めったに行かないモリソンズ Morison's という大型スーパーマーケットで見かけたスプラット sprat 。
半キロ近くで1ポンド79ペンス(235円)は安いです。
モリソンズは以前は魚介類の売り場スペースに、イギリスのスーパーにしては異例ともいえる大きなスペースを割いていたのです。
いつの間にか、スペースは縮小していましたが、種類の多さはまだ群を抜いています。
ぺっちゃんこの真空パックでにおいが全くしません。
魚には目のないうちの老ネコホレイシオの目の前でヒラヒラかざして見せましたが全く興味を示しません。
夫も息子も、さすがに親子です、二人そろって脂っぽい魚が大っ嫌い。
フィッシュ&チップスのフィッシュ・フライでおなじみの白身の魚と、例外として鮭以外、一切口にしませんし、調理した後の台所にも4時間は足を踏み入れません。
私は大好きです。
外に通じる窓とドアを開け切って、玄関ホールに向かったドアは締め切ってこっそり調理して、一人で寂しく食べることにしています。
違いがわかるネコ、ホレイシオにもちょっと分け与えることにしています。
さて、スプラット。
イギリスでは昔から海岸地方で食べられている庶民的な小魚だそうなのですが、いつでもどこのスーパーでも売られているというわけではありません。
私が食べたのはこれで3回目です。
日本で見たおぼえがありません。
そういえば、日本語でなんというのか知りませんでした。
ウィッキピーデアで検索してみたら、日本語で「ヨーロピアン・スプラット」だそうです。
和名がない、日本では捕獲されない、食べられていないという事実が判明。
イワシ sardine より丸みのある形。
かわいい、美しい!
アンチョビー anchovy とスプラットとイワシは、ニシン herring 目に分類される、と書いてあります。
.ニシンは「目」を形成していますが、それ自体個別の「種」のようです...ややこしい。
眼がぱっちり、切れ込みの入った尾、ほっそり流線形...と、すべて形態が似ています。
アンチョビーの塩漬けとサーディーンのオイル漬け、トマト・ソース漬けは私がイギリスにきてから味をしめた大好物の缶詰、びんづめの保存食品です。
(夫と息子は缶詰をあけただけで部屋から駆け足で逃げ出します)
ウィッキピーデアのスプラット項の日本語版にこんな記述が.....
主としてラトビアから輸入される燻製油漬けは「スモークオイルサーディン」と称して販売されている。
えええぇ!
インチキではありませんか!
スプラットの水けをちょっとふき取って、コーンスターチ corn starch を軽くまぶし、フライパンに浅く植物油をはって高温でパチパチ揚げました。
魚を調理するにおいは強烈です。
うちの台所には換気扇がありません。
(台所に換気扇がない家はイギリスではめずらしくありません)
しめ切っていてもやっぱりにおいは家中に漏れていたので、夫がひどく不機嫌になりました。
台所の外に締め出され、魚を調理していることをにおいで察したホレイシオが中に入れろと激しく要求して閉まったドアに頭突きを繰り返しました。
前日の残りのご飯があったのでお醤油とお酢をちょっと垂らしておひるに1人で食べました。
他のおかずは一切なしのコッテリ脂三昧。
(この写真に撮ったよりももっともっとたくさんの量を少しずつ揚げながら食べました)
ものすごく美味しかったです。
夫と息子が「まさか半キロを一人で食べたんじゃないだろうな」と驚愕したのですが、実は....ほとんど1人で、ほとんど1回で食べきりました。
食後唇がぬらぬらと脂でてかって、熱に浮かされたようになりましたが、食べ飽きるということは全くありません。
夜、「次の朝もまた食べよう!」と楽しみにして眠りにつきました。
ちゃんと翌日の朝食用に残しておいた8尾はフライパンでこんがり焼いて塩をかけてトーストと食べました。
ホレイシオには2尾やりました。
夫が起きだす何時間も前に早起きして朝食を食べ、換気も終えました。
大満足です。
次回はご飯と食べる時に天ぷらのおつゆを試してみてもいいな、と思いました。
半キロ近くで1ポンド79ペンス(235円)は安いです。
