雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

70年代

2013-11-22 17:30:23 | 雑談(ジョーク)
電子辞書が動かなくなって、妻が使っていたのを借りた。

久しぶりに日本人学習者用のLongmanをみたわけだが、すごくわかりやすい。

そこで「いいね、Longman!わかりやすいじゃん」というと、妻はニンマリして、「じゃ、西城秀樹にお礼言わなきゃね」といい、「♪Youngman♪」と歌いながらボクシングみたいな振付を始めた。

僕は不覚にも笑ってしまったが、その笑いをしまいこんで、「70年代のジョークじゃないかっ!」と声を大にしていった。

その後僕の頭の中で、「YMCA」(正式な歌のタイトルは知りません)がリフレインし、風呂場ででかい声で歌ってしまった。

気の持ちよう30

2013-11-10 19:15:25 | 将棋・スポーツ
はじめて気功で教えを自発的に乞うた。

以前から著作は読んでいたが、書いていることに100%の信頼が持てず、伺わなかった。

しかしここ数か月それまでの気功の仕方と逆のことを試すようになって、その方が書いていることに納得することができ、重たい腰を上げたわけである。

なるほど確かにひとは飛ばすらしい。

しかしこれまでみてきた気功の使い手と異なり、オーラがみえない。

また飛んでいるはずの気も全く見えない。

というか気配すら感じない。

よほどのレベルの違いか、全く異なる種類の気か、ペテンかということだ。

しかしペテンではないらしい。

僕も飛ばせるか試していただいたが、確かに力を抜けば「あれよあれよ」と持って行かれた。

わざわざ教室に日本全国はおろか世界中から受講生が集まるのも当然かもしれないと思った。

だからこのまま教えを乞えばいいのだが、なんだかすでにその気がなくなっている。

なぜか。

僕の方向と100%合っていないからだ。

この師匠は、空間と同化することを勧めていられる。

僕もみようみまねでやって、なんとなく空間と同化している気分になってはいた。

僕は気体か液体のように空間に溶け込んでいった。

しかしここ数か月その溶け込みを続けた結果新しい結果が見え出した。

それまで空間は何もないなめらかなものだったが、その訓練を続けるにつれ空間にはとてつもなく大きな質量があることがわかった。

おそらく空間というより遍在する気の塊の一部になりはじめたからだろう。

昔Matrixに出てきた空間のゆがみなどがみえ、これまで扱った気の量も段違いに多くなった。

ぼくとしてはそれを追求したかった。

しかしその師はそれにかすりもしない。

帰りの電車の中、師弟の関係は難しい、と思った。

単なる初心者であればただ追随すればいいが、なまじかじって少し色がついてしまうと、実力はなくても僕のように色好みをする。

タイミングが合ってないということだ。

師弟の関係に限らないが、相撲や柔道などでのような最初の組み合い方が合わないと勝負さえできない。

そんなことを考えながら、数日前訃報が届いた3人目の師匠のことを思い出した。

この方は最初にお世話になった師匠だったが、僕が自立し自分のやりたいことをみつけ、そのための師をみつけて懇意になるにつれ、一緒に過ごす時間が減っていった。

僕はそれでよかったが、その師はそうは思っていなかった。単なる学校時代にお世話になった師、人生の先輩としての師では嫌で、僕をプロとして育てる導き手としても美意識の点でも師になりたかったようだった。

