イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ストックポート日報の原点、マーケット・プレイスの古いパブ・・・イギリスらしい話題です

2017年09月24日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
真夏のパリからイギリスに戻って、ずいぶんたちます。

帰ったとたん、涼しいイギリスの9月でほっとしていたところです。
ストックポート日報を休刊していたこの1週間ですっかり秋。紅葉はまだですが、セーターの必要な気温です。

ご無沙汰していました。

久しぶりにイギリスらしい話題をお届けします。

ストックポートのパブ!
マーケット・プレイス Market Place の坂の下にある、名物パブ、アーデン・アームス Arden Arms


ストックポートのタウンセンターにある、ロビンソンズ醸造所 Robinsons Brewry、傘下のパブです。

内部が、昔風なのです!




このパブ、19世紀の初めに建てられて以来、200年以上の間、外観も内部もほとんど変わっていないそうです。
第二級保存指定建築。







ここ10年ほどの間に、おしゃれでモダンに改装するパブが増えてきています。

柄入りの壁紙、たばこのやにが染みついた飴色の腰板、暗い色のじゅうたん、真鍮の馬具飾りやジャグなどの飾りでおなじみの、イギリスの「古き良き時代」風のパブが次々と消えてゆきます。

このアーデン・アームスはそれらの暗い色調の伝統パブとも違います。
もっと以前のサッパリした19世紀初期のリージェンシー風のオリジナルの内装を基調に、ダイニング・エリアの額絵はなぜかフランス19世紀末頃の石板ずり風ポスターで、レトロモダンな趣味も付け加えられています。


エール(イギリス特有のビール)の種類の多さ、料理、サービスなどの評判も良く、数々の賞をとっているストックポートのタウンセンターでは最も有名なパブのひとつです。

伝統的なロースト料理のおしゃれな盛り付け、手作りのデザートが評判ですが、お値段は、ちょっと高めかもしれません。

お手頃なサンドウィッチを食べました。


ストックポートをはじめ、グレーター・マンチェスター各地の伝統的なパブに醸造したてのアルミの樽入りエールを卸しているロビンソンズ醸造所について書いた、ずいぶん前の記事も読んでみてください。
リンクを下に貼りました。↓

ストックポートのまちなかの大規模なビール醸造所、馬までいる

しばらくは、パブやお菓子など、「イギリスらしい話題」を心がけるつもりです!
コメント (5)
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