これがはじめてじゃないかもしれないが、日本の昨今の歴史認識運動に関する記事がNew York Times に出た。記事全体の大意は、昨今の日中は、古すぎる歴史ネタを引き出してきて、それぞれの現在と未来に備えている、というものだが、どうみても日本への非難色が濃い。南京大虐殺をはじめ、第2次世界大戦や日中戦争でのAtrocitiesをなかったことにしているといった趣旨だけでなく、阿部シンゾウの言葉を引用し、野中ヒロムの言葉を援用して、現在の日本は、大戦前の愛国主義に満ちている、という(ある意味間違っていないが)。そしてさして危険でもない中国と北朝鮮が、異常に恐ろしいものでもあるかのごとくマスコミが喧伝し、中国と北朝鮮に、特に北朝鮮については、横田めぐみさんの拉致事件というたったひとつの事件を根拠にして、異常な恐怖を抱いているという。また、東京都で国家を歌わなかった教職員が処分を受けたが、それも引き合いに出し、日本が戦前のような一種のヒステリー状態であるというニュアンスを伝える。そのヒステリー状態がどこから来ているかといえば、中国が強力になる一方で、日本が普通の国になるという事実から来ていると読める。
どうみても6カ国会議でアメリカが日本を見捨てることを国民に納得させるためのように読めるのだが、それは僕が愛国心をマスコミによって吹き込まれた日本人の典型だからだろうか。
一応中国批判もされているが、中国共産党の失敗や横暴から目を背けるために、日本を敵対国にしたててめくらまししているという事実のほかに、Yu Jieという中国人が、日中が仲良くするために戦後60年間努力してきた経緯を知らしめる本を書いたが、中国の本屋から一掃され、政府が言論の自由を奪っている事実をかすかにしかも最後にちょこんと載せているに過ぎなかった。
「ケツに火」に書いたように、アメリカが日本から金を取ることしか考えていないことが徐々に現われ始めている。6カ国会議は、おそらく日本の主張は通らない。金正日の体制をそのままにしながら拉致問題が解決するわけないんだから。日本政府は、EUから大量に兵器を買うことをおススメしたい。中国とロシアがそうであるように、EUとのPartnershipをこれまで異常に宣伝したほうがいい。そして5日(だったっけ?)、参院での郵政民営化法案は流させて、完全に自民党を終わりにする方がいいと思う。もともと既得権益者をなくすことが先決なわけだから、郵政民営化よりそのほうが早いのではないだろうか。特にあの素人集団の民主党は、壊すことは出来そうな気がする。。。
どうみても6カ国会議でアメリカが日本を見捨てることを国民に納得させるためのように読めるのだが、それは僕が愛国心をマスコミによって吹き込まれた日本人の典型だからだろうか。
一応中国批判もされているが、中国共産党の失敗や横暴から目を背けるために、日本を敵対国にしたててめくらまししているという事実のほかに、Yu Jieという中国人が、日中が仲良くするために戦後60年間努力してきた経緯を知らしめる本を書いたが、中国の本屋から一掃され、政府が言論の自由を奪っている事実をかすかにしかも最後にちょこんと載せているに過ぎなかった。
「ケツに火」に書いたように、アメリカが日本から金を取ることしか考えていないことが徐々に現われ始めている。6カ国会議は、おそらく日本の主張は通らない。金正日の体制をそのままにしながら拉致問題が解決するわけないんだから。日本政府は、EUから大量に兵器を買うことをおススメしたい。中国とロシアがそうであるように、EUとのPartnershipをこれまで異常に宣伝したほうがいい。そして5日(だったっけ?)、参院での郵政民営化法案は流させて、完全に自民党を終わりにする方がいいと思う。もともと既得権益者をなくすことが先決なわけだから、郵政民営化よりそのほうが早いのではないだろうか。特にあの素人集団の民主党は、壊すことは出来そうな気がする。。。