モリソンズは以前は魚介類の売り場スペースに、イギリスのスーパーにしては異例ともいえる大きなスペースを割いていたのです。
いつの間にか、スペースは縮小していましたが、種類の多さはまだ群を抜いています。
ぺっちゃんこの真空パックでにおいが全くしません。
魚には目のないうちの老ネコホレイシオの目の前でヒラヒラかざして見せましたが全く興味を示しません。
夫も息子も、さすがに親子です、二人そろって脂っぽい魚が大っ嫌い。
フィッシュ&チップスのフィッシュ・フライでおなじみの白身の魚と、例外として鮭以外、一切口にしませんし、調理した後の台所にも4時間は足を踏み入れません。
私は大好きです。
外に通じる窓とドアを開け切って、玄関ホールに向かったドアは締め切ってこっそり調理して、一人で寂しく食べることにしています。
違いがわかるネコ、ホレイシオにもちょっと分け与えることにしています。
さて、スプラット。
イギリスでは昔から海岸地方で食べられている庶民的な小魚だそうなのですが、いつでもどこのスーパーでも売られているというわけではありません。
私が食べたのはこれで3回目です。
日本で見たおぼえがありません。
そういえば、日本語でなんというのか知りませんでした。
ウィッキピーデアで検索してみたら、日本語で「ヨーロピアン・スプラット」だそうです。
和名がない、日本では捕獲されない、食べられていないという事実が判明。
イワシ sardine より丸みのある形。
かわいい、美しい!
アンチョビー anchovy とスプラットとイワシは、ニシン herring 目に分類される、と書いてあります。
.ニシンは「目」を形成していますが、それ自体個別の「種」のようです...ややこしい。
眼がぱっちり、切れ込みの入った尾、ほっそり流線形...と、すべて形態が似ています。
アンチョビーの塩漬けとサーディーンのオイル漬け、トマト・ソース漬けは私がイギリスにきてから味をしめた大好物の缶詰、びんづめの保存食品です。
(夫と息子は缶詰をあけただけで部屋から駆け足で逃げ出します)
ウィッキピーデアのスプラット項の日本語版にこんな記述が.....
主としてラトビアから輸入される燻製油漬けは「スモークオイルサーディン」と称して販売されている。
えええぇ!
インチキではありませんか!
スプラットの水けをちょっとふき取って、コーンスターチ corn starch を軽くまぶし、フライパンに浅く植物油をはって高温でパチパチ揚げました。
魚を調理するにおいは強烈です。
うちの台所には換気扇がありません。
(台所に換気扇がない家はイギリスではめずらしくありません)
しめ切っていてもやっぱりにおいは家中に漏れていたので、夫がひどく不機嫌になりました。
台所の外に締め出され、魚を調理していることをにおいで察したホレイシオが中に入れろと激しく要求して閉まったドアに頭突きを繰り返しました。
前日の残りのご飯があったのでお醤油とお酢をちょっと垂らしておひるに1人で食べました。
他のおかずは一切なしのコッテリ脂三昧。
(この写真に撮ったよりももっともっとたくさんの量を少しずつ揚げながら食べました)
ものすごく美味しかったです。
夫と息子が「まさか半キロを一人で食べたんじゃないだろうな」と驚愕したのですが、実は....ほとんど1人で、ほとんど1回で食べきりました。
食後唇がぬらぬらと脂でてかって、熱に浮かされたようになりましたが、食べ飽きるということは全くありません。
夜、「次の朝もまた食べよう!」と楽しみにして眠りにつきました。
ちゃんと翌日の朝食用に残しておいた8尾はフライパンでこんがり焼いて塩をかけてトーストと食べました。
ホレイシオには2尾やりました。
夫が起きだす何時間も前に早起きして朝食を食べ、換気も終えました。
大満足です。
次回はご飯と食べる時に天ぷらのおつゆを試してみてもいいな、と思いました。
猫の頭突は 楽しいですね 自己主張が
指の爪で カリカリ開けて という 記憶は有りますが
所変われば 品変わる と 言う事で 猫も実力行使の やり方が 違うのですかね
ドアのラッチがかかっていなかったら。
カリカリしても開かないのをちゃんとわかっています。
イギリスの生活 海外の生活 憧れてましたが果たせないままです お元気で!