だからそのラブコールを受け入れない僕にイラつき、当たるようになった。

何より価値観を共有しないことが、その師の美意識に僕が惹かれないことが許せなかったらしい。

ぼくはだまって「はい」と追随しようとしたが、長いつきあいで僕が本当に納得していないことは簡単にわかられてしまった。

見解の相違、それだけではそれまでの付き合いを解消するのは惜しかった。

しかし違いすぎる。

当然会っても先生は毒のある言葉を吐き、ぼくの方から距離を置くようになった。

しかし結婚して子供ができてみると、プロとして育ててくれた師、美意識が一致していた師より、人生の先輩としての師の言葉が思い出されることが多くなった。

そんな矢先の訃報。

うまくいかないものだ、と電車の窓に映る自分の顔を見ながら思った。

執拗さ

2013-11-05 22:30:58 | 将棋・スポーツ
日本シリーズ第七戦で楽天が勝ったことを今日知った。

当日1回表の攻撃までは見ていた。

その前日マー君で勝てず危うい楽天の先発投手の立ち上がりを巨人は攻めたて確実に点を取れる形にしながら、一点もとれなかった。

しかもシーズン中のような公務員的な攻め。

僕は「巨人の負けだ」といってTVのスイッチを切った(正確にはTHE BLIND SIDEという映画にした)。

何をやるにしても執拗さというか頑固さは必要だ。

「やれやれ、もっとうまくデッサンできるように勉強しておくべきだったと思います。うまく仕上げようとするには、なんて大変な努力と辛抱が必要なんでしょう。そのためのストレスで、ほとんど神経衰弱になりそうなこともあるほどです。それはまったくのところ、休みなく、しかもできることなら容赦ない自己批判を維持しながら、どれだけ粘り強く続けられるか、という執拗さの問題です。私のようなやり方で版画を制作するには、それこそなんとしてでもうまくやろうと厳しく思い続ける以外にはないようです。万事につけて、才能なんぞが役立つというのはたわごとです。多少でも才能のある学生なら、私よりもっとうまくデッサンできるでしょう。ところが、ほとんどの場合そんな学生に欠けているのは、それにリアリティを与えるための執拗な願望です。歯ぎしりをするほどの頑固さ、「分かっているけどうまくできない。でもとにかくやりたいんだ」という頑固さです。」(M. C. エッシャー)

11月の放射性物質漏れ感知情報

2013-11-03 11:37:03 | 震災

30日: 15:00前後「強」。運びましたね。

25日: 夕方から強。

24日: 夜から上昇。今(22:20)はもう「強」といえるでしょう。

19日: 15時半頃から強。昨日TVでみたけど、専門家が「あの事故当時ほどの漏れはないでしょう」と言っていた。ものはいいよう。今日の体感が正しければ、移動に伴いかなりの漏れがあることは予想される。

18日: 14時前後と18時前後に強。以下の影響でしょうか。

福島第一4号機、核燃料の取り出し始まる(読売新聞) - goo ニュース

14日: 14時前から上昇。14時過ぎには強。

13日: 1:00頃漏れたね。強のまだ下だけど。その後夕方も中レベルに上昇。

9日: 今日昼過ぎに久しぶりに中の上、あるいは強の下くらいにまで上がりました。昨日までは弱あるいは中でくすぶってきたわけですが。

3日: ここ数か月放射線漏れが多くそのための体調悪化を改善するのにかなり時間がかかっています。徐々に良くなってはいますが。放射線漏れは、2日午後中に上がりましたが、その程度です(「中」でも十分害はありますが)。今日も「中の下」です(特に夕方)。ところで今度東京電力は、汚染水などの処理および管理は別の会社を作って専門家を世界から集めてそこにやらせるそうです。ぼくには「専門家」という言葉で囲い込もうとしているようにしかみえません。ニーチェの以下の言葉を思い出してほしいものです。

The Greeks were keenly aware of the terrors and horrors of existence; in order to be able to live at all they had to place before them the shining fantasy of the Olympians. The tremendous distrust of the titanic forces of nature: Moira, mercilessly enthroned beyond the knowable world….ギリシャ人はいみじくもわかっていた。我々を驚かせ、ぞっとさせるものを。ともかくも生きていけるようにするには、Olympia人の輝けるファンタジーをつくらなければならなかった。自然の持つ巨大な力は全く信用できない。Moriaは、我々が知ることが出来る世界を越えたところで無慈悲にも王位についているのだ。