けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「プレス」

2008-01-27 | ポール・マッカートニー
最近クラシック音楽ばかり聴いていて、洋楽(邦楽も含む)を聴く機会が本当に激減中です。
まさかこんなにクラシック音楽を聴くようになるとは、自分自身でも夢にも思いませんでした。ビックリです。(いやはや)


それはさておき、今回は好きな曲を。
相変わらず?ポール・マッカートニーですが。(苦笑)

「プレス/Press」 



この「プレス」は、1986年に発表されたアルバム『PRESS TO PLAY』に収録されている曲で、先行シングルカットされ、ポールらしからぬリズム重視のサウンドで、シングル&アルバム共々ヒットせず・・・恐らくファンの間でも人気がない曲です。

当時売れっ子だったヒュー・パジャムのプロデュースが合わなかった!との批判は納得!機械的というか、そのサウンドにポールらしい温かみが感じられませんから。
新作のプロデューサーがヒュー・パジャムと聞いて、期待よりも不安の方が大きかったのを覚えています。


ハッキリ言って、ポールファンの私としても、決して楽曲的には良い曲だとは思いません。
歌詞にほとんど関心がない私でも、いかがなものか!と思ってしまうぐらい・・・歌詞が???いきなりオクラホマと歌われてもなぁ~。(汗)

しかし、個人的に「Press」が大好きなんですよ。ツボにハマった曲なんです。
ただし、アルバムバージョンではなく、シングルバージョン!という条件つきですが。(アルバム収録バージョンは、テンポが遅めで長くてかったるい)

何と言っても、出だしのギター~ポールのカウント~ギター、そして歌い出しの、
Darling I love you very very very much~♪
ここまでの、この約30秒だけで、私にとって、この曲の存在価値があります。
そこでノックアウトなんです!
もちろん、他のパート・・・曲の間、ヴォーカルの後ろでずっと鳴っているギターが耳に残って心地良いし、また間奏のギターソロも好きです!
いいんです♪


80年代に流行ったデジタルサウンドに、見事に乗っかってしまっている感がありますが、それでもポールらしい、一度聴いたら耳から離れない、キャッチーで実に見事なポップ・ソングです。
アルバムがコケたこともあってか、どうも評判が芳しくないアルバム、そして曲ですが、余りにも過小評価されすぎている、不遇な1曲だと思います。
私は、もう少し評価されてもいいと思います。


贔屓目なしに、私は「プレス」は最高のポップチューン!だと思います。


大好きな曲です。
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「ナンプレ」にハマっています

2008-01-20 | 日記・エッセイ・コラム

寒いです。さすがに真冬です・・・。

                                                      
                                                  
最近の小さなマイブームが『ナンプレ(数独)』だったりする私。
時間を見つけて、一日に最低1問は解くようにしてます。


実は・・・『ナンプレ』には、ずいぶんと前にハマっていた事がありました。
そして今回、書店で『ナンプレ』の本を見かけてしまったのが、再ブームのきっかけに。
ほんと『ナンプレ』にハマり中です!
あっ、『コスプレ』じゃないのであしからず。(バカ)


疲れきった頭(疲れていなくても)で、1~9までの数字を「あーでもない、こーでもない」と考えると、余計疲れてイライラしてきます。本当にイライラしてくるので、俺は何のためにやってんだ?!と思ったり・・・。
しかし、何故かやり始めたら途中で止められないんですよね、これが。
『ナンプレ』には魔物が棲んでいると思います。うんうん。(笑)


さて、『ナンプレ』経験ありで、解き方のコツがわかっているので、初級・中級じゃ物足りなく、上級問題を解いています。
フフフ、ハッハッハ!ちょっと優越感。(いったい誰に?)


しかし・・・さすが上級問題ともなると、これが全く思う通りに進まず、

まぁー、ほんとイライラします!!

未熟者ゆえか、なかなか解けず。大きな突破口を見つけるまで、10~20分ぐらい唸りながら苦悶してイライラ。
でも、その突破口が見えた時の快感!天にも昇る気持ち!!
この、正に痺れるような一瞬!のために『ナンプレ』やっているようなものです。
本当、全部解いて数字を埋めてしまう事よりも、その突破口を見つけた一瞬!の為に。
解けた時には、それまでのイライラが嘘のように、心はスッキリ晴れ晴れ感で一杯です。(笑)


私のような短気な男でも、イライラしながらも解けるまで投げ出さずに頑張ってしまう『ナンプレ』!
いやぁ、恐るべし!です。


ちょっとしたストレス解消になってます。
しっかり脳を使うので、少しは老化防止にもなっているのでは?と思います。


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思えば「第9」ばかりの昨年...

