イギリスのお菓子とデザートのカテゴリーにふさわしい話題かどうかはともかく…
昨日「編み物クラブ」に行きました。
地元の名物パブ、ブロッサムス Blossams で毎週月曜日の夕方、ニッティング knitting とクロシェット crochet (かぎ針編み)をしながらおしゃべりをする気楽な集まりです
近頃のイギリスのパブでは定番になりつつあるカプチーノと、「フィッシュ'ン‘チップス・スナック Burton's Fish 'n' Chips Lashings of Pickled Onion Flavour Baked Snacks 」のお徳用サイズ(share bag=みんなで食べるサイズ)一袋を買いました。
ちなみに、左側の個別包装した四角いものは「蜜瓜」と漢字で書いてある 懐かしい「カロリーメイト」のチーズケーキ味のお菓子です。
編み物クラブのメンバーの一人が「日本のお菓子」だといって、漢字が書き散らしてある箱ごと持ってきてふるまってくれました。
(箱に英語でMADE IN HONGKONG とも明記されていたのですが)
アルコール飲料を摂取できない私はいつもコーラかJ20(ジェイツーオー)という果汁入り清涼飲料を注文するのですがこの日はパブの伝統を破る軟弱路線、イタリアン・コーヒーを試しました。
おつまみがこれ。
前から、パッケージが気になっていました。
スーパーや「ニュース・エージェント」(お菓子や日用品も販売するタバコ 新聞雑誌店)では見かけない、パブ専門御用達 袋入りスナック菓子のようです。
パブらしいビールにぴったりのおつまみらしいのです。
製品名のロゴデザインが素晴らしい。
「I」が、フィッシュ&チップス店(略してチッピー)で持ち帰りすると付けてくれる、木の先割れヘラ「チッピー・フォーク」の形をしています!
「C」がまた、丸っこくてかわいいおサカナの形だし!
上の部分のデザインは新聞紙を模しています。(しかも文面がフィッシュ&チップスがらみのジョークです!)
私がイギリスに来たばかりの頃まで 持ち帰りのフィッシュ&チップスは古新聞に包んでもらっていました。
インクによる中毒者がでたとかで、新聞の再利用は禁止に。以来 新品の、模造紙に似た「ニュース・プリント」と呼ばれる昔の新聞印刷用の薄いベージュの紙が使われるようになったのです。
100年近く続いたフィッシュ&チップス=新聞紙に包まれて出てくるイメージが今でもイギリス人には愛着を持たれているようです。
中味がこれ。
「C」ロゴのおサカナと拍子木切りにしたチップス(ポテト・フライ)を模したどっしりしたクラッカー風ビスケットです。
(なんだか袋がしわだらけだし、ビスケットの表面もこすられた感じだし、カウンターの下の箱の中でがしゃがしゃされて長いこと売れ残っていたのかもしれません)
カプチーノの受け皿に出してまわりにも勧めましたが、減り方が今一つでした。
つまむと指が臭くなって編み物をしながらぼりぼりやるおつまみには適していなかったようです。
味は、フィッシュ&チップスに振りかけるおなじみの「塩と酢」フレーバーか「ピクルド・オニオン」のどちらかが選べます。
私は迷わず、(怖いもの見たさで)ピクルド・オニオン味を選びました。
ピクルド・オニオン pickled onions とはなにか!?
写真の右側の瓶の中身☟。
お酢に漬けられた小ぶりの玉ねぎです。
お酢にはどす黒く薄気味悪い玉ねぎのアクがでています。
どす黒いお酢から出した玉ねぎはツルツル真っ白です。
スライスしてサンドウィッチに、そのままサラダと一緒に食べてもいいのですが、パブではビールのおつまみに出しているようです。
働いていた高齢者施設の食堂で味見させてもらったことがあります。
玉ねぎは意外にも甘かったです。
もう何十年も食べていないラッキョウの薬味に近い味だったかもしれません。
ビスケットの風味付けにはなかなかいける。
甘酸っぱくて生玉ねぎをかじったような臭みが強烈でした。
ビールをぐびぐび飲める男性には大いにウケるでしょう。
カプチーノとの相性は予想通り今一つでした。
左側の瓶に入っているのは食べたことがない、酢漬けの卵 pickeled eggs!
カウンターのおくまったところにいつでも置かれている瓶を指さして、「写真を撮っていい?」と声を掛けたらカウンターの外側で立ち飲みの数人の男性客とバーマン2人が歓声を上げました。(なんでも写真を撮るバカな外国人と思われたことでしょう)
「一つ食べてもらいなよ」の掛け声で私の席に運ばれてきたお試し酢卵。(無料)
「パクっと一口でやっちゃって」といわれても....
