スペイン、バルセロナのアイリッシュ・パブの厨房で働くうちの息子息子が送ってきた写真です。
(ソーシャルメディアに投稿してけっこうウケたそうです)
スペイン全土でコロナウィルス感染拡大阻止のロックダウンが始まった3月15日にパブが閉鎖、その後約1か月、息子はお給料をもらっての自宅待機、というか狭いアパートでの軟禁生活を余儀なくされていました。
政府による補償にも限度があり、息子を含めたパブの従業員は一か月後についに一時解雇されました。
その後すぐ、先月末からイングリッシュ/アイリッシュ・パブ料理をデリバリーするサービスを始め、息子は週にたったの2~3日ですがまた出勤し始めました。
起死回生をかけたロックダウン下の再出発、もちろんパブはあけられませんが、デリバリーサービスは大当たりだそうです。
職場の行きかえりの他外出はせず、お金をほとんど使わないため、収入減でもなんとかやっていけるそうです。
また、自分が調理したパブ料理のあまりを大量に持ち帰り始めたので食費もうくそうですし。
一か月ぶりに戻った職場で見つけたギネスのアルミ樽100缶!
他に南米産のビールコロナ(!)まで大量に仕入れてある!!
いえ、まあ腐らないから大丈夫なんでしょうけどね、すべて3月17日のセイント・パトリックス・ディに1晩で売り切る予定で仕入れたそうです。
アイルランドの守護聖人、セイント・パトリックにちなんだ祭日はスペインで大人気のアイリッシュ・パブにとって、1年で最大の書き入れ時なのだそうです。
たいへんな意気込みで何カ月も前から準備していたのに、その前々日からスペインのロックダウン開始!
気の毒です.....。
イギリスの昔ながらのパブにはビール樽を収納する専用の地下倉庫があるのですが.....
☝以前のストックポート日報の記事から写真を2枚転載しました。
もともと、パブとして建てられたわけではないバルセロナのパブには専用の樽収納庫なんてなさそうです。どこにしまうんだろう。
(今度息子にきいておきます)
去年の6月にバルセロナ旅行をして息子の勤め先のアイリッシュ・パブで食事をした時のストックポート日報の記事からの転載写真です。☟
さて、イギリスの土曜日の午前のニュースではスペインのロックダウンの大幅な緩和が大きな話題になっていました。
イギリスより1週間以上早いスペインのロックダウンは「運動のための」外出ができるイギリスと違って、仕事か必需品の買い出し以外の外出が一切禁止、罰則ありで非常に厳しかったようです。
仕事や買い物に外出できる大人と違って一切外出が許されなかった子供が6週間ぶりに外に出ることを許されたのが先週、そして一昨日土曜日は大人が早朝から昼までの外出を楽しんだということなのですが.....
バルセロナの朝の9時、海岸沿いの美しい広い通りいっぱいにジョギングやサイクリング、散歩をする市民であふれかえっている様子がうつりました。
日光浴やヨガ、ストレッチをしている人も写っていました。
ジョギングしている人が集中するエリアの映像はまるで、「ロンドン・マラソン」の一般参加者のスタート地点の集団のような密度で人がかたまっていました!
スペインではソーシャルディスタンシングはどうなっているのか!?
あんな大変な惨事を経験した後に学ぶことはなかったのか....?
イギリスのロックダウンでは、スペインと違って「運動のため」の外出が許されています。
7週間も一切屋外に出ることを許されなかったスペインとは解放感の度合いが違うのかもしれません。
先週撮ったロックダウン下のイギリスの住宅街のようすです。
イギリスでも、最近ようやく「マスクの効果が幾分期待できるシチュエーション」に関して議論が始まり、「公共の場所ではマスクをした方が良い」と言い始める医療、公衆衛生の専門家も出てきています。
それでもやっぱり普及からは程遠いイングランドの現状....
スコットランドでは外出時のマスク着用が義務付けられたそうですが今のところ違反者への罰則はないようです。
イングランドでは、人との距離を必ず2mとる、ソーシャル・ディスタンシングの実行が本当に徹底しているので外出時のマスクは今のところ不要、と断定する人が大半です。
バスや電車で通勤する人、店などで不特定多数の人に接する仕事などの人がマスクをした方がいいのはだれの目にも明らかです。
買い物や散歩、運動などで外出する際、他人が2m以内の距離で接することなど(私の経験ではまずほとんど)ありません。
ちなみに、バルセロナの古いアパートにこもっていた息子はチャットやスカイプでお友達といつでも話ができてご機嫌です!
