雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

report 15

2011-05-31 09:10:40 | 震災
最近の個人的な検証から、僕の放射性物質の感度は0.01マイクロシーベルトくらいからある。

自宅周辺はここのところ放射性物質が落ち着いていて、0.03±0・01で推移している。
(僕が足を踏み入れる東京周辺は、0・07はある)

種類もヨウ素とセシウムと思われる。

また、我々の身体も放射性物質に慣れたせいか、自動的に排出するシステムも出来上がりつつある。

身体全体から無数の煙が立ち上り、検証すべくもないが、抜けていくようだ。

線量が多い場合は、黒煙になったりするが、次の日には残らない。

いずれも養生功の成果といっていい。

娘は依然肝機能や生殖機能の経絡に異常があるものの、食欲は地震前の旺盛な状態に戻っている。

問題はストレスと体力の衰えで、肝臓をやられてダルかったりして、身体を十分に動かせなかった期間が続いたため、昨日久しぶりに走って足がもつれた。

僕もここのところ筋力に翳りというか限界がみられる。

ダンベルの重さを20キロ以上にすると15回できない。

また拳立(けんたて)70、腹筋150、スクワット250から発展していない(年かな?)。

そこでゲーセンに行ったり、Wiiをやってみたりした。

たまには俗な生活もいいかと思ったのである。

しかしWiiはともかくゲーセンは娘は気に入らないどころではなかったし(その喧噪と雰囲気を嫌って「いやぁぁぁっ」と叫びながら逃げた)、僕もあらためていく価値はないと再確認した。

