マンチェスターの中心にあるジョン・ライランズ・ライブラリー John Rylands Library、図書館です。
ヴィクトリア時代のゴシック復興様式、意外に新しく、1900年に完成、開設しています。
昔から一般に公開していた、マンチェスター大学付属の教育施設でしたが、最近モダンな増築部分が完成、おしゃれなカフェ、売店がオープンしたので行ってみました。
古文書、印刷技術の歴史資料館兼、「博物館」として広く一般受けする観光名所として生まれ変わりました。
入館無料です。
ディーンズゲイト Deansgate(通りの名)に面したいかめしいゴシック風の門のあるもともとの出入り口は閉じられ、横に併設されたガラス張りの開放的な増築部分を入るとすぐ、売店とカフェがあります。
現代的な空間の階段を上がると・・・
昔からあるレンガ造りの本館へ通じる「橋」があります。
渡るとそこはもう、別世界!
ほの暗い中世の雰囲気たっぷり、ドラゴンと魔物とアラベスクとアーチとステンドグラスと石像と古文書と・・・の夢のゴシック空間です。
明日に続きます.
今日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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ノーサンバランドの友人宅も500年以上昔の牧師館を外観はそのまま、中はかなりモダンな設備をいれて改築して住んでいます。台所にはアガのクッカーがあるんですよ。
今日は、次女が通っていた小学校の運動会。昨日まで先生方の熱いご指導の声が一日中しておりました(苦笑)。明日からは静かになります...
運動会なんかただ、競技を楽しめばいいのに。
一糸乱れず行進する意義があるんでしょうか。入学式、卒業式もしかり。
予行演習なんて、お芝居じゃあるまいし・・・・本番の感興を削いだだけ。
そのわりには日本の先生方の服装が緩くないですか?
イギリスでは男性教員は全員ネクタイで女性もそれに相当するきれいな服装ですが、日本ではジャージの先生が多かったような。
最近は減っているのですが、私が住んでいる地域ではいまだに小学校高学年の組体操というのが運動会のメインイベントになっております。次女の小学校はクラスが少なく、ピラミッドも5段ですが、依然通っていた小学校では5クラスなのでものすごく高いピラミッドでした。そこまでやらせる必要があるかは別ですが、たらたらしていたのでは絶対成功しないので、団結力とか一体感というのはかなり高まります。先生の怒鳴り声も半端ではありません(苦笑)。
長女はちょうどその時イギリスにいて未経験です。高校で、小学校の組体操でどのあたりにいたのかが話題になるそうです(ちなみに次女は女の子なのに一番下でした)。結構大変だったはずなのに、さほど嫌な思い出にもなっていないようです。
先生の服装、だいぶましになってますよ。小学校の先生でも、体育以外はジャージではないです。そのかわり、若い人の感覚自体がカジュアルになっているので、高校の先生が流行りの刈り上げだったり、ソフトモヒカンだったり、くるぶし丈のパンツ(男性です)を履いたり。若い女性の先生がミニスカートはいたり。ジャージではないのだけど...と思うのは40代後半の母ばかりのようです。
イギリスの学校では、先生には必ずMr. Msをつけ、かなり丁寧な英語で話していました。日本ではあだ名で呼んだり、友達のような話し方をします。前にでてきた子供のマナーといい、日本は子供に甘い、けじめを教えなさすぎる気がします。そしてだらだらと子供が親に甘えています。親もいつまでも子ども扱いです。ある大学の入試で、駅から送迎バスが出ていたのですが、受験生の数を考えてバスを用意していたら、保護者がついてきたため受験に間に合わない受験生が多数出たそうです。なんと、就職試験でも保護者控室がある会社もあるとか!
子供たちはイギリスの学校で無縁なのでほっとしています。
日本でいまだに続いてるって事はかつて反発した児童生徒が親や教師になった今、当時は理解できなかった意義を見出してるってことでしょうか?
20年前イギリスでは子供が18になって家をでない家庭は親子関係に問題がある、とまでいわれてましたが、近年、フラットを買う頭金が稼げるようになる28歳ごろまで親の家から職場に通う子供が増えています。
何歳から家事を負担させるべきか、子供の欲しがる、皆が持ってるガジェット、ブランド衣料、を買う余裕のない親はどう対処すべきかなどのおおまじめな議論が頻繁にメディアを賑わしています。
甘やかし傾向はイギリスでも蔓延してます。
就職試験に保護者!には驚くほかありません。
会社は採用するんですか?
そのあたりを見極めるために、控室にカメラがついてたりして(笑)
そうでした。私もしらけ中学生でなぜ仰げば尊しをろくでもない先生のために歌わなくてはならないのかと思っていました。最近は、仰げば尊しはあまり歌わないのですよ。ほたるのひかりもあまり聞かない。
戦前、住み込みの行儀見習い兼女中志願者を母親ともども面接するお屋敷があったそうな。
育った家庭環境を見極めるためでしょう。
企業でその必要、ある?