さて、今回の旅行でも超目玉の瓢亭。
今回は、前回の隣の部屋に通された。
腰を落ち着けると、外から、水のしたたる音。
京都は暑さでも寒さでも有名だが、
冷え込みはそれほどでもなかったので障子を少しあけた。
すると見えたのが左下の光景。
立ち上がって縁に立つとびっくり。
左に寒椿が真っ赤に咲いていた(にくいね~)。
また、してやられた、と思いつつ、料理へ。
今回楽しみだったのは、瓢亭の酒。
今回伏見近辺の酒蔵をまわりたいと思っていたのだが、時間がとれなかった。
でもよくよく考えれば、瓢亭が旨い酒を用意しないはずがない。
というより、これだけの看板を掲げていれば、
トビキリの酒があるのでは、と期待していた。
そしたら出た。
まず最初の膳。
お向こうに、鯛の刺身と甘草の芽。
左前に畑菜とあぶらげとカラシの和え物。
そして右のグラスが、月桂冠原酒である。
こんな酒ははじめてっというくらい美味かった。
なんでも京都の軟水が甘口によく合うのだという。
もっと詳しく聞けばよかったと今後悔してるのだが、
次から次へ出てくるから酒の話ばかりもしてられない。
例えば以下みたいなもの。
左から白味噌のなんとか、中央が薫物(イイダコ)、右がグジの焼き物。
それぞれが一流、それしか言葉では表現しようがない。
それからそれから。。。
手前左から、カラスミをイカで包んだもの、ユリネ、稚鮎。
中段が、わからなくて、上段に瓢亭名物の卵。
とにかく湯斗同様「一流」は言葉を拒絶する。
以下もそう。
カニご飯としんじょ(うにと海老)のお澄まし。
そして最後にデザート。
いちごの後ろにあるのは、グレープフルーツ。
なんの虚飾もないとみえて。。。
何がしてあるのかわからなかったが、うまくととのえてあった。
ご馳走様でした。
追伸
今回は3回目(はじめては7月、2回目は11月)とあって
冗談や質問する余裕があったが、
かといって、ゲットした情報は、
瓢亭の料理は大体月替わりだということのみ。
3月は時間とれるかな。。。