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けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

ジョージとジョンの記念盤を手に入れる

2024-11-27 | ジョージ・ハリスン
11月27日・水曜日。

雨時々曇り空の今日のこちら。
昨日までは平年並みの気温だったものの、雨のせいか今日は少し気温が下がっていて寒く感じます。
もうすぐ12月ですから、こんなものでしょうね、はい。






いやまぁ、本当にブログ更新が滞っています。
記事ネタがないという問題よりも、現在心身共に調子悪いのが原因なんだと思いますが、ブログに向かう気が全く起きない、やる気が出ない状態です。


今回も、備忘録代わりに簡単に更新です。


先日。

ジョージ・ハリスン 『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド/Living in the Material World 』の50周年記念盤を手に入れました。

昔はこのアルバムはけっこう好きだったものの、今ではほとんど聴く事も無くなってしまいました。
それに加えて、これまでに何度も再発されているので、購入するかどうか結構悩んだものの、アウトテイク集が気になったのでやはり購入。

驚いたのが50周年記念盤にもかかわらず国内盤が出ていない事・・・ジョージのCD売れないんだろうな、きっと。



一緒に、ジョン・レノン 『マインド・ゲームス/MIND GAMES』アルティメイト・コレクション盤(2CD)もやっと購入しました。
これは発売は7月だったかな?その時は、ジョン&好きなアルバムにもかかわらず、何故か「ま、しばらく手に入れなくてもいいか」という気持ちになってしまい、購入を見送りました。
そして、これまでの『ジョンの魂』『イマジン』はデラックス盤を購入して来たものの、今回『マインド・ゲームス』ではその価格が何と約3万5000円!という高額商品になり、泣く泣く断念しました。(まあ、内容にも不満ありましたが)

ジョージ、そしてジョン共に1973年の作品。
同年のポールの『バンド・オン・ザ・ラン』も、ちょっと微妙な形で記念盤が出たし、こうして記念盤が発売されても嬉しいような嬉しくないような、複雑な気分になります。


ちなみに・・・購入したのはいいものの、部屋にあるCDプレーヤーが9月から壊れているので、両作品共にまだ聴いていません。(汗)
なので内容に関しての感想は、また後日に。



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「イフ・ユー・ビリーヴ」

2020-02-27 | ジョージ・ハリスン
2月27日・木曜日。

昼過ぎからは時々晴れ間も出ましたが、朝から曇り空でいまいちスッキリしない1日でした。
ここ数日は3~4月並みの気温だったものの、今日は平年並みまで下がって、かつ風があった分ちょっと寒かったです。

三寒四温、春が近づいています。

しかし、新型コロナウイルス・・・大変な状況になりつつあります。
どうにかして、このまま収束に向かって欲しいものです。(汗)




さて。

25日は、ジョージ・ハリスンが生きていれば77回目の誕生日でした。

それを思ったら、久しぶりにジョージのソロ作をじっくり聴いてみようと思い、アルバム単位で聴きたくなって、じゃあ何を聴こうかな?と思ったら、『慈愛の輝き』を手にしてCDプレーヤーにセット、再生しました。



個人的に、ジョージの作品では、この1979年発表の『慈愛の輝き』が一番聴きやすいし、良く出来たアルバムだと思っています。
ジョージのソロ作を聴いたことがない方に、どれか1枚薦めるなら、このアルバムですね。

で。
久しぶりに『慈愛の輝き』を1枚通して聴いてみたわけですが、

あれ、こんな感じやったっけ?!

