イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マンチェスター自慢の美術館、マンチェスター・アートギャラリー再び 今度は外観!

2015年01月29日 09時06分59秒 | マンチェスター
おまたせしました。建物の外観です。


前回、1月25日から2日間の記事の続きです。

すぐ前は、車の乗り入れ禁止の、市電 tram 専用の道路です。

道幅が狭くて真正面の写真がうまく撮れません。

本館 Manchester City Art Gallery は、1824年から35年にかけて設計施工完成しました。

古代ギリシャ復興様式 Greek Revival Styleで、イオニア式神殿を模してたてられています。

角にまわると右側に別館のマンチェスター・アテネウム・ビル Manchester Athenaeum Building も見えます。


本館より高い別館、略称アテネウム。1837年に完成しました。


イタリアン・パラッツォ様式 Italian ParraoStyle、ルネッサンス期の邸宅のまねだそうです。

1938年に、美術館のスペース拡張のため、市に買い上げられました。
以後、工芸品を主に展示するマンチェスター・アートギャラリー別館、「工芸館」として長く使われていたのです。


本館と別館をつなぐガラス張りの建物があいだにあります。

めだたない入り口もあります。


この鉄とガラスの現代建築は隙間スペースをうめるだけではなく、別館のうしろをぐるっと囲うように、三階だての巨大な展示スペースを提供しています。 

内部のエレベーター。


2002年、建築デザインは公募でえらばれました。


建築家の名前をとってホプキンス・ビルディング Hopkins Building ともよばれています。

階段踊り場の上に細かいメッシュで造った人体が吊りさげられてゆらゆらゆれています。


よく見ると心臓まである!




本館と別館の2階をつなぐ渡り廊下です。



展示については、また明日。


コメント (4)
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