イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マープル・カナル・ウォーク 、 寒くて霧の深い朝の運河沿いの散歩 その2   ・

2015年01月06日 09時23分52秒 | ストックポートとその周辺

ストックポートの郊外、マープル運河沿いの散歩道 Marple Canal Walk を歩きます。
その2回目。

段差や高低のある土地の運河には必須のカナルロック canal lock は運河(カナル)の水面の高さを調節して、舟の行き来をスムースにする装置です。
水流をせき止めたり吐き出したりする水中の水門を開け閉めして操作します。

古い水門から水がもれています。
水面の高さが水門の奥と手前で違うのに注目です。


うちの夫が巨大なレバーを押して水門を開け閉めするデモンストレーションをしてくれました。


もとロック・キーパー lock keeper(管理人)の住居だったコテージです。


ー般の人が住んでるようです。
運河と同年代に建てられた古い建物のようですが、プラスチックの窓枠と建て増しが残念。

運河に面した出入り口もありますが、切り立ったがけ下(3階下)に、道路に面したちゃんとした玄関もあるみたいです。

このかわいらしい橋の上は、コンクリート舗装された一般道路です。


この橋をすぎると近代的な、交通量の多い道路が走っている賑やかな場所に出ます。

さらに行くと、ストックポートの名物建築、マープル・アクアダクト Marple Aqueduct があります。


アクアダクトは上を水が流れる橋です。日本語で「水路橋」というそうです。

はるか下の渓谷を流れるゴイト川 River Goyt をまたいで、ピーク・フォレスト運河 Peak Forest Canal をとおしています。開通は1795年。

当時の建築技術の粋を結した、イギリスでー番高いアクアダクトです。

この運河は1960年代まで、ピーク・ディストリクトで採掘された砂利の輸送につかわれていました。

隣のヴァイアダクト(鉄道橋)の上を電車が走っています。


この続きはまたあした。





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コメント (2)
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