これは、決して悪い意味ではありません。
思った以上に、全編AOR色が強かったので、そうやったかな~と認識を新たにした次第です。

ロック的なサウンド展開の楽曲が皆無、ほぼ耳障り良い優しい肌触りの楽曲が並んで、その優しさ・穏やかな雰囲気が聴く側の人間を包み込みます。ほんわかするというか、何というか、落ち着いて聴けます。
そこが今聴いて、ちょいとばかり物足りなさを覚えてしまったわけですが、まあそれはそれ、このアルバムはこのような雰囲気の作品だと思えば、全く何の問題もありません。
(ま、通して聴くと、メリハリが無くて一本調子で流れていくのが・・・)

このアルバムの中でのお気に入り曲である「愛はすべての人に」「ブロー・アウェイ」を聴くと、ホッとします。

そして、これも昔から好きな曲でしたが、「イフ・ユー・ビリーヴ/If You Believe」が良いです。
ジョージ単独作じゃない(ゲイリー・ライトとの共作)のがあれですが、いつ聴いてもやはり良い!ジョージのトレードマークと言える、スライド・ギターの音色も心地好く響き渡ります。



もはや新曲を聴く事は出来ませんが、こうして残してくれた楽曲で、ジョージの優しさ、暖かさを感じる事が出来るのに感謝です。


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「二人はアイ・ラヴ・ユー」

2015-02-25 | ジョージ・ハリスン
どうもです。
またも天気は下り坂、夕方から雨が降り始めました。冷たい雨になりそうです...。

今週に入って〈春一番〉が吹き、今年初の〈黄砂〉・・・と、春が近づいて来ているのを実感している今日この頃です。



さて。

今日2月25日は、ジョージ・ハリスンの誕生日。
病に倒れず存命だったら、1943年生まれなので今年で72歳ですか。


毎日行き帰りの間、ウォークマンを使用して音楽をシャッフル再生して楽しんでいる私。
そのウォークマンの中に、ジョージのアルバムをすべて取り込んでいて、その楽曲数が多いのでシャッフル再生される確率も高く、おかげで1日の内に何かしらジョージの楽曲を聴く機会が多いです。ほぼ毎日聴いています。
ジョージの楽曲、けっこう好き嫌いがあるので、再生されてもスキップしてしまう事の方が多いですが...。(汗)

なので、今日も例外なく再生されました。
それがちょうど好きな曲だったので、今日がジョージの誕生日だというタイミングの良さもあり、ブログにほんのちょこっと書きたいと思います。


ウォークマンから流れて来たのは、

「You」 GEORGE HARRISON



邦題「二人はアイ・ラヴ・ユー」という、1975年のアルバム『ジョージ・ハリスン帝国/EXTRA TEXTURE』収録曲で、シングルカットされて全米20位のヒットとなった曲です。

熱い熱気は感じないものの、勢いよく軽快に曲が進んで行く、聴いていて実に気持ちいいポップソング!
特に良く出来たという曲ではないと思うけど(失礼)、心にグッと来る“何らか”の魅力を持っている曲だと思います。
個人的には、急に雰囲気がカッコよくなるサビの部分&効果的に使われているサックス・鍵盤が好きです。

また歌詞がえらくシンプルで、サビの部分以外は、ほとんど次の3単語、I、love 、youの繰り返しで作られていて、それが実に効果的でなんですよね。陳腐さ?を感じません。
英語を習い始めたばかりの人間でも、充分に歌えると思います。(笑)


ただ。
この「二人はアイ・ラヴ・ユー」は、CDの解説に書いてあるように、元々はロニー・スペクター用に書き下ろした曲だったもののボツになったので、数年後にジョージ自ら録音する事にしたという曲。
その際に、ロニー用に録音したベーシック・トラックを転用しているためキーが高く、そのため再録音する際にテープ操作しているため、ジョージの声が微妙に聴こえるのがちょっとマイナスではあります。そのためか、アルバムの他の楽曲に比べると、録音がクリアではなくこもった感じがして違和感を覚えるし・・・。
アルバム全体としても、これ以降のジョージのアルバムで顕著なAOR的な雰囲気なのですが、この「二人はアイ・ラヴ・ユー」は例外といえば例外の楽曲。そのため、若干浮いた感じがしないでもありません。


ついでに、収録されているアルバム『ジョージ・ハリスン帝国』について書くと・・・個人的には、今回の「二人はアイ・ラヴ・ユー」と前にブログに取り上げた「ギターは泣いている」以外は好きな楽曲がほぼないという、あまり好きでなく聴く機会も多くないアルバムです。(汗)
苦手な宗教臭は薄まっているものの、とにかくアルバムが渋すぎ&雰囲気重め(悪く言えば暗い)で、どうも性に合わないのですよね。
初めて聴いた頃(20代)は正直つまらないと思っていましたが、こうして歳を重ねて来てその印象は少しずつ変わって来たものの、未だにジョージの全アルバムの中でも下位に位置します。
昨年、『ダーク・ホース』と共に、やっと最新リマスターされて再発売されて音質が良くなり、ファンとしては本当なら買い揃えなければ!なのですが、好きではないアルバムのためどうも躊躇しています。(金銭的なものもあるけれど...)



