メリークリスマス!
これで最後です。
近所のコンビニエンスストアで半額で買ったインスタント・サシェット instant sachet (袋入りインスタント調味料)クリスマス・スペシャル版、第3弾...
ソテーした芽キャベツとベーコン Sautéed Brussels Sprouts with Bacon。
イギリスでは芽キャベツ Brusseles sprouts はロースト・ターキーのクリスマスディナーに添える定番中の定番です。
子供たちが食べたがらないクリスマスの付け合わせの定番としても知られています。
なぜ芽キャベツの英語が「ブラッスルス・スプロウト(ブリュッセルの芽)」とベルギーの首都の名前を冠しているのか気になるところです。
「古代ローマ時代に現在のベルギーあたりで栽培が始まった(出典不明)」とウィッキピーディアには書かれています。
まわりのイギリス人はこの謎が誰も気にならないようです。
昔いっしょに食事をした友達のお父さんにきいてみたら「ブラッスルスが気に入らないのならキオト(京都)スプラウトとでも呼ぼうじゃないか」といわれたことがあります。
ベーコンと芽キャベツを炒め合わせるレシピは、昔からあるようです。
雑誌やテレビで紹介されているのも目にします。
砕いたクルミや乾燥したトウガラシを試したこともあります。
フランスや「本場(?)」ベルギーではクリと炒め合わせるそうです。
昨日載せた写真をもう一度。
夫がベジタリアンなので、ベーコンとは似ても似つかない「肉モドキ」ベーコンを使いました。
見た目が気持ちわるい、いちばん最初の写真をご覧ください。
ちぎって少し食べてみました。
大豆たんぱくが主原料だそうですが、なんだか懐かしい「魚肉ソーセージ」のような食感です。
かすかに、スモークト・ベーコンのようないぶした味がついています。不味い。
ベーコン(モドキ)と、茎と外側の葉を除いた芽キャベツ(半分に切るのを忘れました!)を焼き色がつくまで炒めて少量の水とサシェットの粉末のなかみを混ぜ、弱火にしてフタをして10分....
子供が嫌う淡泊で青臭いキャベツの味がすっかり消えてなんだか複雑で濃いクリスマス風味で....おいしかったのです!
赤っぽい色はパプリカのようです。
材料一覧を見てみました。
タイム、セージ、パセリとイギリスに昔からあるハーブ類と、ニンニク、麦芽まで入っています。
クリスマスっぽい風味のもとはたぶん黒いモラセス molasses (糖蜜)でしょう。
ブランデーに浸したドライフルーツがぎっしり詰まってどす黒くて重いイギリスの「クリスマス・ケーキ」にはモラセスが使われることが多いのです。
昔からの芽キャベツとベーコンのソテーには通常コショウぐらいしか調味料を使わないはずです。
(今、レシピのウェッブサイトを見て確認しました)
ベーコンからにじみ出た風味豊かな脂と塩味が淡泊な芽キャベツに与える風味だけで充分おいしいはずなのです。
こんがり炒めてややこしい味付けをされたベーコンモドキは結構おいしかったですよ。
「せっかくのブラッスルス・スプロウトを薄気味悪い肉モドキが台なしにしている」とモンクたらたらだった夫も食べてみて悪くない、と評価を下しました。
本物のベーコンを使っていたら、もっともっと複雑濃厚でややこしい味に仕上がったのかもしれません。
これで最後です。
近所のコンビニエンスストアで半額で買ったインスタント・サシェット instant sachet (袋入りインスタント調味料)クリスマス・スペシャル版、第3弾...
