何とか症状も治まったので、記事書きます。
いやぁ、まだまだ暑いですね...。(汗)
さて、いきなりですが。
ライヴアルバム(曲のライヴ・バージョン含む)って、けっこう好きです。
聴くアーティスト&バンドに思いっきり偏りがある私なので、そんなに多くのライヴアルバムを聴いているわけじゃないのですが、ライヴの熱気が伝わってくるライヴ盤って好きです。
基本的には、オリジナル通りの演奏がいいのですけど・・・例えば、ポール・マッカートニーが現在ライヴで演奏しているビートルズナンバー等の、あまりに聴き慣れた曲に関しては、キチンとレコードと寸分変わりなく演奏されるよりも、ある程度崩して演奏してくれた方がドキドキワクワクします。
もちろん、やりすぎのアレンジは当然興醒めしますが・・・。
そう言いながら、ハードロック・バンド等がよくやる、曲を無視した?やたら長いギターソロとかドラムソロには、けっこう燃えてしまうのですけどね。(苦笑)
さて。
そんな私のライヴ盤のお気に入りは、
ポール&ウイングス『WINGS OVER AMERICA』もしくは、ジョン率いるプラスティック・オノ・バンドの『平和の祈りをこめて~ライヴ・ピース・イン・トロント1969』です。
もちろん、他にも素晴らしい・お気に入りのライヴ盤あります。しかし、この2人が別格に好きだから、上記2作品が真っ先に挙がるのは仕方ありません。(笑)
『平和の祈りを込めて』
プラスティック・オノ・バンド・・・言わずと知れた、ジョン・レノンがまだビートルズ時代に結成したバンド。
このアルバムでのメンバーは、ライヴ直前に集めた“即席バンド”で、会場のトロントへと向かう飛行機内でリハーサルを行なったという伝説?がある、そんなバンドの演奏を記録した、かつ、ジョンのライヴ盤としても貴重なアルバムです。
ライヴ出演を決めたジョンが、バンドメンバーとして集めたのは、あのエリック・クラプトン(g)、ビートルズのハンブルグ時代から親交があるクラウス・フォアマン(b)、そしてセッションドラマーで、後にYESで活躍する事になるアラン・ホワイト(dr)、そして・・・ヨーコさんです。
これがまた、実に良いんですよね。
演奏した曲は、冒頭3曲はロックのオールディーズ、次にビートルズナンバーが来て、ジョンのソロ曲2曲・・・そしてラストの2曲はヨーコさんが絶叫しています。
黒のレスポール持ったクラプトンが、若いしカッコいいし何とも言えず素敵です。
ジョンが好きなんで、えこひいき・・・と思いたくはないけど、ロックンローラーとしてのジョンが充分に聴けて、実に良いと思います。
ただし・・・ジョンが歌っている分に限りますが。いわゆるLPで言うところのA面だけ。(苦笑)
実は・・・私がこのアルバムで最も好きなのが、出だしのバンド紹介~1曲目演奏開始までだったりします。
司会者(多分)が、バンドを紹介する声、「プラスティック・オノ・バンド!」「ギヴ・ピース・ア・チャンス!」を連呼するのを聞くだけで、聴いているこちらの気持ちがゾクゾクしてしまいます!
それに続いて、ギターやベース、ドラムのチューニング、試し弾きの音、「ハロー!グッド・イブニング!」というジョンの声?・・・これだけで気持ちはハイテンションですよ!
そして、ジョンのMCの後、いきなりジョンの声が入って来てカール・パーキンス作のカヴァー「Blue Suede Shoes」が始まる!
CDの再生ボタンを押してからここまでの約1分50秒で、私の気持ちはもう最高潮に達しています。
このように、ライヴ演奏に関係ない、変な部分で盛り上がってしまう私です。でも、本当に身震いするほどたまらなく好きなんですよね、その部分。
当然、収録されている楽曲も、後半のヨーコさんがメインの2曲を除けば好きです。(でも「Don’t Worry Kyoko」は最近聴けるようになって来た)
即席のバンドとは思えないほど、しっかり演奏しているのではないでしょうか。さすがに腕達者なメンバーのおかげでしょうか。後の1971年のチャリティ・ライヴを記録したライヴ盤『LIVE IN NEW YORK CITY』での、“二流”バンドといえるエレファンツ・メモリーをバックにしてのライヴよりも、明らかに演奏等すべてにおいて数段上です。
このライヴアルバムの中では、この1曲目「Blue Suede Shoes」が一番好きです。この時が初お目見えだという「Cold Turkey」も好きだけど、惜しむらくはヨーコさんの奇声が入るのが・・・ほんと残念。
ヨーコさん、全体で奇声発しまくっているからなぁ。まともに歌えば、それほど違和感なく聴けるのに。(涙)
このコンサート!・・・映像も残されています。
したがって、映像を合わせて見ると楽しさが倍増します。
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最近このライヴが気に入っています。聞くのは(あるいは映像を見るのは)本当に久しぶりです。
>このライヴアルバムの中では、この1曲目「Blue Suede Shoes」が一番好きです。
同感です。ジョン・レノンが好んでいたロックンロールを歌う。いいですよねー
>「二人はアイ・ラヴ・ユー」、良い曲ですよね。もう少しスッキリ、クリアな録音だったらなお良しだったかな
そのあたりがプロデューサーの力量という事でしょうか?おっと、ジョージ自身か・・・
このアルバムでは、本当に「ブルー・スエード・シューズ」がたまらなく好きです(楽曲も)。
個人的に楽曲として「マネー」「ディジー・ミス・リジー」が好きではないのもありますが。(苦笑)
即席のバンドでの粗い演奏ですが、それがまたロックらしくカッコ良いですね!
ジョンを意識しながらギター弾いているクラプトンが好きです。(笑)
この映像を観るたびに、ジョンのライヴをもっと観たかったなぁと思ってしまいます。