イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ロックダウンでもカードを送り、女性はチョコレートやぬいぐるみや花束をもらうバレンタインデーはやってくる

2021年02月06日 08時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢
スーパーマーケット、セインズベリーに週に1度の買い出しに行きました。


もちろん、ロックダウンのさなかです。

忘れていました、セイント・ヴァレンタインズ・ディ Saint Valentain's Day(バレンタインデー)!


1週間後です。

去年、2020年のバレンタインデーの時、コロナウィルス騒ぎはすでに始まっていました。
イギリスをはじめ、欧米諸国ではまだ完全に「対岸の火事」でした。

2019年末に中国でウィルスの存在が確認されて....その時は人から人への感染は起こりえないと発表されていたはずです。
2月には武漢がロックダウンになって大さわぎ。
クルーズ船が停泊、1月中に大量の中国人観光客を迎えて感染が広がっていた日本もちょっとした騒ぎが始まっていました。

去年のバレンタインデーの時、私と夫は日本にいました。
英国に戻った2月27日の感染者数はたったの14人だったのをおぼえています。
まだまだ「中国、韓国、日本など極東だけの問題」という意識でした!

それが、まあ今のこの英国のパンデミックの大惨事、なんということでしょう!?

3月23日に1日の感染者が1500人に迫り、イタリア、スペインに倣っての一斉ロックダウンに踏み切り....
緩和の時期を経て、感染者数が最大の年明けには1日6万人越え、現在は2万人台を維持している状態です。

感染力が7割高いといわれる変異株、「ケント種 Kent variant 」の蔓延、累計死者11万人越え、そして3度目のロックダウンが始まってもう1か月....!

それにしてもカードにプレゼントがずらっと並ぶプロモーションの赤い棚.、スーパーマーケットのこののんきさ...!




3回目の今回のロックダウンは去年3月に始まった最初のロックダウンの時に比べると格段に緊張感が低く、規制も驚くほどゆるいのです。
最初の時よりもずうっと状況が悪化しているのにもかかわらず、です。

職場が閉鎖されていなかったリ、同じ人となら(原則として子供やお年寄りなどの世話などのために)「サポートバブル」なるグループを形成して同所帯の人以外とも会えることになっています。

今回も夫婦やいっしょに住んでいる恋人どうしには、パンデミックなど関係なしにやはりバレンタインデーにプレゼントやカードを送りあうはずです。
飲食店がすべて閉まっているので、ロマンチックなディナー・デイトはあきらめなくてはならないでしょう。

同じセインズベリーでのバレンタインデー前日のようすについて2年前に書いたストックポート日報の記事のリンクです☟
イギリスのバレンタインデーについて詳しく書いてあります。

商業主義は日本だけではない!ヴァレンタインディ前日のスーパーにみる究極の商魂ロマンチック路線、イギリス版




イースターのチョコレートまでもう売りだされています。


ええ、まあ、毎年のことですが。

(バレンタインデーのロマンチックなギフト用品を熱心に見ていたおじいさんが、イースター・エッグの売り場でも熱心にチョコレートを見ています)



今年のイースターは4月4日です。
2か月も先です。
イースターの前には母の日 Mothering Sunday があります。


そうそう、去年はバレンタインデーは普通に祝ったイギリスも母の日とイースターはロックダウンでキャンセルになったのでした!

よその世帯の人を家によんだりよばれたりが禁止だったからです。
親戚の子供たち、孫たちにあげるはずのイースター・エッグ(チョコレート)と、母の日にお母さんにあげるはずの花束が大量に売れ残ったことが記憶にあります。

イースター・エッグは半額以下になってとにかく売り切ったでしょうが、大量の花束は廃棄処分にされました。
ゴミ処理場でブルドーザーを使って鮮やかな彩りの花が大量に山のように積み上げられていく悲しいシーンをニュースで見てしまいました。

今年のイースターのロックダウン状況はまだ予想できません。











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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夫婦喧嘩は存在しない (浅井洋)
2021-02-06 17:01:07
江里様
 
チョコレートと下着を Valentine にですか?

チョコレートはともかく 下着は 冗談でしょと 思うのは 僕が 年寄りだから ですね
返信する
浅井さんへ (江里)
2021-02-07 07:26:58
下着に関しては本文に説明がなくわかりにくかったですね。タイトルを書き替えます。
冗談ではありません。男性が恋人や妻に「セクシー」な下着を贈るのです。
女性に下着を贈るのはポゼッシブ(占有欲)の表れという考えもあり、そういう贈り物を嫌がる女性もいるというので男性は気をつけたほうがいいかもしれません。
返信する
Unknown (清水 瑛太)
2021-02-07 22:12:52
コロナ禍で貴重な情報ありがとうございます。
どうして変異種があるのでしょう、、対策しているのにそして何故終息しないのでしょうね、、
返信する
夫婦喧嘩は存在しない (浅井洋)
2021-02-07 23:54:44
江里様

僕は女房の サイズも知らないし 

洋服も買ってあげた事もないのに 

下着ですか 大変ですね 西洋の方は
返信する
夫婦喧嘩は存在しない (浅井洋)
2021-02-07 23:54:58
江里様

僕は女房の サイズも知らないし 

洋服も買ってあげた事もないのに 

下着ですか 大変ですね 西洋の方は
返信する
浅井さんへ (江里)
2021-02-08 05:17:54
浅井さんのブログ、どこへ行っちゃったんですか?
いつも私はセーブしているリンクをクリックするだけで、アクセスしているので、インターネットアドレスをタイプしたのは最初のうちだけです。(アドレスを忘れました)
ブログの配信元を替えられたのでしょうか。
私も下着を買ってもらったことはありません。
私がそういうの嫌いだってわかってるからです。
相手がそういうことが好きかどうかイヤなのに無理してないかとかわかるぐらい親しくないと「セクシーな下着」プレゼントは逆効果でしょう。
奥様にきれいな箱に入ったチョコレートはいかがでしょう?「西洋では男が女性にあげるんだよ」で意表を突いたバレンタインデーになります。
返信する
清水さんへ (江里)
2021-02-08 05:23:11
いつの間にか変異種が増えていますね。南アフリカ、ブラジル、ケント....
これでも....抑えている方だと思います。
対策を怠ればもっとひどいことになっているはずです。
それより、大したことをやっていないように見える日本での感染者数の少なさの理由を知りたいです!
単に検査数が少ない(症状の出た人とその人に接触した人だけ検査している)から、という話も聞きますが。そうだとしたら、発表されている人数の30倍は感染者がいるはずです。
返信する
夫婦喧嘩は存在しない (浅井洋)
2021-02-08 23:30:51
江里さま

僕の blog は

方法その1 yo-asai.com で 僕の履歴が 出てきて その中の 赤字 Diary Note から

方法その2
https://76749.diarynote.jp/ です

ゲーム好きな方が 親切で 無料で やってるblogなので 割と煩雑に 止まります

返信する
浅井さんへ (江里)
2021-02-10 06:53:44
貼っていただいたリンクをクリックしましたがやっぱり「403forbidden」という一文と空白が出ます。
あ、止まってるんですか
返信する
夫婦喧嘩は存在しない (浅井洋)
2021-02-10 09:38:08
江里様

 この diarynoteは ゲーム仲間が 開設した
ゲームの利益で 成り立って 居たのですが
 かなり頻繁に 止まるので 
  また退職して 暇ですので
gooの blogに 少しづつ 移動させてます
 そのgooのaccountから 貴女を follow してます
 asai0088yo で ご覧頂けるかと 思います


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