この「二人はアイ・ラヴ・ユー」は、ジョージの楽曲の中でも、お気に入りの1つで、昔はよく聴いていました。ジョージらしいポップソングだと思います。


今夜は、久しぶりにじっくりと『ジョージ・ハリスン帝国』を聴いてみたいと思います。


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「ミス・オーデル」

2014-08-30 | ジョージ・ハリスン

今日・30日。
今年の8月最後の土曜日です。

いやぁ~、久しぶりに朝から青空が広がりました!やはり青空は気持ち良いものです。
でも残念ながら、もはや夏空という感じではなく、すでに秋の空という感じ(気温も高くないし)なのが、ちょっとばかり寂しさを覚えます...。



さて。
昨夜、ぎっくり腰による腰痛に苦しみながら、いつものようにシャッフル再生で音楽を流しながら横になっていたら、ジョージ・ハリスン

「Miss O’Dell」

が流れて来て、その曲中で聴く事が出来る、楽しげなジョージの笑い声にハマってしまいました。
笑い声、です。(笑)


Living_in_the_material_world

1973年に発表された、シングル「Give Me Love(Give Me Peace On Earth)」のB面に収録されていた曲です。
(現在は、↑アルバム『LIVING IN THE MATERIAL WORLD』にボートラとして収録されています)

ビートルズが設立した会社・アップルの従業員で、ジョージのアシスタントでもあったクリス・オーデルという女性をテーマに書かれたというこの曲。
(私は未読ですけど、この女性、回想録を出版していて、当時のビートルズやジョージ等音楽業界の暴露話満載らしいです)

「Miss O’Dell」・・・上記したように、曲の途中でジョージの笑い声が入っているという、本来ならNGなのにそのまま採用テイクにしてしまっている、何ともユーモア精神&遊び心あふれる曲。いかにもB面曲だと思います。
曲調もジョージの歌声も明るいし、笑ってしまってまともに歌えていない中盤以降のグダグダ感が、変な曲好きな私にとってはたまらないです。(笑)

楽曲としては、取るに足らない出来でしょう。
でも、ジョージの茶目っ気が実に微笑ましいし、たとえしっかり歌っていたとしても、ジョージの曲としては明るくわかりやすい曲なので、個人的には本当に魅力的な曲だと思います。


本当に可笑しそうに笑うジョージの、そのパートだけでも聴く価値があると思います。(笑)



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「過ぎ去りし日々」

2013-05-17 | ジョージ・ハリスン

今日もまた天気が良く、心地好い1日でした。そこまで暑くならなかったのが良かったです。これが平年並みなんでしょうけど。
明日からは、どうやら天気は下り坂みたいですが、たまには雨が降らないと困りますからね。
何せ、福岡地区は『水不足』という危機と、常に隣り合わせですから・・・。(汗)


さて。
たまには、音楽記事を書かないとダメだ!と思い、久しぶりに書きたいと思います。

昨日。
いつも全曲シャッフル再生しているウォークマンから流れて来た、ジョージ・ハリスンの「過ぎ去りし日々」・・・久しぶりに聴いたので、ついつい何度も繰り返し聴いてしまいました。

「過ぎ去りし日々/All Those Years Ago」
この曲、何と言っても、1980年12月に非業の死を遂げたジョン・レノンへの追悼曲として有名ですね。
その録音には、ビートルズ時代の盟友であるリンゴ・スターと共に、ポール・マッカートニーも参加して話題になりました。
当然、シングル・カットされて、全米2位!と、ジョージとしては久しぶりに大ヒットを記録した曲でもあります。


