雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

ソリアーノ

2005-08-04 09:39:10 | 将棋・スポーツ
2年前、A-RodがYankeesに来る時 アルフォンソ・ソリアーノ Alfonso Guilleard Soriano を交換要員とすることに反対した(Yankees球団関係者には届かなかったろうが)。ゆくゆくは、A-Rodのひとまわり小さいくらいの選手になると踏んでいたからだ。もちろん比較しているのは今のA-Rodではない。Texas Rangersで、一シーズン57本塁打なんかを打っていた頃のA-Rodだ(今年のA-Rodは今のところラミレスと並んで29本、ソリアーノ26本、松井17本、井口8本)。Yankeesといい巨人といい、若手を育てなさ過ぎる。あのときは、Williams(今年でYankeesを出そうな)を放出すべきだった(Williamsは今からではなかなか買ってもらえないし、あのとき決断してもよかった、ヤンキースのハエヌキだったことと、契約が今年までということはあっても、ヤンキース・ファンの特徴は、タイガースとカープのファンを合わせた感じだから、そうした采配には目をつぶったはず)。

ソリアーノの話に戻ると、彼は打点もトップバッターやってるわりに70と多い。打率が .280だが、生涯打率が .283だからこれで調子が悪い方ということになる。彼の才能を誰もが認めるようになったのは、昨年だろうか。オールスターファン投票でトップで選出され、現在は、Rangers攻撃陣の看板だ。今年は、調子さえ戻れば、40本塁打はいけそう。ただ気になるのは、相変わらず守備などの安定感が欲しい部分で安定がないこと。今のソリアーノが、最高潮のA-Rodのふたまわり小さいくらいだとすると、ひとまわり小さいA-Rodへの壁は、そのあたりにあるとふんでる。

そしてソリアーノをみるたびに思うのは(これまでずっと)、松井もこれくらい打ったらな、ということ。ヤンキースにいるときに2番打者ながら、38、9くらいの本塁打数だったからね。今ヤンキースにソリアーノがいたら、松井やシェフィールドの影は薄かったろうな(ジアンビがなんだかんだ本塁打増やしているのは嬉しいかぎり)。ソリアーノは、来年FA。