雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

report 36

2011-09-30 22:39:30 | 宗教
ストロンチウム、最大で事故前の6倍検出 文科省調査(朝日新聞) - goo ニュース

遅ればせながら、『アバター』を観た。面白かった。7回は観たろうか。

とにかく realityがすさまじかった。地球ではない星に生きる人々や動物たちが本物にしか見えなかった。

その前に日本の『妖怪大作戦』や『モスラ対キングキドラ』、『キューティーハニー』をみていたから尚更だろう(着ぐるみきた俳優、女優の顔が丸見えだった)。

しかし一番の感想はなんといっても大自然にじかに触れているという感覚があったこと。

おそらく東洋医学あるいは気功愛好者にとって、ああした樹木を中心とした生態ネットワークという世界観こそ本当だと考えているからだろう。

加えて、おそらく今我々が向かい合わざるを得ない原子核の分裂や融合といった問題を解くキーに東洋医学あるいは気功が関係していると信じたいからかもしれない。

いうまでもなく我々の宇宙や星はまさに核融合によって出来上がり、気功師が気を頂くのは、核融合による天体からだからだ。

その点科学というのはいかに部分的な視点だろう。

いずれにせよ「1」を決められない領域には踏み出すことができないのだ。

前回のポストでも書いたように(ほんとはこっちのポストから書き始めたのだが)、放射線量測定器と僕らの感知は合わないことが多い。

ということはもちろん僕らが感知しているものが放射性物質ではない可能性もあるが、シンチレーション測定器は二次電子から測定するらしいし、放射性物質にせまれているのはどちらかわからない。

はじめ僕らが放射性物質を感じるのは、γ線、つまり電磁波だから、電磁波過敏症の延長上なのではないかと思っていたが、これも前回のポストでも書いたように、僕らの感知は、γ線だけではないらしい。

気功の科学的な実験でも明らかにされたように、「気」は、従来の化学物質測定でも検知されるが、それ自体ではなく、何か別なものだ。

以前も紹介した、視覚化される宙を舞う星々が気なら、あれは一体何か。オーラのように体にまとう靄のようなものは一体何か。

そうした問いと同様放射性物質への探求心は、僕にとって抗いがたいものとなった。

report 35

2011-09-23 15:44:54 | 震災
福島の教員によると、子供たちが食欲が減退し、無気力になったらしい。

我が家も同じで、娘が疲れやすく、息子は発疹が出た。

娘は顔色などから肝臓、腎臓、息子は腸などの消化器官と歯に異常があった。

ここのところ僕も自分の仕事に振り回されて子供たちの養生功の時間がとれなかった。

そこで京都に避難した。

台風のためか、線量は京都に至っても高かった。

宿泊予定地大原では0.09を一時指したほどだ。

しかし感知は高くて0.04ほどだから、残りは自然放射線だろう。

大原はご存知のように天然温泉の地で、放射性ラドンの湯が出る。

こうした感知と測定器のズレはこれまでに何度か経験していた。

ちなみに自宅は、平時0.028プラスマイナス0.01で関東としては破格の幸運値だったが(妻は妻の日頃の行いの成果といっていた)、数値の割に悪質に感じることが度々あった。

近くの公園も測定器は0.03でも感知は0.05を超えることがあった。

つまり自然界の放射線は僕らは危険感知しないし、もともとストロンチウムはγ線ではとらえられないからだろう。

資料によっても異なるが、神奈川はもともと自然放射線量が低いところだから、僕らは京都大原で優しい放射性物質に初めて触れることになったわけだ。

また旅館の食事が素晴らしかった。

久しぶりに鮎を頭から食べたが、最近はやたらにデカいものが多い中で、こぶりではあったが力強く、はらわたがみっちりと詰まっていた。

おかげで子供たちの食欲も復活した。

なんというか料理に創造性があって、挑戦心に満ちていた。

老舗なのに、である。

今回の京都旅行で気になったのは、かつて気に入っていた店に挑戦心が失われていたこと。

僕と同世代だから、一本立ちはしているが、料理道の先は長いため、四苦八苦しているようだった。

だからここ十年近く通ってこれまでされたことのない挨拶までされた。

今まで店の端から会釈する程度だけの男たちだったのにである。

またチョコレートケーキの店では、今まで生チョコ勝負だったはずなのに、生クリームのプリンがおまけについた。

もちろん単に感謝の意を表明しただけかもしれないが、僕はそう感じなかった。

料理もチョコも頭打ちで、80点の壁が破れず四苦八苦しているように感じられた。

そこへいくと、50、60歳の方々のお店はなんというかいい意味で豪胆、自由闊達だった。

必ず行く米屋の主人や一日一組しかとらない料理屋の主人も心の塀が低く、ティーンエイジャーのような若々しさと自由さで、自分のやりたいことをしていた。

そして中国茶専門店のおやじは相変わらず茶を出すだけで、礼のひとつもいわない。

茶にすべてが入っているのだ。

だからといって僕も挑戦心がなくなった彼らをバカにしたりはできない。

かくいう自身、そうした岐路にいて、試行錯誤しているからだ。

今回は、平安神宮にも足を運んだ。

昭和天皇の歌にもあったように、人間の日々繰り返されてきた営みの大きさを感じさせられた。

report 34

2011-09-16 08:32:43 | 震災
訂正がある。

昨今放射線量測定器を買ったため、このブログで言及する場合の数字もその測定器に合わせる。

これまでは公表値を基準に自分の感知に数字を当ててきたが、これからは堀場製作所の最新モデルにさせていただくということだ。

その結果今までの数値は、0.02マイクロシーベルト少なかった感じになる。

つまり今まで0・05感知としていたところは、0・07ということだ。

そもそも数値はどこを0にするかで変動するため基準などあってないようなものだが、とにかくこのモデルは、公表値よりやや高めに出ている感じがする。そもそも公表値と正確には同じ場所で測定しているわけではないから、こうした差が出ているのだろう。

僕らの身体が明らかに害悪だと感じる数値は、大体0.037くらいから。

福島で除染が進んでいるが、除染の結果0.2らしいから、とにかく世間との差はどうしようもない。

ちなみに知人に今回の事故以降飲み水はすべてミネラルウォーターにしたひとがいるのだが、僕の感知では、僕らが試した日本の水で平均0.04でほぼアウト、外国産でも0.02くらい感じるので、浄水器は必需品だった(自宅はそれ以前の活性炭の浄水器では、フィルター1年ちょいのもので、0.035、多いときは0.05以上、フィルターを新品にして、0.03で飲めるようにはなっていた)。

じゃあ測定器なんかいらないじゃないかということになるが、そんなことはない。我々は人間なのでコンディションによって精度に変動があるからだ。

東京にちょっと入ると、0.08前後になり、そこにしばらくいると、かなり感度はやられる。

といって測定器の方も同様で、γ線は、電磁波なので、そのまわりの状況の影響をたぶんに受ける。

というわけで、両者を併用することにしたわけである。