イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

夕食はガマガエルの名がある伝統のオーブン料理。

2015年01月16日 22時52分34秒 | 英国の食べ物、飲み物



トード・イン・ザ・ホール toad in the hole(穴のなかのガマ!)

ちゃんとしたお料理の名前です。(私の創作ではありません)

ソーセージを、大量のヨークシャー・プディング Yorkshire pudding の衣に浸してオーヴンで焼き、オニオン・グレービー onion gravy をたっぷりかけて食べる素朴なイギリス料理です。

なぜ、ガマというのか?知りません。

ロースト・ビーフの付けあわせとしておなじみのヨークシャー・プディング、つくるのは簡単です。

100グラムぐらいの小麦粉に、よく溶いた卵2個と200ミリリットルぐらいの牛乳を少しずついれてとろとろになるまでよーくかきまぜます。

小さなくぼみがたくさんある、マフィントレイに流し込むとおなじみぽこぽこ丸いヨークシャープディングができます。

今回は衣としてつかいます。

フライパンに油をひいて焼けばパンケーキ になります。



右端に見えてるのが冷凍の、大豆ときのこが原料の袋いり「ベジタリアン・ソーセージ」。

ベジタリアン(動物性の食品を一切口にしない菜食主義者)が食べられるように肉製品に味や食感を似せて作られたベジタリアン御用達の出来合い食品が多数売られています。

うちの夫は菜食主義なので、今日は一家全員、肉を食べる私も子供たちもベジタリアン料理のお相伴です。

オーブンでローストしたソーセージ(今回はベジタリアン用のソーセージモドキですが)に溶いた衣をかけてまたオーブンにもどします。

200度で約20分。キツネ色に焼けたらできあがり。オニオン・グレイビーも手作りしました。

よく炒めた玉ネギに小麦粉と塩、砂糖をまぜ、即席の野菜ストックでとろとろにのばします。

手順は簡単ですが時間がかかります。

ほんとうはビーフ・ストックを使うはずですがやっぱり菜食主義者の夫につきあって野菜ストックで代用しました。

きりわけて・・・


召し上がれ


付け合せはイギリスっぽくない地中海風野菜のロースト、前日のあまりです。

うちでは夫の「おふくろの味」だというぼそぼそした口当たりのマッシュポテトを作っています。





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コメント (7)
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