飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

ル・マン2023・・・ミュージアム③

2023-07-23 19:19:47 | 2023ル・マン
やっぱグリッケンハウスは富士に来ないかー。
ひょっとしたら、もうWECで見ることは出来ないのかもしれないね・・・


さて、火曜のサーキットオープン(ピットウォーク)は13時から20時まで。
そのうちサインセッションは14時から1時間予定されていました。

人が少なくなってきたのを見計らって、ゲートに突撃してみたんですけど・・・


予選日チケットのバーコードでは、ゲートは開きませんでした。

係のおねーさんがあっちに行ってみてと指をさすと、横に小さなチケットオフィスがありました。
列に並んでみると、30€とかっていう会話が聞こえてきます。
マジか・・・4,500円の価値はあるかなと考えつつも、せっかく来たんだしと
カウンターのお姉さんに当日券はある?と聞くと、「決勝のチケットはある?」と。
予選日しか持ってない旨伝えると、「ごめんなさい、売り切れなの・・・」。

周りの人たちは無事に入場チケットをもらっていたので、おそらくですが、
決勝チケットを持っている人は、30€でこの日入れたんじゃないかと思います。
テストデーからの通し券だと、もちろん追加料金は必要ないですけどね。

ま、この日は入れないことも想定していたので、仕方ないですね。
という事でミュージアムの続きです。登場するのはすべて優勝マシン。


アウディ軍団の中にプジョーがポツン。


2009年、プジョー”908 HDI-FAP”。

1度だけでもアウディをやっつけたわけですから、それは素晴らしいこと。
アウディはまだオープンボディでしたから、カッコ良さでも明らかにプジョーが勝ってました。
このマシンにはグランツーリスモで何度乗ったことか。
ディーゼルエンジンのトルクが太くて、ドライブしやすかったんですよね(笑)。


2011年、アウディ”R18 TDI”。

テレビ朝日のル・マン中継は2003年で打ち切りになってしまい、
わたくしが再びル・マンを見るようになったのがこの年でした。
当時はユーロスポーツかなんかのストリーミングを現地実況で見てましたねえ。


2012年、アウディ”R18 E-tron Quattro”。

ロッテラー様の2勝目。
2012年からトヨタが参戦、そしてハイブリッドとAWD時代が始まりました。
この年は函館に住んでたんだけど、富士まで行く予定だったんだよねえ。
それが出発当日に職場で大トラブルがありまして、結局その晩は泊まり込みだった・・・


2013年、アウディ”R18 E-tron Quattro”。

残っている傷跡が生々しいですね。
この年はロイック・デュバルの初優勝(にして今のところ唯一の勝利)でした。
やはり日本で活躍していたドライバーなので、嬉しかったですね。


2014年、アウディ”R18 E-tron Quattro”。

この年にはポルシェが復帰。LMP1クラスは三つ巴の戦いとなりました。
速さを見せたのはトヨタだったんですけどねえ。ロッテラー様が3勝目。
トヨタは安い部品が原因でのリタイアじゃなかったかなあ。


2015年、ポルシェ”919 ハイブリッド”。

復帰2年目にしてポルシェが優勝。サードカーでの勝利でした。
トヨタはスピードが全く足りなくて、屈辱的な負け方だったんだよね。
当時のWECにはBoPという考え方がまだ無かったし、開幕で遅かったらそのまんま・・・


2016年、ポルシェ”919 ハイブリッド”。

歴史的な結末となってしまった2016年。
トヨタにとってはとにかく残念だったな。ライバルがいるうちに1度は優勝したかった。


2017年、ポルシェ”919 ハイブリッド”。
わたくしが初めてル・マンへ行った年の優勝マシンでございます。

今度はトヨタ勢の中にポルシェがポツン。
まあ、そりゃそうなりますよね。アウディは2016年をもって撤退、
そしてハットトリックを達成したポルシェも、この年限りで撤退してしまったので・・・


2018年、トヨタ”TS050 ハイブリッド”。

トヨタ初優勝の年。
後ろからも見えるように置いてあったので、フラッシュ炊いてみた。


2019年、トヨタ”TS050 ハイブリッド”。


2020年、トヨタ”TS050 ハイブリッド”。

同じ名前ですが、中身も外側も年々進化していきました。
ローダウンフォース仕様はヘッドライトが切り立っていて、あまりカッコよくないんだよね。
ル・マン優勝マシンにハイダウンフォース仕様はあり得ないんだけどさ。


2021年、トヨタ”GR010 ハイブリッド”。


”グランドキャニオン”が見える写真でもう1枚。

この年からレギュレーションが変わり、”LMP1”から”ハイパーカー”になりました。
ライバルを呼び込むために、技術面では”退化”したところもあるのかな。


そして2022年、トヨタ”GR010 ハイブリッド”。

まだ見られたくない所があるのか、窮屈な展示場所で、あまりいいアングルで撮れませんでした。
ここ最近の優勝マシンは即時引退して、汚れなどもそのままで保存処理を施しているようですが、
今年のトヨタ8号車とか、2位だった場合にはどうしてるんでしょうね。
メンテナンスして次戦以降も使ってるんでしょうか。


という事で、ル・マンミュージアムのフィニッシュでございます。

これは間違いなく18€の価値はありましたね。
ただ、いつものことではあるんですけど、写真を撮る事ばっかり考えてしまって、
特に90年代のマシンなんかは、もっとよく見ておけば良かったと思っています。


この日は夕方にもうひとつお楽しみがありました。
場所はジャコバン広場にある”カンコンス-レスパル”という劇場のテラスです。


トラブルなのかなんなのか、帰りのトラムが駅前までしか動いてなくて、
そこから歩いてきたので着くのが遅くなりました。

開始の30分くらい前に着いたんですが、やっぱ並んでるな。


テントの中にいるのはドライバーたち。そう。街の中でのサイン会でした。

18時開始でしたが、外国だけあってのんびりムードで、列はなかなか進んでいきません。
比較的前の方にいたと思うんですけど、わたくしが貰えたのは18:50でした。

確認したわけじゃないですが、たぶん写真撮影はダメだったんじゃないかなあ。
普通はみんな選手と写真撮ってるはずだけど、誰もスマホを出してなかったですからね。
ということで、わたくしもドライバーの写真は撮らずに帰ってきました。


もらったポスターとドライバーカードの一部です。

トヨタからはコンウェイ、フェラーリはジョビナッツィ、LMP2はフランス人を中心に5人、
グリッケンハウスは御大のほかにフランス人ドライバー3人もいましたが、
ポルシェのドライバー3人は既に帰ってたので、カードだけ貰ってきました。
公式プログラムの表紙にはね、コンウェイにサインしてもらいましたよ。

やっぱアイアン・デイムスのポスターがお気に入りだな。
プログラムに付いてきた公式ポスターといっしょに部屋に貼りました。
ブルデーファンはいますか?ポスター欲しい人がいたら差し上げます。ただし手渡し限定で(笑)。

ちなみに飛行機部門では、アル・フルサンとブラックイーグルスのポスターを貼ってます(笑)。


本日の夕食。
同じサラダを買うのも3回目。今回は中身の写真です(笑)。
チキンがゴロゴロ入ってけっこうなボリュームなんですよ。


来週は千歳基地航空祭ウィークという事で、ル・マンはちょっとお休み。
航空祭関連のレポが終わってから再開する予定です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ル・マン2023・・・ミュ... | トップ | 千歳基地(5.7.26) »

コメントを投稿

2023ル・マン」カテゴリの最新記事