そこでToy Story 3のDVDを買ってきた。

1、2と娘とともに気に入って、ジェシーのフィギュアも買った。

最近は、interactive といってこちらの声音に応じて答えてくるのがあるが、それを買ってみた。

もちろんちんぷんかんぷんな応答ではあるが、それなりに気に入った。

Toy Story 3も質が高く面白かった。

が、何より寂寥感が残った。

主人公のおもちゃたちがついにその持ち主と決別したからだ。

両者の寂しさが伝わってきて、知らないうちに涙がほほを伝っていた(最近涙もろい、これも年か?)。

report 14

2011-05-25 01:07:04 | 震災
ここのところ更新できなかったのは、体調を壊していたから。

4、5日ほど前だろうか、放射線量が増えたが、それが最終的に肝臓、胃、骨、筋肉に顕われ、仕事には行ったものの空いた時間は基本的に寝込んでいた。

痛みは3月のときよりひどかったし、何より長かった。

気功を使えば一時的に抑えられるものの、特に睡眠中という無防備な時間に襲われたため抗いようがなかった。

しかしそうした症状が出る兆候は一日前に出ていた。

気の通りがなぜか悪く、ちょうど会ったYにも僕のオーラがおかしいといわれた。

僕のオーラはいつでも仏像のような後光なのにゴジラの背びれみたいになっていて、しかも暴れていたらしい。

そして今日が3日めだが、やっと回復した。

ただし胃にはすでに得体のしれぬ物体がたまりはじめているから束の間の休息かもしれない。

が、問題はそんなことだけではなかった。

娘に同じ症状が出ていたのだ。

3歳の娘はきちんと説明できず、ここ数日、その苦痛をただ泣いたり、僕をぶったり蹴ったりして、表していた。

いつもアツアツで妻には恋人同士?といわれる娘が僕を蹴ったのだ。

先週の日曜も娘と二人だけでデートした。

娘が「パパ、パパが仕事でいない間私がどれだけさびしいかわかる?」と土曜の夜寝る前に問われ、デートを約束して出かけた。

その娘がここ数日何度か唇が青くなり、もどし、ということを繰り返していた。

セシウムの影響だろうとは思ったが、うかつにもその痛みまで斟酌してやれなかった。

自分の身にふりかかってやっと思い当ったわけだ。

ここ数日の痛みの中で僕は何度となく身体をねじって痛みに耐えていたわけだが、思い起こせば娘は何度そんな動きをみせていたことだろう。

「どこか痛いの?」と訊いても泣くだけで、それ以上わからなかった。

今朝娘がこの痛みを経験していることを知り愕然としたわけだ。

泣いた。

数日前午前中一杯寝ていたり食欲がおち体重が落ちたことの意味が合点され、涙がこぼれた。

こんな子供にこの痛みを。。。。

チェルノブイリが起きた時のエピソードに、被曝後の母親が泣きながら赤ん坊に母乳を与えた話があったが、それを思い出した。

何より気づかなかった親の責任は重大だった。

子供の方がひどく出るのは周知なのにそこまでわかってやれなかった。

今朝もいつものように「痛いんだね?」と訊くと娘もいつもように大きな声で泣き、僕が抱くのを嫌がった、痛いのだ。

そこで気功を使い、「痛くなくなったでしょ?」と問うと、ホントだ、という顔をして「うん」と言った。

おそらく腸骨と背骨全体が痛かったようだ。

そして以前母にしたのと同じコピーをした。

僕はそのためかお昼から体調が三日前に戻ったが、娘は今日久しぶりに三度の食事を食べ、日中は元気に走って遊んだ。

夜娘の身体を触ってみると大腿部も上腕部も筋肉が落ちていた。

report 13

2011-05-15 00:07:14 | 震災
原発で死亡の作業員、死因は持病の可能性 福島県警検視(朝日新聞) - goo ニュース

こうした判断には疑いをさしはさまざるをえない。

と思うのは、0.17マイクロシーベルトという数字は僕にとってかなり大きなものだからだ。

0.08で十二分に高いし、3月15日以後の数日間の夜のことを思い出すだけでぞっとする。

肝臓と腎臓を僕の意思に関係なく握りしめられている感じだった。

もちろんあなたが感受性が高すぎるのでしょうと異常視され、異常なひとに対する責任までとる必要はないなどと押し通すのだろう。

数字というのは本当に多様性を失わせるように思う。

異常といえば僕もついに気の星がみえるようになった。

今日Yとの研鑽で青空を背景に漂う星々をみた。

感動したのも束の間、ひとのオーラも見え始めた。

Yの背後には青とピンクと黄色の混ざった炎がメラメラとしていた。

その拍子にYまでが見え始め、僕の背後にあるオーラもみてもらった。

黄金色の甲冑というか仏像の後光のような感じでみえたらしい(仏像の後光は僕は気功だと考えている)。

それから手ごたえとして気功は体内に侵入する放射性物質にある程度以上有効だと思う。

お知らせ:研究会を作りたいと思っています。気功師の方で、僕らのような素人上がりでもおつきあいできそうな方、ご一報ください。

report 12(訂正)

2011-05-13 23:39:13 | 震災
南足柄の茶葉から基準超えるセシウム 出荷自粛要請(朝日新聞) - goo ニュース

ことがことだけにうれしくもなんともないが、僕の感度が正しかったことがまた証明されてしまった。

以前も書いたように数字で判断するということは限定された指標に依存することであり、それは虚構を築くのと同じである。

二酸化炭素排出量の問題にしてもそうだったが、問題は二酸化炭素だけが近年増えているのではない。

ほかにも同時に複数の気体が増加傾向にあり、きちんとした調査結果や研究論文にはそれが掲載されていた。

それを二酸化炭素にだけ特化することは容易に「想定外」を作り出すことになる。

文部科学省のウェブサイトでは、セシウムとヨウ素が水道水に含まれるかどうかをしかも県内の特定の一か所での調査結果しか公開しないのだから、全く全体像はみえないといっていい。

といって、僕は政府を非難したいのではない。

そうした調査はいくらやったところで現実を照射しつくすことにはならないからだ。

線量が多かった数日前神奈川中西部をあらためて調査した結果、道路一本、丘ひとつで、線量は違っていた。

全体像は夥しい数の地点での調査が必要になり、とても現実的ではなかろう。

理系嫌いのロマン主義者としては人間の生の解析力の素晴らしさをお伝えしたい。

例えば人間は、知人なり友人なりに会ったとき、同時に無数の指標で評価し、全体像を描き出す。

にもかかわらず人間はわざわざそうした解析力を捨てて、数少ない指標だけを尊重し、事実の隠蔽を起こりやすくしている(情報を隠ぺいしているのは政府ではなく現代のものの見方そのものにある)。