お酢くさい。
四つに切ってまわりにも勧めましたが 食べてくれたのは一人だけ。
意外なことに、イギリス人にもウケは悪いようなのです。
白味の部分の食感が全くの新体験でした。
ブリブリしたコシがあって硬めのグミ(お菓子)みたいでした。
そして噛んだ時のすっぱい卵味は悪くなかったのですが、飲み下す時にのどがピリピリしてとても抵抗がありました。
風邪をひいてのどがあれていたら吐き出していたかもしれません。
帰り際にバーマンに「卵、ありがとう、おいしかったー」と声をかけたらカウンターの内外で歓声が上がりました。
いえ、実をいうと もうけっこう。
残りの2切れは香港製のカロリーメート味のケーキの容器に入れて持ち帰りました。残していくのは申し訳なくて。
食べるまい、と思ってネコのホレイシオにやってみたら意外にも好評でした!「もっとないの」といわれました。
酢卵と酢玉ねぎの瓶入りはスーパーで売られています。
昨日「編み物クラブ」に行きました。
地元の名物パブ、ブロッサムス Blossams で毎週月曜日の夕方、ニッティング knitting とクロシェット crochet (かぎ針編み)をしながらおしゃべりをする気楽な集まりです
近頃のイギリスのパブでは定番になりつつあるカプチーノと、「フィッシュ'ン‘チップス・スナック Burton's Fish 'n' Chips Lashings of Pickled Onion Flavour Baked Snacks 」のお徳用サイズ(share bag=みんなで食べるサイズ)一袋を買いました。
ちなみに、左側の個別包装した四角いものは「蜜瓜」と漢字で書いてある 懐かしい「カロリーメイト」のチーズケーキ味のお菓子です。
編み物クラブのメンバーの一人が「日本のお菓子」だといって、漢字が書き散らしてある箱ごと持ってきてふるまってくれました。
(箱に英語でMADE IN HONGKONG とも明記されていたのですが)
アルコール飲料を摂取できない私はいつもコーラかJ20(ジェイツーオー)という果汁入り清涼飲料を注文するのですがこの日はパブの伝統を破る軟弱路線、イタリアン・コーヒーを試しました。
おつまみがこれ。
前から、パッケージが気になっていました。
スーパーや「ニュース・エージェント」(お菓子や日用品も販売するタバコ 新聞雑誌店)では見かけない、パブ専門御用達 袋入りスナック菓子のようです。
パブらしいビールにぴったりのおつまみらしいのです。
製品名のロゴデザインが素晴らしい。
「I」が、フィッシュ&チップス店(略してチッピー)で持ち帰りすると付けてくれる、木の先割れヘラ「チッピー・フォーク」の形をしています!
「C」がまた、丸っこくてかわいいおサカナの形だし!
上の部分のデザインは新聞紙を模しています。(しかも文面がフィッシュ&チップスがらみのジョークです!)
私がイギリスに来たばかりの頃まで 持ち帰りのフィッシュ&チップスは古新聞に包んでもらっていました。
インクによる中毒者がでたとかで、新聞の再利用は禁止に。以来 新品の、模造紙に似た「ニュース・プリント」と呼ばれる昔の新聞印刷用の薄いベージュの紙が使われるようになったのです。
100年近く続いたフィッシュ&チップス=新聞紙に包まれて出てくるイメージが今でもイギリス人には愛着を持たれているようです。
中味がこれ。
「C」ロゴのおサカナと拍子木切りにしたチップス(ポテト・フライ)を模したどっしりしたクラッカー風ビスケットです。
(なんだか袋がしわだらけだし、ビスケットの表面もこすられた感じだし、カウンターの下の箱の中でがしゃがしゃされて長いこと売れ残っていたのかもしれません)
カプチーノの受け皿に出してまわりにも勧めましたが、減り方が今一つでした。
つまむと指が臭くなって編み物をしながらぼりぼりやるおつまみには適していなかったようです。
味は、フィッシュ&チップスに振りかけるおなじみの「塩と酢」フレーバーか「ピクルド・オニオン」のどちらかが選べます。
私は迷わず、(怖いもの見たさで)ピクルド・オニオン味を選びました。
ピクルド・オニオン pickled onions とはなにか!?
写真の右側の瓶の中身☟。
お酢に漬けられた小ぶりの玉ねぎです。
お酢にはどす黒く薄気味悪い玉ねぎのアクがでています。
どす黒いお酢から出した玉ねぎはツルツル真っ白です。
スライスしてサンドウィッチに、そのままサラダと一緒に食べてもいいのですが、パブではビールのおつまみに出しているようです。
働いていた高齢者施設の食堂で味見させてもらったことがあります。
玉ねぎは意外にも甘かったです。
もう何十年も食べていないラッキョウの薬味に近い味だったかもしれません。
ビスケットの風味付けにはなかなかいける。
甘酸っぱくて生玉ねぎをかじったような臭みが強烈でした。
ビールをぐびぐび飲める男性には大いにウケるでしょう。
カプチーノとの相性は予想通り今一つでした。
左側の瓶に入っているのは食べたことがない、酢漬けの卵 pickeled eggs!
カウンターのおくまったところにいつでも置かれている瓶を指さして、「写真を撮っていい?」と声を掛けたらカウンターの外側で立ち飲みの数人の男性客とバーマン2人が歓声を上げました。(なんでも写真を撮るバカな外国人と思われたことでしょう)
「一つ食べてもらいなよ」の掛け声で私の席に運ばれてきたお試し酢卵。(無料)
「パクっと一口でやっちゃって」といわれても....
お酢くさい。
四つに切ってまわりにも勧めましたが 食べてくれたのは一人だけ。
意外なことに、イギリス人にもウケは悪いようなのです。
白味の部分の食感が全くの新体験でした。
ブリブリしたコシがあって硬めのグミ(お菓子)みたいでした。
そして噛んだ時のすっぱい卵味は悪くなかったのですが、飲み下す時にのどがピリピリしてとても抵抗がありました。
風邪をひいてのどがあれていたら吐き出していたかもしれません。
帰り際にバーマンに「卵、ありがとう、おいしかったー」と声をかけたらカウンターの内外で歓声が上がりました。
いえ、実をいうと もうけっこう。
残りの2切れは香港製のカロリーメート味のケーキの容器に入れて持ち帰りました。残していくのは申し訳なくて。
食べるまい、と思ってネコのホレイシオにやってみたら意外にも好評でした!「もっとないの」といわれました。
酢卵と酢玉ねぎの瓶入りはスーパーで売られています。
みなさんで編み物、いーですねー、平和だな〜。例のパブにて、ですね、ブロッサムズ。