ここ数年、夕方出勤して深夜まで働く息子が自由に過ごせる昼間にはお友達はみんな仕事や大学や職業訓練校に行っていて、だれも相手になってくれないのだそうです。
いきおい、一緒に遊べるのは同じ時間帯に働く同業者に限られてしまうわけです。
ロックダウンでお友達がみな家にこもってスマートフォンを手にしている今、話したい時にいつでもだれとでも話せるし、バルセロナの狭いアパートから出ることなくイギリスに住んでいるお友達とバーチャル飲み会、カラオケ大会、クイズ・ナイトなどやっているようですし、社交好きの息子は「ロックダウン・うつ lockdown depression」などになるヒマはなさそうです。
スペイン語会話とひらがなの読み書きの独習も始めたそうです。
バルセロナに行った時の写真です。去年のストックポート日報の記事からの転載です。
そうそう、このプロムナードが週末、ロックダウンから一時解放されたバルセロナ市民で過密状態になっていたのでした。
砂浜には出られないように柵が巡らせてあったように思います。
(ソーシャルメディアに投稿してけっこうウケたそうです)
スペイン全土でコロナウィルス感染拡大阻止のロックダウンが始まった3月15日にパブが閉鎖、その後約1か月、息子はお給料をもらっての自宅待機、というか狭いアパートでの軟禁生活を余儀なくされていました。
政府による補償にも限度があり、息子を含めたパブの従業員は一か月後についに一時解雇されました。
その後すぐ、先月末からイングリッシュ/アイリッシュ・パブ料理をデリバリーするサービスを始め、息子は週にたったの2~3日ですがまた出勤し始めました。
起死回生をかけたロックダウン下の再出発、もちろんパブはあけられませんが、デリバリーサービスは大当たりだそうです。
職場の行きかえりの他外出はせず、お金をほとんど使わないため、収入減でもなんとかやっていけるそうです。
また、自分が調理したパブ料理のあまりを大量に持ち帰り始めたので食費もうくそうですし。
一か月ぶりに戻った職場で見つけたギネスのアルミ樽100缶!
他に南米産のビールコロナ(!)まで大量に仕入れてある!!
いえ、まあ腐らないから大丈夫なんでしょうけどね、すべて3月17日のセイント・パトリックス・ディに1晩で売り切る予定で仕入れたそうです。
アイルランドの守護聖人、セイント・パトリックにちなんだ祭日はスペインで大人気のアイリッシュ・パブにとって、1年で最大の書き入れ時なのだそうです。
たいへんな意気込みで何カ月も前から準備していたのに、その前々日からスペインのロックダウン開始!
気の毒です.....。
イギリスの昔ながらのパブにはビール樽を収納する専用の地下倉庫があるのですが.....
☝以前のストックポート日報の記事から写真を2枚転載しました。
もともと、パブとして建てられたわけではないバルセロナのパブには専用の樽収納庫なんてなさそうです。どこにしまうんだろう。
(今度息子にきいておきます)
去年の6月にバルセロナ旅行をして息子の勤め先のアイリッシュ・パブで食事をした時のストックポート日報の記事からの転載写真です。☟
さて、イギリスの土曜日の午前のニュースではスペインのロックダウンの大幅な緩和が大きな話題になっていました。
イギリスより1週間以上早いスペインのロックダウンは「運動のための」外出ができるイギリスと違って、仕事か必需品の買い出し以外の外出が一切禁止、罰則ありで非常に厳しかったようです。
仕事や買い物に外出できる大人と違って一切外出が許されなかった子供が6週間ぶりに外に出ることを許されたのが先週、そして一昨日土曜日は大人が早朝から昼までの外出を楽しんだということなのですが.....
バルセロナの朝の9時、海岸沿いの美しい広い通りいっぱいにジョギングやサイクリング、散歩をする市民であふれかえっている様子がうつりました。
日光浴やヨガ、ストレッチをしている人も写っていました。
ジョギングしている人が集中するエリアの映像はまるで、「ロンドン・マラソン」の一般参加者のスタート地点の集団のような密度で人がかたまっていました!
スペインではソーシャルディスタンシングはどうなっているのか!?
あんな大変な惨事を経験した後に学ぶことはなかったのか....?
イギリスのロックダウンでは、スペインと違って「運動のため」の外出が許されています。
7週間も一切屋外に出ることを許されなかったスペインとは解放感の度合いが違うのかもしれません。
先週撮ったロックダウン下のイギリスの住宅街のようすです。
イギリスでも、最近ようやく「マスクの効果が幾分期待できるシチュエーション」に関して議論が始まり、「公共の場所ではマスクをした方が良い」と言い始める医療、公衆衛生の専門家も出てきています。
それでもやっぱり普及からは程遠いイングランドの現状....
スコットランドでは外出時のマスク着用が義務付けられたそうですが今のところ違反者への罰則はないようです。
イングランドでは、人との距離を必ず2mとる、ソーシャル・ディスタンシングの実行が本当に徹底しているので外出時のマスクは今のところ不要、と断定する人が大半です。
バスや電車で通勤する人、店などで不特定多数の人に接する仕事などの人がマスクをした方がいいのはだれの目にも明らかです。
買い物や散歩、運動などで外出する際、他人が2m以内の距離で接することなど(私の経験ではまずほとんど)ありません。
ちなみに、バルセロナの古いアパートにこもっていた息子はチャットやスカイプでお友達といつでも話ができてご機嫌です!
ここ数年、夕方出勤して深夜まで働く息子が自由に過ごせる昼間にはお友達はみんな仕事や大学や職業訓練校に行っていて、だれも相手になってくれないのだそうです。
いきおい、一緒に遊べるのは同じ時間帯に働く同業者に限られてしまうわけです。
ロックダウンでお友達がみな家にこもってスマートフォンを手にしている今、話したい時にいつでもだれとでも話せるし、バルセロナの狭いアパートから出ることなくイギリスに住んでいるお友達とバーチャル飲み会、カラオケ大会、クイズ・ナイトなどやっているようですし、社交好きの息子は「ロックダウン・うつ lockdown depression」などになるヒマはなさそうです。
スペイン語会話とひらがなの読み書きの独習も始めたそうです。
バルセロナに行った時の写真です。去年のストックポート日報の記事からの転載です。
そうそう、このプロムナードが週末、ロックダウンから一時解放されたバルセロナ市民で過密状態になっていたのでした。
砂浜には出られないように柵が巡らせてあったように思います。