ソテーした芽キャベツとベーコン Sautéed Brussels Sprouts with Bacon。
イギリスでは芽キャベツ Brusseles sprouts はロースト・ターキーのクリスマスディナーに添える定番中の定番です。
子供たちが食べたがらないクリスマスの付け合わせの定番としても知られています。
なぜ芽キャベツの英語が「ブラッスルス・スプロウト(ブリュッセルの芽)」とベルギーの首都の名前を冠しているのか気になるところです。
「古代ローマ時代に現在のベルギーあたりで栽培が始まった(出典不明)」とウィッキピーディアには書かれています。
まわりのイギリス人はこの謎が誰も気にならないようです。
昔いっしょに食事をした友達のお父さんにきいてみたら「ブラッスルスが気に入らないのならキオト(京都)スプラウトとでも呼ぼうじゃないか」といわれたことがあります。
ベーコンと芽キャベツを炒め合わせるレシピは、昔からあるようです。
雑誌やテレビで紹介されているのも目にします。
砕いたクルミや乾燥したトウガラシを試したこともあります。
フランスや「本場(?)」ベルギーではクリと炒め合わせるそうです。
昨日載せた写真をもう一度。
夫がベジタリアンなので、ベーコンとは似ても似つかない「肉モドキ」ベーコンを使いました。
見た目が気持ちわるい、いちばん最初の写真をご覧ください。
ちぎって少し食べてみました。
大豆たんぱくが主原料だそうですが、なんだか懐かしい「魚肉ソーセージ」のような食感です。
かすかに、スモークト・ベーコンのようないぶした味がついています。不味い。
ベーコン(モドキ)と、茎と外側の葉を除いた芽キャベツ(半分に切るのを忘れました!)を焼き色がつくまで炒めて少量の水とサシェットの粉末のなかみを混ぜ、弱火にしてフタをして10分....
子供が嫌う淡泊で青臭いキャベツの味がすっかり消えてなんだか複雑で濃いクリスマス風味で....おいしかったのです!
赤っぽい色はパプリカのようです。
材料一覧を見てみました。
タイム、セージ、パセリとイギリスに昔からあるハーブ類と、ニンニク、麦芽まで入っています。
クリスマスっぽい風味のもとはたぶん黒いモラセス molasses (糖蜜)でしょう。
ブランデーに浸したドライフルーツがぎっしり詰まってどす黒くて重いイギリスの「クリスマス・ケーキ」にはモラセスが使われることが多いのです。
昔からの芽キャベツとベーコンのソテーには通常コショウぐらいしか調味料を使わないはずです。
(今、レシピのウェッブサイトを見て確認しました)
ベーコンからにじみ出た風味豊かな脂と塩味が淡泊な芽キャベツに与える風味だけで充分おいしいはずなのです。
こんがり炒めてややこしい味付けをされたベーコンモドキは結構おいしかったですよ。
「せっかくのブラッスルス・スプロウトを薄気味悪い肉モドキが台なしにしている」とモンクたらたらだった夫も食べてみて悪くない、と評価を下しました。
本物のベーコンを使っていたら、もっともっと複雑濃厚でややこしい味に仕上がったのかもしれません。
明言です。浅井さんの表現をヒントにそのうち記事にできる話題を探します。
私が子供の頃にはもう日本は「飽食の時代」でした。
好き嫌いを言うと戦争中やアフリカの飢餓とか過去や発展途上国を引き合いにお説教されましたっけ。
それでも余裕のない家庭では肉はごちそうだったはずです。
イギリスでは家計に余裕のない人は少ない予算を脂肪分、糖分、炭水化物に投じる傾向があるのが知られています。
肉を食べるために野菜や果物を犠牲にするので成人病と肥満が社会問題になっています。
肉を食べつくした感のあるイギリスでは豊かで意識の高い人はオーガニックやベジタリアンに走ります。
日本では肉食が普及してからせいぜい50年ぐらいでは?
飽食の楽しみを手放し、決して安くはなく、しかも本物の肉より味の落ちる「肉モドキ」を食べる文化が根付くのは(根付くとしたら)まだまだ先でしょうね
私が子供の頃は魚肉ソーセージはすでに「モドキ」の寂しい存在だった気がします。
給食でよく出ましたっけ。決して嫌いではなかったです。
今思えば、魚肉ソーセージがありがたがられたのは、40年近く前の「おしん」で戦前には農民が「大根飯」をたべていたという話が衝撃だったのと同じぐらいの過去の話でしょうね。
おしんが大根飯を食べていたのは日露戦争ごろの話でしたね。
脂と肉から 離れて遠くへいく(遠ざかる?)文化の方向が vegitarian bacon で
豆から豆腐 豆腐から魚肉 魚肉から 豚もどきへ 脂と肉に 近づく 文化の方向が
僕が 子供の頃に あった マルハの「魚肉ソーセージ」だったのでは
みそ汁に入っている 揚げが 美味しかったし
魚肉ソーセージ 30円は 食べると幸せでした
当時 卵は10円 コロッケは 5円でした
今 食べると 何であんな物に 興奮したんだろう と 思いますが