2008-01-17 | クラシック音楽

季節外れの気温が続き、暖かい日々が続いていましたが、昨日から再びやっと冬らしくなって来ました。
寒いのが苦手な私にしてみれば複雑な心境なのですが、しかし・・・この時期に3月下旬~4月上旬並みの気温とは、やはりどう考えても異常。
これは、やはり地球温暖化の影響でしょうか...。


さて。 

昨年は、洋楽よりもクラシック音楽にハマりまくった1年でした。

その中でも、最も聴いた作品。

ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱』

一昨年末、「第9」のCDを購入して初めて全曲を聴いて感動!それは、私にとって衝撃的でした!!
そして、あっという間に虜となり、正真正銘、正に聴きまくりという言葉がピッタリ!

未だに、毎日確実にベートーヴェンの『第9』(主に第4楽章)が、部屋で流れています。


Beethoven_fricsay_3

昨年1年間で、「第9」の20枚近くのCDを聴きました。
クラシック音楽素人なので、指揮者/オーケストラが違っても、ほとんどその違いもわからないのに・・・その数だけで、昨年購入した洋楽のCDを楽に上回っています。(我ながら凄い!)

                                              
これまでは、聴いて気に入った作品だと、2~3枚聴き比べを楽しむというパターンだったのに、この『第9』だけはやめられないとまらない状態!
色んな指揮・演奏で聴き比べを楽しめるクラシック音楽の楽しさ&恐ろしさを痛感しました。(苦笑)


思えば、一昨年末に薦めてもらったバーンスタイン/ウィーン・フィルの『第9』から、私のこの感動の旅?が始まりました。

そして、ほぼ間髪入れずに聴いたフルトヴェングラーの『第9』にとんでもない衝撃を受けたのを、今でもはっきり覚えています。
あの第4楽章を聴いた時、「うぁ、何これ?!」無意識の内に鳥肌が立ちましたからね!
それまでクラシック音楽を聴いてきて、こんな異様な感覚(いい意味で)になったのは初めてで、それ以降どの作品(クラシック音楽全体)を聴いても同じような感覚は味わっていないぐらい、これは本当に衝撃的でした!

純粋に音楽を聴いて、それもクラシック音楽を聴いてこんな衝撃を受けるなんて信じられなかったです。
こう書くと、世間の評価の受け売りのように思われるかもしれませんが、その時点ではその評価が高いことを知らなかったし、その私が受けた衝撃!は紛れも無い事実です。


それから、ベートヴェン『第9』を求めて、感動を追い続ける旅が始まりました。
昨年の初めに観に行った映画『敬愛なるベートーヴェン』で使われた『第9』が、ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏だと知ってCDを探し求めたり、クレンペラーの『第9』の映像DVDが出ると知って速攻買ったり・・・と、どうした自分?!と思うぐらいの変化です。(苦笑)


しかし。
こんなクラシック音楽素人で、その演奏や合唱の優劣などわからない私でも、これだけCDを聴き比べると「軽快な演奏より重厚な方が良いなぁ~」とか、「こう歌って欲しいなぁ~」とか、それなりに好みというものが出来て、演奏に好き嫌い(合う合わない)が出るのが面白いです。
実にえらそーですが...。(汗)


嗚呼、「第9」!
私の場合、やはり第4楽章になってしまいます。

特に、ソリストの独唱から始まり、あの有名な「歓喜の歌」の大合唱までのパートを聴くと、感動に身震いしてしまいます。聴いた演奏の大半は感動しました。(一部例外はありましたが...)

いつの日か、いい音響機器で、大音量で聴いてみたいものです。



今の私にとって、このベートーヴェンの『第9』は、離れられない存在になっています。
クラシック音楽を聴くようになって、本当に良かったと思います。


今年も「第9」を含めて、クラシック音楽を聴いていきたいと思います。



                                                    

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成人式は遠くになりました...

