今朝新聞を読んでいたら、個人的にとても気になった記事が載っているじゃないですか!
「げっ、マヨネーズが値上げ?!」
それも、私が愛好しているキュー○ーマヨネーズ!
6月出荷分から、10%程度の値上げだとか。
我が家のマヨネーズは、ほぼ私専用・・・というぐらい、かつ消費も早い、完全なマヨラー?な私にとっては、結構痛い値上げです。
今までいつも198円で売っていた近くのスーパーが、今日見たら早くも258円になっていて驚き!
その値上がりの理由がなぁ。
環境問題は、巡りに巡るってわけですか...。
マヨネーズ、最高!!(なんのこっちゃ)
久しぶりに、ジョン・レノンのアルバムを引っ張り出して聴きました。
ジョンの曲、ラジオから流れて来たのを何曲か聴いたので、じっくりと聴きたくなったのです。
そんな中、聴いたアルバムは、ジョンのファンからイマイチ評価が低い『マインド・ゲームス/ヌートピア宣言』です。
この私、ジョン・レノンのアルバムで最もよく聴くのはこの『マインド・ゲームス』なのです。
本当に、何故か人気がないアルバムですが、私にとってジョンのアルバムの中では、好きな曲が多く、一番聴きやすいアルバムなのです。
最高傑作と言われる『ジョンの魂』や、有名な『イマジン』なんかより、聴く回数は圧倒的に多いです。
とにかく、この『マインド・ゲームス』に収録されている、「You Are Here」という曲!アルバムの中でも、1、2を争うほど好きな曲で、たまらなく好きなのです!
リヴァプールから東京へ・・・という歌い出しから始まる、実に美しい、ジョンらしいバラード!純粋に、音楽が感動させてくれます。
アルバム自体が、正当な評価を受けていないため、埋もれてしまっている隠れた名曲!!と言っても過言ではないと思っています。
この曲、『ジョン・レノン・アンソロジー』に収録されているヴァージョンも、これもまた素晴らしいので、聴いてみる価値ありです。
「You Are Here」・・・やはり、とても良い曲です。
世間では「Imagine」のイメージが強いですが、その「Imagine」だけがジョンの名曲じゃないぞ!つくづくそう思わせてくれます。
GW名物の「博多どんたく」も、今日で終わりました。
今年もTV中継で楽しみました。これが最良の楽しみ方かも知れません。(人出が凄すぎるから...)
さて本題です。
最近は、クラシック音楽ばかり聴いている私。
そんな中、ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」を聴いていたら、ふと、その第1楽章の出だしの「ザン!ザン!」で・・・・・映画『荒野の七人』のテーマ曲の出だしを思い浮かべてしまいました。
で、その映画『荒野の七人』が無性に観たくなって、福岡市街に出た際に思わずDVDを衝動買いしてしまった、最近嫌な事ばかり多くて、けっこうストレスが溜まっている私...。
今年のGWは、自宅でDVD鑑賞です。
さっそく観ました。
実は・・・大好きなのですよ『荒野の七人』という映画!!
小学生の時に、TVで初めて観て以来、ずっと心に記憶され続けている映画なのです。
テーマ曲のEP盤を買うほどですからね。(西部劇のテーマ曲のEPがけっこうあったりします)
今と違い、昔はTVで西部劇映画が頻繁に放映されていたので、好きになるのは当たり前。(?)
でも西部劇モノが好きなのは、この『荒野の七人』の影響が大きいです、きっと、多分。
『夕陽のガンマン』等のマカロニ・ウエスタンも影響大ですけどね。
『荒野の七人』・・・まず出ている俳優が凄いじゃないですか!
主役のユル・ブリンナー以外は、その当時はまだ無名に近かったらしいですが、私が大好きなあのスティーブ・マックィーンですよ!
後、ジェームズ・コバーンにチャールズ・ブロンソン、ロバート・ボーン!
私の年代の人間なら、誰もが一度は名前を聴いた事がある俳優ばかりです。今の若い人にはそんなに知名度がないでしょうけど。
(ロバート・ボーンの姿を見たら、「ナポレオン・ソロ」が観たくなりました)
映画の内容は、皆さんご存知のように、黒澤明監督の「七人の侍」のハリウッド版です。
簡単に言えば、野盗に襲われ続けている村に、助っ人として雇われた七人のガンマンが村を救う・・・そんな内容です。
とにかく、もう何と言ってもスティーブ・マックィーン!
この映画、私は、昔から主役のユル・ブリンナーよりも、マックィーンです、はい。
こうして改めてじっくりと映画を観たら、えらく台詞が少ないけど、でも、もう抜群の存在感!やはりカッコ良いです。
何をしても様になります。惚れ惚れします。
実際のところ、このDVD、マックィーンに惹かれて買ったようなものですしね。(笑)
映画のシーン。
個人的には、ナイフ使いのブリット役のジェームズ・コバーンが、最後、ナイフを壁に突き立てて倒れるシーンが好きですねぇ!操車場?での登場〈決闘)シーンも好きです。
また、小学生の頃は、最初の野盗との撃ち合いの場面で「お前、何で撃たないんだよ!!」と勝手に憤った?リー役のロバート・ボーンでしたが、やっとその理由がわかった気がします。(やっと私も大人になりました)
2時間ちょっと、あっという間に過ぎました。
観終わって、「あぁ、良かった」と充実感に包まれました。
大満足です。