数年前とある観光地で入った蕎麦屋で、娘に蕎麦はマズいという先入観を与えてしまった。
そこでお気に入りの、福島の義父をして、会津並みといわせた蕎麦屋に連れて行った。
蕎麦がマズいと考える娘は、迷わず蕎麦屋でうどんを頼んだが、僕の蕎麦を一口食べて、表情を変えた。
その蕎麦を写真に収めるつもりが、実は二回行ったが、二回とも撮るのを忘れた。目の前に出てくると、ついカメラではなく、箸を手にしてしまう。
まあ、娘に「蕎麦は、美味い」と言わせたことで、満足することにした。
写真をちゃんと撮ったのはクリスマスディナー。
前菜から野菜といい、フォワグラといい、申し分なかった。
スズキのジャガイモ包み焼きまたいなものは、普通の店だといろんなものが混ざり過ぎてわけがわからなくなるが、日本料理での焚き物のように個性が光る集合体であった。
メインディッシュは鴨。肉質とその肉汁が渾然とし、鴨は生き返っていた。
デザートは、来たっと思ったらなくなっていた。
ごちそうさまでした。
そこでお気に入りの、福島の義父をして、会津並みといわせた蕎麦屋に連れて行った。
蕎麦がマズいと考える娘は、迷わず蕎麦屋でうどんを頼んだが、僕の蕎麦を一口食べて、表情を変えた。
その蕎麦を写真に収めるつもりが、実は二回行ったが、二回とも撮るのを忘れた。目の前に出てくると、ついカメラではなく、箸を手にしてしまう。
まあ、娘に「蕎麦は、美味い」と言わせたことで、満足することにした。
写真をちゃんと撮ったのはクリスマスディナー。
前菜から野菜といい、フォワグラといい、申し分なかった。
スズキのジャガイモ包み焼きまたいなものは、普通の店だといろんなものが混ざり過ぎてわけがわからなくなるが、日本料理での焚き物のように個性が光る集合体であった。
メインディッシュは鴨。肉質とその肉汁が渾然とし、鴨は生き返っていた。
デザートは、来たっと思ったらなくなっていた。
ごちそうさまでした。