Somewhere_in_england

収録アルバムは、1981年に発表された『想いは果てなく~母なるイングランド/SOMEWHERE IN ENGLAND』です。
アルバム自体は、正直言って・・・地味。というか、収録された楽曲自体もあまりパッとしない、ジョージの作品としてはあまり出来が良い方ではないと思います。
レコード会社から、アルバムジャケットの変更・収録曲の差し替えを求められたりとか、発表に際して色々ゴタゴタもあったからでしょうかね...。
そんなアルバムの中で、ジョンの追悼曲でもあり大ヒットした、この「過ぎ去りし日々」が最も有名な曲でしょう。

私。
ジョージの楽曲、当然のように好きな曲は多いです。「過ぎ去りし日々」も好きな曲の1つです。
そして、私にとって、嫌っていうほど聴きまくった最初のジョージの曲が、恐らくこの「過ぎ去りし日々」だと思います。
発表当時、ジョンへの追悼曲であり、かつ、リンゴとビートルズ解散後初めてジョージの曲にポールが参加したとあって、FMとかで頻繁にオンエアされていたし、曲が気に入ってエアチェックして繰り返し聴いていたのを覚えています。

元々は、リンゴのソロ・アルバム用に提供する予定の曲だったらしく、ジョンの悲劇を受けて、歌詞を替えて自ら録音したとか。
その録音に、ギター演奏を頼みにジョージの元を訪れたポール&リンダ、デニー・レイン(当時ウイングスのギタリスト)が、逆に頼まれてバック・コーラスをオーバーダビングしたとか。
ちなみに、ジョージ・マーティンジェフ・エメリックもクレジットされていて、この曲に参加しているみたいです。
ジョンの追悼曲に、ビートルズの残るメンバー3人と、ビートルズを支えたプロデューサー&エンジニアが参加しているのだから、解散時のゴタゴタを考えると、何とも感慨深いものがあります。(そのきっかけが、ジョンの死、というのが何とも悲しいですが...)

歌詞はそれなりに重い、かつ皮肉も混じったものですが、サウンドはジョージ“らしい”ポップ・ソングです。
明るいようなちょっと暗いような雰囲気の、それでいて聴いていてとっつきやすい曲ですが、歌詞の内容もあるのでしょうけど、ジョージの歌声がどこか無常さをも感じさせます。
リンゴがドラムを叩いていて、ポール(&リンダさん、デニー・レイン)のコーラス部分はあまり目立ちません。他人の曲では、何かしら目立とうとするポールですけど、この時はさすがに自制が効いていたのでしょうか。って、ジョージのソロ曲だから昔と違ってもはや好き勝手に口出しは出来ないでしょうけど。(笑)
でも、ポールらのコーラスがあまり目立たないのが、個人的には良かったような気がします。

ただ、正直言って・・・「過ぎ去りし日々」は、そんなにいい曲だとは思いません。ジョンへの追悼曲じゃなかったら、シングル・カットされても、そこまでヒットしなかったのではないでしょうか。(おいおい)
でも、私にとってもの凄く思い入れがある曲のため、絶対に忘れられない曲だと言えます。

あの当時、本当にしばらくの間、繰り返し繰り返し、飽きもせず聴いていたのを思い出します。

もう32年も前なんですね...。

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「ジョニーの誕生日」

2012-11-18 | ジョージ・ハリスン

11月18日・日曜日。

昨日とは違って、今日は朝から晴れて気持ち良かったです。
しかし・・・今夜は冷え込むんだろうなぁ。(汗)


新しいパソコンに悪戦苦闘していて、じっくりとブログ記事を書いて更新する余裕がありません。
体調がイマイチなのもあるし。
記事ネタが無い・・・のが一番大きいですけど。


ついさっき、ラジオでクリフ・リチャードの「Congratulations」を聴きました。
生まれて初めて聴きました。
前々から聴いてみたかった曲なので、けっこう嬉しかったです。

