イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

アフタヌーン・ティーが名物の、プラザのティー・ラウンジ 

2014年09月06日 06時36分01秒 | ストックポートとその周辺
ふたたび登場、アールデコの華、ストックポートの名所プラザ Plaza

 
友人と高齢のお母さんを誘ってプラザの ティー・ラウンジ、プラザ・カフェ Plaza Cafe でお茶を飲みました。


すみからすみまで1930年代の内装が完璧に再現修復されています。

このカフェの名物の、本格的なアフタヌーン・ティーは昼食に相当する量です。
お昼を食べてきてしまった私たちはあまりお腹がすいていなかったため、次回に見送ることにしました。

メニューは、ティーポットででてくる薫り高い伝統の紅茶各種、サンドイッチ、スコーン、ホームメイドのケーキ類などなど本格的です。


テーブル、椅子などの調度品はすべてロイド・ルーム Lloyd Loom 社製の紙製です。


紙のひも(こより)を籐のように織った、イギリス特産の家具です。
現在も生産されているそうですが、戦前、1930年代ごろに大人気だったそうです。

喫茶室のスタッフは、蝶ネクタイの給仕長もウエイトレスも、年齢のいった方ばかりでした。



オーセンティックなエプロンとヘッドドレスの制服が愛くるしいですね。

私と友人のお母さんは、スコーン Scone とクロッテット・クリーム clotted cream といちごジャム、特製プラザ・ブレンドの紅茶を注文しました。


友人が注文した健康にいいという日本の緑茶 green tea は白磁のアールデコ調ティーポットに入って出てきました。

友人のお母さんによると、イギリスには昔からクリームとジャムのどちらをを先にスコーンに塗るかの大議論があるそうです(初耳でした)。

クリームを先に塗るべきだと思うのですが。
色鮮やかなジャムが上にのっていたほうがきれいでしょう?
クリームを上からつけたらぐちゃぐちゃです。

ティーポットで出てくる1人分の紅茶はカップ4杯分もはいっていてお得です!

日本から来られる方には「本格アフタヌーン・ティー」がおすすめです。

ハムときゅうりのサンドイッチ、スコーンとたくさんの1口サイズの小さなケーキが段々になったケーキ・スタンドにきれいに並べられて出てきます。
お昼時に、お腹を空かせてくるのがベストですね。

私たちは注文しませんでしたが、近くのテーブルに運ばれてきたのを目撃しました。
友達は「ブログに載せるんでしょ、写真をとらせてもらえば?」とすすめてくれたのですが、さすがにそんなあつかましいことはできませんでした.......。

そうだ、テーブルに届く前にウエートレスにお願いして撮らせてもらえばよかったですね。
そうしようと思った後は誰も注文する人はいませんでした(残念)

アールデコの素敵な内装の写真もとりました。
それは次回のお楽しみに...



コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
犬と暮らせば (浅井洋)
2024-03-25 21:16:13
此処は まだ(2024には)健在なのですかね
 それとも 新しい ビルか
  営業を 止めて 仕舞われて 
   居るのですかね
2024.03.25 の 書き込みですが
古い記事も 素晴しい と 思います
  読むと 楽しいですよ
浅井さんへ (江里)
2024-04-21 09:05:02
健在です。ストックポートの景観名所になっています。建築資料として貴重です。
古い映画を週替わりで上映しています。
子供やシロートのおけいこごとの発表会などに舞台が使われています。
ただ、現在このティールームは、完全予約制になって、週に1日、なぜか平日の午後だけ営業しているようです。
犬と暮らせば (浅井洋)
2024-04-22 06:23:01
採算だけで
 物事を 判断しないで
  市民の善意の無料報酬で 経営されるのが
羨ましいですね
  日本では
    教会の 子供会が ありますが
  本当の 貧しい人は
    来にくいし 来れば
     「温かくは迎えてくれますが」
心の中は 「ほどこす わたしは 偉い」で
  しょうし お子様達は 見下げるので
   たまに 付き合いで 覗くと
    貧富の差の 拡大か? と 思います
始終 寄付を 迫られます

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