雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

report 62

2012-05-05 23:00:20 | 震災
昨日から静岡。

以前自然が破壊されたと書いたが、かなり落ち着いていた。

放射線量は、前回の半分超だろうか。

自宅付近も落ち着いていた。

ここ1か月では2度ほど上がることはあったが、その高さも以前程強烈ではない。

ただ「落ち着いた」と感じるのは、僕らがかわし方を学びそれに慣れたからともいえる。

まず高そうなところにはいかなくなった。

食糧調達が外出理由だったが、よく通っていた百貨店は相変わらず線量が高いから(食料品より高いから結局汚染されていく)行かず、取り敢えず安心できるところからネットで買うか、あとは僕が一人で店をまわり、放射線が感じられないものを手に取って精査して購入するようになった。

こうすれば食糧は僕らの感知ではほぼゼロだし、無暗に子供たちをさらさなくてすむ。

こんな暮らしになってきたから、「落ち着いた」と感じたのかもしれない。

その証拠に、GWの初日、たまには衣装を換えようということで行ってみた百貨店は、依然と変わらない線量を確認したし、そこで妻が無造作に選んだスナック菓子を食べた子供らの顔には発疹が出た。

なんて、悠長なことを書いていたのもつかの間、これを書いている最中に上昇を始め、今神奈川の自宅についたが、まだ高い。

収束はいつのことやら。。。

追伸1:いくら野山が汚染されたといってもタラの芽が食べたい。というわけで山菜料理屋に行った。かなりホットスポットといえる場所にあったのだが、興味深いことに、自生する山菜なのに汚染度がほとんどなかった。不思議だ。自然は人知が及ばぬらしい。

追伸2:東城百合子さんの本に載っている肝臓、腎臓の湿布をやってみた。みるまに喉仏に発疹ができ噴出した。ご存知のように甲状腺のすぐ上にある。直観的に出たな、と思った。だまされたと思ってやるのも一興。

追伸3:うどとタラの芽の天ぷらを食べた娘が、タラの芽の方を「これうまいじゃん!」と叫んだ。