何故なら、ジョージ・ハリスンのある曲が頭にあったから...。


All_things_must_pass


このジョージのアルバム『ALL THINGS MUST PASS』に収録されている曲、

「ジョニーの誕生日/It’s Johnny’s Birthday」

が、そのクリフ・リチャードの1969年のヒット曲の替え歌だと知っていたからです。


替え歌というか、完全におふざけ・・・1分にも満たない、取るに足らないお遊びソングなんで、まああれですけど、個人的には好きです。
曲うんぬんじゃなくて、単に面白いので。(おいおい)
意識しないでラジオを聴いていたら、どこかで聴いた事があるメロディだ!と、パッと「ジョニーの誕生日」を思い出したぐらいだから、どこかハマるものがあるのでしょうねぇ。(苦笑)


クリフ・リチャードの元歌「Congratulations」も、王道のポップスで悪くなく、けっこう良かったです。
初めて聴いたわけですけど、やはり元歌の方が素敵です。(当たり前か)



今回は、正に備忘録代わりの記事でした...。(汗)

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「ギヴ・ミー・ラヴ」

2012-02-25 | ジョージ・ハリスン

昨日は、実にいい天気で、春を思わせる感じだったのに、今日はまたどんよりと曇っていて、今にも雨が降りそう・・・またちょっと寒くなって来たし。
でもまあ、春の雰囲気を段々と感じるようになって来ました。
嬉しいです。



さて。
確か、今日2月25日は、ジョージ・ハリスンの誕生日。
まだ存命だったら、1943年生まれだから、今年で69歳ですか...。
そんなわけで、今回はジョージの曲について久しぶりに書きたいと思います。


私が洋楽にどっぷりとハマっていた1980年代中期頃は、ジョージは音楽活動から遠ざかっていた時期でした。
なので、聴く曲は過去の有名な楽曲ばかりでした。もっとも、ジョージの曲自体がラジオから流れる事が少なかったですが・・・。
ジョージの楽曲をヒットチャートで聴くようになるのは、1987年に「セット・オン・ユー」が起死回生?のヒットを記録するまで待たなくてはいけない状況でした。(苦笑)

現在では全アルバムを聴いていますが、その頃は、ジョンやポールと違って聴くのが後回しになっていたジョージのアルバム(楽曲)。
当然ながら、その頃は「マイ・スウィート・ロード」や「過ぎ去りし日々」等、ジョージの曲としてはよく流れる楽曲しか知らなかったわけで、それらの曲を録音したカセットテープが、当時の貴重なジョージの音源だったわけです。


その貴重な楽曲の1つ、カセットテープに録音されていたのが、この
「ギヴ・ミー・ラヴ/Give Me Love(Give Me Peace On Love)
です。
1973年の全米ナンバー1ヒット曲で、ジョージのソロ時代の代表曲とも言えるので、この曲がオンエアされてカセットテープに録音されていても、決しておかしくはありません。
私、けっこう好きで聴いていました。


Living_in_the_material_world

1973年に発表されたアルバム
『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド/LIVING IN THE MATERIAL WORLD』
の1曲目に収録されている曲です。
アルバムも全米ナンバー1ヒットを記録しています。
ただ、このアルバム、評価されているみたいですけど、個人的にはジョージが持っている宗教臭が強くてイマイチ好きではありません。(汗)


「ギヴ・ミー・ラヴ」
いかにもジョージらしいと言ったらあれですが、決して派手さのない明るくないかつテンポが変化する曲調&決して力強くないジョージのボーカルがピッタリとマッチした曲です。
その、ある意味ダークな雰囲気が、妙にハマってしまった私でした。
私の中で、この「ギヴ・ミー・ラヴ」は「バングラ・デシュ」と人気を二分していた時もありました。

何がお気に入りかと言えば、この曲の雰囲気ですね。ジョージ独特のどこか憂いを秘めた雰囲気。この雰囲気は、ジョンやポールでは作り出せません。
後、「Give Me Love~」を繰り返すパートがとても印象的で、耳から離れません。
それと、やっぱりジョージが弾くギターでしょう!イントロ、そして間奏のギターソロは、本当にジョージらしくて素晴らしい!
妙に、心に残る曲です。
掛け値なしに、素晴らしいと思います。