その点政府非難も同様である。

政府非難は被災者が損害を埋め合わせるための金を得るためだけで、震災+レベル7の原発事故後の日本をどうするのかというより重要な問題を見過ごさせる。

なぜなら政府非難は結局震災前の日本に戻すという徒労を柱にしてしまうからだ。

以前も書いたが、経済活動は状況に応じて変化するものであり、政府に必要な支援策は、その変化の仕方に歩を合わせやすく介助することだけである。

つまり期限切れになったエコポイントやエコ減税の期限を延長し、増税または国民負担は絶対なしで、むしろ減税傾向にするだけでいい。

東電には、政府は援助はせず、他の電力会社と合併させるか自力で活力を見出させるかのどちらかを選択させ、あくまで一企業として遇すべきである。

report 11

2011-05-11 23:03:46 | 震災
1号機「建屋内で作業可能」、線量は許容範囲(読売新聞) - goo ニュース

ここ数日は三月後半並みに線量が多い。

Yによると、特に月曜日はあたりから気の星が消えていたらしい。

また最近身の回りで耳、皮膚、胃腸、頭痛などの不調を訴えるひとが増えた。

僕は放射線が原因だと思っているが、みな病院にいった挙句、原因不明やストレスだといわれたらしい(これまで放射線障害で「ストレス」は結構認められてきた)。

神奈川西部でこんな感じなのだから、福島原発1号機のなかはいかほどか想像もつかない。

おそらく僕であれば十分ともたないだろう。

作業する東電の方は仕方ないとはいっても大変なことだと思っていた。

しかし昨日報道ステーションをみて驚いた。

作業員は東電社員ではなく、派遣社員ではないか。

東電社員でないことを怒っているのではない。

社会とはいつもこのような格差が横行しているのだ。

同TV番組によると日当3万で、業務後の補償は一切ないという。

家族は心配しているが、一日三時間労働で3万だから、同じく家族のために来たというのだ。

もちろん東電社員なら飛びつくような待遇ではあるまい。

しかも作業員は原発の目と鼻の先で宿泊し、きちんとした生活環境も整えられていない(毛布が使い回しでお風呂もない)。

東電社員であればそんな扱いはまずないだろう。

今回の震災で補償を受ける条件がどのようなものになるのか知らないが、こうした方々やもちろん神奈川西部や東京で暮らしていて体調を壊しているひとまで対象にはならないだろう。

そんな枠外のひとのために僕は頑張ろう。

report 10

2011-05-08 23:04:57 | 震災
冷却装置設置へ扉開放 福島1号機「環境に影響ない」(朝日新聞) - goo ニュース

僕には「微量」じゃないけどね。

3月15日から23日レベルではないにしても、明らかに線量は多い。

以前も書いたけれど数字は測れるものしか相手にできないし、ある数値の評価は絶対ではない。

ビール一杯で顔が赤くなる人もいれば、何だか知らないが笑いこけるひともある。

だからある意味欠史八代のような、虚構と実像の入り混じったものに似ている。

欠史八代とは、初代の神武天皇と十代崇神の間の八人のことで、綏靖から開化までだが、実存したかがわからないとされている。

ある事実に傾倒すればそれはフィクションと同じといいたいのである。

事実と虚構のはざまといえば気功である。

ついに僕もみえるようになった。

最近Yと週一で会うようになって研鑽を続けた結果である。

「一部」と但し書きをつけざるをえないのは、Yはあれからさらに進歩し、4種類の気を識別するに至ったからで、僕がみえるのはそのうちのふたつにすぎない。

全く彼の進歩ぶりは目覚ましく、今やある程度なら気を動かすことさえできる。

僕と比較しても4分の1程度しかかかっていないことになるが、もちろん師がいいからだとしても腹立たしいほどである。

そのため僕の方も先輩としてその技術を見せつけたくなる。

例えば彼はほぼ自在に気を集めるが、僕からはできない。バリアーを張れるからだ。

それから彼は自分の気も取られない自信があるが、僕は奪える。

彼曰く、僕はそれを無理やりひきはがしたのだそうな。

すぐそうした勝負をしたくなる自分は相変わらず「未成年」だなとは思うがやめられない。

「アホやな」と思いつつ、木々をみると、木の節々に気がたまっているのがみえた。

明日から何がみえるのか楽しみ。

report 9

2011-05-03 23:10:14 | 震災
原発から15~20キロ…海底に1千倍セシウム(読売新聞) - goo ニュース

よく行く自然食品店主催で原発反対集会があった。

が、行かなかった。

今更無駄とはいわないし、実存主義者を自覚しているわけではないのだが、それまで一体何をしていたのかとその反対者自身に問いかけたくなるからだ。

我々の社会は、ある程度以上のリスクを認容することによって成り立っている。

原発だけでなく排気ガスや添加物と、とりあえず妥協しておいて、事が起こってから責めて何になる?と怒りたくなるからである。

だから普段からアンガージュマンすべきであり、僕を含め、結果としてそれを怠ったツケを払わされてるだけだ。

東電がマスコミ各社の株を握っているから非難が手ぬるいとか、政治家がどうとか、具体的に原発の設計に携わった企業の影響力とか、核兵器のためのプルトニウム確保のために原発建築およびその維持費に電力会社をはじめとした企業やグループが群らがっているとか、放射性物質のしきい値の設定が甘いとか、原発の発電費用は単価でみれば石油の約半分で火力発電と同じほど安価だがその他諸経費をいれると高くつくとか、そういったことは事件が起こる前から暴露されていた。

それを今更なんだっ!

原発が嫌なら廃止するように働きかけるべきであり、それが無理なら違う国に移ればよかったではないか。

実際にアジア諸国には放射性物質を一切認めない国があったはずだ(どこでしたっけ?)。

なんだか妙に政府にぶら下がって非難する輩がいるが、この政府は僕を含めたまさにリスクを認容してきた輩によって醸成されてきたものではないのか。

今夜も放射性物質が歯にしみる。。。