2008-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

今日は成人の日なんですね!
昔の人間なんで、成人の日=1月15日というのが離れず、どうもピンときません。(汗)

しかし、今年もまた各地で荒れた成人式が多いですね・・・ほんと今の若者は何を考えているのやら。


さて。
この私、思えば成人式には出席しなかったです。
しかし、後日、ちゃっかり役所へ記念品だけは貰いに行った覚えがあります。(笑)

一応、成人の記念にと、三つ揃えスーツを新調し、記念写真は撮りました。
実は・・・写真を撮る気が全く無かったものの、親に言われて仕方なく撮影です。
いやぁ、おかげで髪はボサボサで整髪料を使っても上手くまとまらず、それに加えて見事なまでにスーツ姿が全く似合わないという有様・・・。
それ以上に、何と言っても、20歳なのに、どう見ても30歳以上じゃないの?と思えるぐらいの老け顔です。今見てもそうです。(涙)

当然のように、その出来上がった写真を見て、親兄弟は爆笑!!
かつ、数年後、その時の写真を友人に見せたら、ギャハハ~と大爆笑の嵐!
でも、ほんと、反論出来ないぐらいに老けた(疲れきった?)顔をしているんですよね。
それ以来、その写真は封印。見るのが恥ずかしいシロモノです・・・。

見栄を張るわけじゃないですが、あれから十数年経った今の方が、その写真と比較すると明らかに若く見えます。
年を重ねるにつれ、よりいっそう老け顔にならなくて良かったですよ。(ホッ)


そんなわけで、私の成人式の思い出はそんな恥ずかしい写真の思い出しか残っていません。
まあ、それもまた人生。(おおげさ)


人生楽あれば、苦もあるさ。(苦ばかりだけど...)



                                                    

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「王妃の離婚」 佐藤賢一

2008-01-12 | 本と雑誌
新しい年も、もう12日になりましたか!
改めて新年おめでとうございます。って、何度言うんだよ。(苦笑)


さて。
性懲りもなく、またも佐藤賢一の小説を読んでみました。ハマったから仕方ないです。(笑)

今回は、直木賞受賞作品である

「王妃の離婚」 佐藤賢一 著  集英社文庫



この小説を手にとって、やっと佐藤賢一が直木賞作家だと知った、情報網がマヒ?している私です。(笑)
なるほど、賞を取るだけの作家としての魅力はあるなぁ・・・と再認識した次第です。

これで彼の作品を読むのは3作目になるのだけど、この作品は前2作とは趣きが違った、文庫本の裏に書かれてある文章によると“中世版法廷サスペンス”!!
だからかどうか、それは微妙なところだけど、今回はイマイチ小説の世界に入り込めなかった・・・というのが正直な感想。これは大きいです。
それなりに楽しんで読めたのだけど、あと一歩、満足するには何かが足りなかった気がするのです・・・。

私のような中途半端な読書好きではなくて、しっかりとした筋の通った読書好きの方々だと、この「王妃の離婚」に対するその評価は高いのだろうとは、何となくわかる気がします。
とにかく読み応えは充分なので。

ただ、私は・・・イマイチでした。(涙)
やはり、ジャンル的な問題かな?サスペンスと分類される小説は、どうも性に合わないと思いました。って、全く関係ないかも知れないけど・・・。(苦笑)


読み終えて、佐藤賢一の創り出す世界(その作風)に少々食傷気味になっている私。
続けて読んだからだろうなぁ...。


これで、しばらくの間は、佐藤賢一の作品からは離れそうです。(汗)

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正月とは思えなかった正月

2008-01-08 | 日記・エッセイ・コラム

新年おめでとうございます。
と、1月も8日になって今更・・・ですが、今年初めての記事なので一応挨拶をさせてもらいました。


さて。
今年の正月は、全く正月らしい雰囲気を感じなかった、実に稀有な正月となりました。
今年は厳しい寒さで雪が舞う元旦にもなったし、正月らしかったです。お節料理も、お雑煮も食べました。お年玉もあげました。
それはそれなりに、外面的?には正月らしさを味わえました。


しかし、どうも気持ちが、全く正月モードにならなかったというか、普段の日々と変わらないまま過ぎていった感が強いのです。
元旦と言っても、ただ単に普通に火曜日・・・という感覚だったし、年末年始といっても普通に一週間、という感じで過ぎていきました。
だいたい、昨年末になってもドタバタしましたが、それでも全然年が押し迫った感じがしませんでしたし...。


年末年始不感症?!


この傾向は、年々強くなってきていましたが、本当に今年ほど年末年始が“いつもと変わらない普通の日々”だったのは初めてです
昔の大晦日・新年の看板番組「紅白歌合戦」「かくし芸大会」の衰退と共に、この私の盛り上がらない気持ちも進行し始めたかも知れません。
(もっとも、両番組共に、あまり見ていた記憶はありませんが...)


でも唯一、NHK『ゆく年来る年』だけが、気持ち的に「あぁ、今年も終わるなぁ~」と思わせてくれました。
日本、いいなぁ~と思わせてくれました。


この数日、3月並みの暖かさが続いています。
今が冬だということを忘れてしまいそうです。
こんな具合だから、年末年始という意識が希薄になってしまうのかも知れませんね。



                               

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