最近は、ジョージの曲でも1970年代後半の楽曲を聴く事が多くなり、この「ギヴ・ミー・ラヴ」を聴く機会が減っています。
でも、今もなお好きな1曲であるのは変わりません・・・アルバムは、未だに好きになれませんけど。(汗)


そう言えば、ジョージのドキュメンタリー、まだ途中までしか見ていないんだよな・・・。
早く見終わらなくては。






〈ブログ記事を書いている間のBGM〉
記事に合わせて、アルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を久しぶりに。
やはり、どこか物足りなさを感じてしまいました・・・。全体的に、どれも似たような曲・雰囲気に聴こえてしまうんだよなぁ。(汗)


                                                 
                                                      
                 
 

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「愛に気づいて」

2011-11-29 | ジョージ・ハリスン

今日は、異常なまでに暖かい1日でした。
明日で11月が終わり、師走・12月になるというのに、最高気温23度って・・・やはり変だと思います。
先週の真冬並みの寒さといい、この暖かさといい、何かがおかしくなって来ていますね、どう考えても。(汗)


さて。
今日29日は、ジョージ・ハリスンの命日だとか。2001年だから、もう10年になるのか・・・。

ジョージと言えば、そのドキュメンタリー映画が公開され、かつ、その映像が早くも来月リリースされるみたいなので、ついつい予約しました。
豪華な限定盤はさすがに高価すぎて、普通のブルーレイ盤に。
ちょっと後ろ髪引かれますけど・・・無い袖は触れません。仕方ありません。

そんなわけで、今回はジョージの曲について書きたいと思います。
命日とあってしんみりした曲の方がいいかな、と思いましたが、逆に明るいポップな曲を取り上げたいと思います。


「愛に気づいて/Wake Up My Love」


Gone_troppo

1982年発表のアルバム『ゴーン・トロッポ/GONE TROPPO』の冒頭を飾る曲です。
このアルバム・・・ジョージがアルバムのプロモーションを一切行なわず、レコード会社も売る気が無く積極的に動かなかったのもあって、チャートアクションも全く振るわず&全く売れなかったという作品。
かつ、その内容がそれまでのジョージの作風とは違って、全編明るいポップというかトロピカルな雰囲気満載で、世間では失敗作と叩かれたというアルバム。
それらマイナス要因?のおかげで、今でも話題に上る事が滅多にない、ジョージのアルバムの中でも、もの凄く存在感が無いアルバムです。


実は・・・私、昨年までジョージのビートルズ解散以降のアルバムで聴いた事が無かった作品がありました。それが、このアルバム『ゴーン・トロッポ』です。
上記したような、世間でのあまりの評価の低さに加えて、昔このアルバム収録曲で唯一聴いた事があった、「アイ・リアリー・ラヴ・ユー」を聴いた感じが、あまりにも違和感あったので、いくらジョージとは言え聴く気にならなかったのです。
(アルバムが手に入りにくかったのもあるけど)

そんな状態でしたが、昨年秋に、ジョージのダーク・ホース・レーベル時代のアルバムが再発売された際に、買い揃える意味合いもあってこのアルバムを購入しました。
聴いて・・・「確かに、これはジョージらしくない!」「何てリラックスした雰囲気で、こんなに明るいんだ!変だ!らしくない!」
そう思いましたよ。


でも。
繰り返し聴いている内に、これって、決して悪くないと思うようになりました。
確かに、やはり「アイ・リアリー・ラヴ・ユー」とかは、これまでのジョージらしくない作風の楽曲(カヴァーらしいが)があり、違和感を感じてしまいます。
でも、それらも聴けないというほど悪くはないし、ジョージの違う一面が見えて楽しくもあります。
他の曲(特に後半)は、70年代後半のアルバム収録曲のような優しい雰囲気の曲もあり、聴いていて悪い感じはしません。まぁ、曲としては弱いかな・・・とも思いますが。

