雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

カレー2

2009-12-11 21:09:59 | 料理
都職員賞与92万円 民間の3倍弱 格差鮮明に(産経新聞) - goo ニュース

以前も書いたけど、「公僕」がなぜこんなにもらえるのだろう。

公務員はクビがないわけだから、給料を民間の平均(以下)で十分だと思うのだが(もちろん特殊な技能や資格を有する場合も民間のそれに合わせて)。

これまでの地方公共団体や国がかかえる借金となったハコモノのの肩代わりは公務員や政治家のなかで片付けることにしてほしい(退職者の年金含む)。

天下りなどを禁止するより、公務員全体にいく全額に制限を設け、そのなかで勝手にぶんどりあうことにしてほしい(そうすれば公務員や政治家にもう少し自重がみられるようになるだろう)。

というのも国民が選んだ議員の失敗は国民全体でとるところに反省材料があったと思うからだ。

亀井がいうように、必要なときにはドンと出すは気前がいいようにいいようにみえるが、それが失敗した場合は、亀井とそれに振り回される友愛の民主党執行部には全財産をなげうってとってもらおう(民主党役員も命がけだといっていたではないか)。

金をもらって仕事してるんだから利益をあげて当然であり失敗したら失わなければならない。

さて、こうなってみるとネグリがいっていたマグニチュードもきちんと説明していないことがわかる。

かつてのような資本家と労働者の問題であれば、両者の関係は共に前者が後者の永続を求めなければならないという制約があった点で考えやすかったが、現在はその区別がなくなり、金の流れ自体がカレーのように複雑かつ流動的である。

そして以前も書いたように、金だけが増殖するマグニチュードのなかを勝手に動き回り、生身の人間はついていかれなくなる。

だからそうなる前に、各国家が共同戦線をすべきことは食糧確保である(なぜなら金と食糧の辻褄袷が難しいことが問題なわけだから)が、実現は難しい。

そうした移行が近代からみるとあまりに革命的だからである。


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