イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ストックポートタウンセンターの隠れた不条理、無用の建築パート

2020年07月15日 08時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
昨日、ストックポートのタウンセンターにあるスーパーマーケット、アスダ Asda に行きました。
買い物のあと、アスダの駐車場に車を置いてタウンセンターでも買い物をしました。

アスダの立体駐車の上階に続くコンクリートのランプ ramp(斜面)の下に緑の柱が取り付けられています。


それはいいのですが....
一番はしに取り付けられた意味のない扉は何のため...?

駐車場1階の、ランプの一番高くなったところの下にある普段は閉まっている非常ドアが開いていたのでそこから出入りしました。
(屋内の密を防ぐ換気のためだと思われます)

出てすぐの場所にこの物件はあります。

これ、へんですよ!
.....へんですよね?!

実は、ロックダウンが始まって間もなくの2か月ほど前にも車でこの横を通り過ぎた時にさいしょに見つけました。
これと同じ状態でした。

ランプの下を徒歩で通ったら、いっそう「へん」感がいや増します。



ちなみに、歩道に立ちならぶ黒い四角い金属の柱はボラード bollard といいます。
地域によって実にさまざまなデザインがあるのですが、日本の「ガードレール」のかわりに車の侵入をとめるのため歩道のはしなどに林立しています。
黒く塗ったコンクリート製が多いかもしれません。

ここのボラードはランプの下に車を乗り入れるのをふさぐため、ずいぶん前からここにありました。

その後、ランプの下でホームレスに寝られたり、若者にスケートボードや雨宿りついでのドラッグパーティーでもされては困るからでしょうか、囲い込んでランプの下に立ち入ることができないようにする計画でも持ち上がったのではないかと思います。
ついでに扉をつけて関係者が立ち入れるようにしたら、収納などデッドスペースの有効活用にもなるし!

まずボラードにくっつけるように柱をたてて、そのあと金網でも張り巡らすつもりだったのが突然のロックダウンで計画が中断....?
以上、勝手な推測ですが。

役に立たない扉にはこれまた意味のない錠がかかっていました。

コメント (2)
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