そして今回取り上げた「愛に気づいて」です。
このアルバムの中では、「ドリーム・アウェイ」と共に、最もポップで明るい曲だと思います。
決して時代のサウンドに迎合するようなジョージではないですが、そのシンセサイザーを響かせるサウンドは当時の80年代サウンドそのもの!イントロからキラキラした煌びやかなサウンドで、やはり「おいおいジョージ!」と思ってしまいます。
70年代中期までのジョージからは、とても考えられないサウンドです。
これに脱力してしまう、ジョージファンがいるのも納得です。

しかし、よく聴くと、これが結構頭から離れられない曲だったりします。
ジョージのジョージらしいボーカルも元気あるし、本人が弾いているというベースにもグッと来るし、印象的なシンセサイザーも決して嫌味がなく聴こえます。
そこまでポップに突き抜けているわけではなく、これ以上ポップにすると曲がチャラチャラ安っぽくなるという寸前で止めている、それがまたジョージの才能を感じさせます。
この時代にヒットしていたシンセ全開の楽曲群よりも、その使い方も含めて明らかにセンスがある!と思うのは、贔屓目でしょうか。(苦笑)
個人的に、このアルバム『ゴーン・トロッポ』の収録曲の中では、最も好きな曲です。


またアルバムに戻りますが・・・こうしてじっくり聴いてみて、何故全く売れなかったのか?と、ちょっと思ってしまうアルバムです。(プロモーションって大切なのか、やはり)
それほど、評論家筋からクソミソに貶される、否定されるほど出来が悪いアルバムとは思わないのですけどね...。


ジョージ、やはり良いです。
ジョンやポールにはない、人間的優しさを感じさせてくれます。



天国でもギター弾いているのだろうな。

 

 

 

                                                                                                        
                                                

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「バングラ・デッシュ」

2011-01-29 | ジョージ・ハリスン
早いもので、1月も残り僅かになりました。
おかげで?また寒くなりました。あぁ、また雪が舞い始めた...。




何故か、久しぶりに、ジョージ・ハリスンの1971年のシングル曲「バングラ・デッシュ」が聴きたくなったので、唯一CD収録されているアルバム『ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン』をセットして再生しました。


10代の頃、初めて聴いた時から、好きだった「バングラ・デッシュ」!
ジョージのソロ曲をアルバム単位で本格的に聴き始めたのは、1980年代後半~90年代になってからですが、不思議と長い間「マイ・スウィート・ロード」「ギヴ・ミー・ラヴ」そしてこの「バングラ・デッシュ」という1970年代初めの楽曲3曲が、私の中でのジョージの楽曲の愛聴曲でした。今でもそう変わりません。もちろん、他にもよく聴く曲は多くありますが。(例えば「愛はすべての人に」とか)
それらの曲に愛着があるのは、本格的にジョージの楽曲を聴き始める前に、それらの曲が代表的な曲として、他の楽曲に比べてよく流れていて、それを自ら進んで聴いていたからかも知れません。

例外的に、ジョンの非業の死があったので、ポール&リンゴが参加して話題になった追悼曲「過ぎ去りし日々」はよく聴きましたが、それ以外は「セット・オン・ユー」がヒットするまでは(ヒットしてからも)、ジョージ=「マイ・スウィート・ロード」「ギヴ・ミー・ラヴ」って感じで、「二人はアイ・ラヴ・ユー」とか「愛はすべての人に」etc・・・、本当ラジオでは聴かなかったですからねぇ。


やはり、私、この曲「バングラ・デッシュ」、好きです。
いかにもジョージらしい曲調。曲の製作理由からわかるように、内容的に重い歌詞が、あのジョージの決して力強くない歌声が妙にマッチして?切実さを感じてしまい、嫌でも感情移入してしまいます。
イントロや間奏で印象的に鳴り響き渡るピアノ、そしてサックス?がいい味出しています。
バングラデッシュ・・・と繰り返し叫ぶジョージ!心打たれます。
曲の出来としては普通だと思うけど、バングラデッシュの人々のために!というジョージの熱意が伝わって来て、聴いていて胸が熱くなります。


