イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

おなじみベーカリーのジンジャーブレッド、夏らしい趣向でショーウィンドウを飾る

2018年08月08日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
ベーカリーのチェーン店、グリーンノール Greenhalgh's の、ストックポート・プリンスィス・ストリートPrince's Street 店の個性的なウィンドウディスプレイ、先週の展開です。


はい、前回のジンジャー・ブレッド(ビスケット)記事のリンクです☟

イギリスの、ベーカリー(パンと焼き菓子、サンドウィッチやパイ類も売る店)のショーウィンドーに見る個性的な季節感!


おなじみの「スクービドゥ」の両側は、アイス・ロリー ice rollie(=棒つきアイス。ロリー rollie は棒つきアメのことです)のつもりですね。

左側は、イギリス人なら誰でも知っています。
イギリスを代表するアイスクリーム会社、ウォ―ル社の筒型渦巻きアイス、その名もずばり、ツイスターズ Twisters。
写真の載っているポスターがありました。

現在、全バス停の広告ポスタースペースを占領する勢いで展開している、ウォール社のダジャレシリーズのうちのひとつから。


意訳;ツイスターズ「交通渋滞にはキリキリ舞いだよ」
   フィースト 「頭おかしくなるよね」

round the twist というのは精神的に消耗するというような意味です。
クルクル渦巻きアイスのツイスターズ、かなりまいっているようです。(オヤジギャグですね)

フィースト Feast は、私が一番好きなアイス・ローリーです。
ナッツが入ったチョコレートがけのチョコレート味のアイスの中に固形チョコレートが入っていて、見かけはくどそうですが、けっこう大人っぽい味です。

go nuts というのは「頭がおかしくなる」という慣用表現です。


で、上の写真の右側のアイス・ロリーですが、何のつもりか判然としません。

実際にある、私の知らない良く知られた製品のつもりか、それともグリーンノールスが勝手に創作した派手アイスか。
(5色です。もしかしたら性的少数者の権利を支持するGLBTフラッグ=プライド・フラッグを意識しているのかもしれません…それにしては色が違いますね)

昨日はそうでもなかったのですが、今年の夏はイギリスも暑くてアイスクリームが売れています。

ついでです、これがグリーンノールスの店舗。


空き店舗と格安ネイルサロンを擁する無駄に立派なアールデコ様式の店舗ビルと電化製品を持ち込めばその場で現金で買い取ってくれるキャッシュジェネレーターにはさまれた、不景気な店構え…。


前回紹介し忘れた、スクービドゥ抜きの、サッカー・ワールドカップと、父の日バージョンを含むディスプレイの写真が出てきました!






↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マンチェスター中、個性的な... | トップ | 18世紀の厩舎の屋根裏にも顔... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

英国のお菓子とデザート」カテゴリの最新記事