イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

イギリス北部のマンチェスターでアメリカ南部風料理が食べられるカフェ、その名も「アラバマ」食べたのはアメリカ風パンケーキ

2018年10月24日 08時00分00秒 | マンチェスター
ご無沙汰していました。
しばらく風邪気味で休刊していました、ストックポート日報、今日から復刊です。

知る人ぞ知る、マンチェスター名物(らしい)アメリカ風ダイナー式のカフェ、アラバマ Alabama


マンチェスター・シティ・センターのおしゃれなエリア、ノーザン・クオーターと通常のショッピングエリアの境界にある毛色の変わったショッピング体験を提供するマンチェスターの名所、アフレックス・パレス Afflecs Palace


パレスとは名ばかりの、手づくりアクセサリーや古着、古レコード、スピリチャルな小物、日本のアニメのキャラクターのフィギュアなどなど、東京原宿の歩道に店開きしている露店のような品揃えの小規模店舗がテナントとしてぎっしり店開きしているボヘミアンなショッピングビルです。

アラバマは現在アフレックス・パレスで仮店舗で営業しています。



通常の店舗は火災にあい、現在改装中だそうです。

内装がとてつもなくファンキーな通常の店舗にも行ったことがあります。
その時はアイスクリームサンデーを食べました。

ワッフル、ベーグル、パンケーキ、フレンチ・トースト、イングリッシュマフィン、ハッシュブラウン、エッグス・フロレンティ―ン、オムレツ、サーモンなどなどのいかにもアメリカらしい朝食メニューの他に、興味津々、エイトウフィー Etouffee なるものも昼食時間限定で出しているそうです。

エイトウフィーというのは野菜とチキンかザリガニをフランス風のルーで煮込んだソースがアメリカ風のライスにかかっているというアメリカ南部の民族料理。
次回、試さなきゃ!

店名が「アラバマ」というだけあって、ケージャン・チキン、ジャンバラヤなど、アメリカ南部の素朴な料理も日替わりで出しているらしいです。

といっても、現在の仮店舗で作って出している品は限定されているようです。
メニューはアラバマのウェッブサイトで見つけた通常営業のもののようです。(現在、仮店舗で仮営業している旨記載がないのが驚きです!)
お料理の注文は本店舗のみでうけているものもありそうです。

私の連れが注文するつもりだったフレンチ・トーストは現在やっていないそうですし。

チキンやステーキ類には「スキニー・フライ slinny fries 」がついてくるそうです。

スキニーフライ!いいなぁ、イギリス独自の呼び方ではないでしょうか。
マクドナルドなどでも出している、「フレンチ・フライ」= 短冊切りにした細いカリッとしたポテトフライのことです。
フィッシュ・アンド・チップスでもおなじみ、「チップス chips」というイギリスのポテトフライは普通とても太くてやわらかいのです。

細いものは必ず「アメリカン・スタイル(フレンチ)フライ」と明記してあります。

アメリカ風カフェで「アメリカン・スタイル(フレンチ)フライ」という表記はダサいですよね。
スキニー(やせっぽちの、細い)という名称はダイエット食品によく使われるのですが、いいのかなぁ、から揚げポテトのこの名称...?
(油がよく回っている細いものをたくさん食べた方が倍以上太いものを半分の数食べるより摂取カロリーが多いはずです!)

実は今回の目当ては理由は名物(?)バターミルク・パンケーキ buttermilk pancake!

私が注文したバナーフィ・パンケーキ bonofee pancake。


イギリス発祥で、アメリカ人に大人気のバナーフィパイについて ストックポート日報に以前に書いたことがあります。
トフィーでからめたバナナの輪切りとバニラアイスクリームののった、もっちりして濃い甘さのパンケーキと砂糖をからめてじゃりじゃりと固めて砕いたくるみ。
強烈に甘いです。

おそらく「イギリスの標準」の甘さよりももっと甘いかもしれません!
いえいえ、とっても楽しめました。イギリス伝統のケーキやお菓子パイ類などどれをとっても目が眩むほどおいしいのですが、標準的な日本人の味覚から言えば.....

何しろ甘いので....量が多いのです!

いえ、実際の量の問題ではなくこんなに甘いものをこんなにたくさんは食べられない!というわけなのです。

私の連れが注文した、これまたアメリカ的なメープル・シロップとベーコン・パンケーキ maple syrop and bacon pancake 。


こちらの方が甘さはひかえめのようですが、食後のどが渇いたそうです。

私は三分の一ほど残しました。

お値段は6ポンド、とデザートには高めですが、お食事にしてはお手頃です。
私たちは遅い昼食がわりに食べました。



近ごろイギリスでは有名な「フル・イングリッシュ・ブレックファースト」よりも明らかにアメリカ風の朝食スタイルがおしゃれ!という認識がすすんでいます。
スーパーやコンビニでも売られているベーグルはすっかりイギリスの食生活に溶け込んでいます。
アメリカ風朝食を食べさせるところはこれからもどんどん増えると思います。

ダイナー風のレストランもおしゃれです。

同じくノーザンクオーターにある本店舗が新装開店したらまた行って、今度はアメリカ南部料理を試してみるつもりです。


コメント (4)
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