しかし・・・如何せん、唯一CD音源で収録されている『ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン』の音が悪い!前々から思っていたけど、やはり音が悪い!
昔出たCDなので、全体的に音が潰れた感じキレがなく、モコモコしていてどうにも良くありません。これなら、レコードからカセットテープに録音した音源の方が良く聴こえるぐらいです。
この「バングラ・デッシュ」を、何故に最新のベスト盤『LET IT ROLL~Songs Of George Harrison』に収録しなかったのでしょう?そうすれば、少しは整理された音源で聴けると思って、万々歳だったのに。



ベスト盤の選曲の難しさと言うべきか、やはり選曲の偏りは否めませんね、あのアルバム。(買ってないけど)


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「愛はすべての人に」

2010-11-20 | ジョージ・ハリスン

10月のジョン・レノンのBOXセット等大量リリースや、今月のポール・マッカートニーの豪華版『バンド・オン・ザ・ラン』のリマスターCDセットやら・・・こうも一気に出されるとファンは大変です。
もっとも、お金が無いので、その殆んどを放棄している私ですが。



そして、知らない間に、ジョージ・ハリスンの(ダークホース時代の)アルバムまでもが、普通の形で再発されているのに気づきました!
前回は出た時は、悪名高きコピーコントロールCD(CCCD)だったのもあり、買い控えたのだけど、どうしようかなぁ・・・。
一応、アルバムの音源は揃っているから、また悩みます。持ってなかったら、間違いなく買うのだけど...。



ハッキリ言って、ジョンやポールと比べると、私、聴き込みが浅いです。前者2人をMAXとするならば、ジョージの場合は70ぐらいでしょうか・・・。
もちろん、めちゃくちゃ素晴らしい楽曲も多くあり、やはり凄い!と思わせるのだけど、極端に好き嫌いな楽曲がハッキリしているのが、私の中でのジョージの特徴。

非難されることを覚悟で言えば、ジョージの個性とも言える、宗教臭がプンプンする楽曲は苦手です...。

だから、宗教色が薄まった70年代後半のダーク・ホース時代のアルバムは、そのアレルギーがほとんどなく、普通のアルバムの雰囲気なので、けっこう好きです。
でも、それが逆に“アク”が抜けて聴きやすくなったものの、楽曲の均一化を感じてしまって、どこか物足りなさを感じてしまうのも確かですが。
こんな事書くと、「何もわかってねぇな、こいつ!」とファンの方々に怒られそうだ。(苦笑)




George_harrison

そんな時代の、
1979年発表のアルバム『慈愛の輝き』
AOR的サウンド展開で、アルバムの雰囲気も統一されて見事であり、実にいいのだけど、ちょっとジョージらしいヒネリがあまり感じられず、優しくなりすぎてしまって、強烈なインパクトを感じないのですが・・・。
まあ、そう言いつつ、大好きなアルバムなんですけどね。(笑)


いや、本当に素敵なアルバムです。
収録されている「愛はすべての人に」は、実に素晴らしい曲だし、「ブロウ・アウェイ」はリアルタイムで初めて聴いたジョージの曲で、忘れられない大好きな曲でもあるし、「イフ・ユー・ビリーブ」にもグッと来るし・・・と、アルバム通して、本当にいい雰囲気であり、ジョージの人間的優しさに包まれたアルバムだと思います。
ジョンやポールじゃ、絶対に作れない世界です。

                                                     
                                                       
何やかんや言っても、1曲目の「愛はすべての人に/Love Comes To Everyone」・・・これは掛け値なしに素晴らしい曲。

初めて聴いた時は、そうでもなかったと言うのが正直な話ですけど、年齢を重ねていくにつれて、その素晴らしさに気づき、今では離れられない1曲となりました。

ジョージの歌声も、メロディーも、素直に心に入り込み、感動させる何かグッとくるモノを持っている、ジョージらしい名曲!
いやぁ、大好きです。


そう言えば、もうすぐジョージの命日ですね...。

                                                                 
                                                            

 

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