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飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

青森ドライブ

2022-04-15 21:10:25 | その他
ドライブ中の写真は全然無いんですけどね。

4年ぶりですかね。4月13日から1泊で青森に行って来ました。
このブログをいつも見ていただいている方は「三沢だな」と思うでしょ?
ご期待に沿えず申し訳ございません(笑)。
先週ちょっとだけ「今度は縄文時代を・・・」と書いたんですが、青森の縄文遺跡に行って来ました。

もちろん予算と日程に余裕があればMisawa Airbaseにも行きたかったですけどね。
それは来年か再来年の9月でしょうか。


ということで、ダッシュ8に乗って出発。
ドッグランの隣を撮ってみましたが、なにか造成工事しているように見えますね。

今回は初めて”ANAにキュン”とやらにお世話になり、片道2,900マイルで取りました。
沖縄と福岡往復で貯まったマイルが6,700マイルくらいなので、お釣りが来るな(笑)。


まずやって来たのは八戸市の”是川縄文館”というところ。
雨だったので全景は撮らなかったのですが、想像していた3倍くらいの大きさがありました。

青森空港からはレンタカーで2時間30分かかりました。有料道路は通っておりません。
三沢からは1時間で来れるんだけど、住んでた頃はその存在を知りませんでした(笑)。

雨模様でしたが、八戸は桜の開花宣言がこの日でした。
たまたま通ったスポーツ公園沿いの桜なんて満開だったぞ。


うーん、展示方法が凝っているな・・・なんだか厳かな雰囲気。


と思ったんですが、あくまで展示品(特に漆器)を保存するための明るさに設定していると。


あ、ミステリドール遮光器土偶ってここでも発掘されているんだ。


縄文土器は年代でいくつかの形式に分かれているようですが、素人には正直なかなかわかりません。
王冠みたいな土器なんて使いづらいと思うんだけど・・・そこは縄文人なりのデザインセンスなのか。


ここは展示と言うよりは学びのコーナー。

15:30頃に着いて、駐車場には30台くらいクルマが止まっていたんですよ。
おお、見に来る人が結構多いんだなと思ったら、中に入ると閉館の17時までお客さんはわたくし1人だけ。
八戸市の埋蔵文化財センターはそんなに職員を抱えているのね。


展示コースのラストを飾るのがこちらのお部屋。”国の宝物”が展示されております。


”合掌土偶”。国宝指定書の考第44号となっていました。
国宝の数なんて考えたこともありませんでしたが、”考古資料の部”で指定されているのは現在48個のようです。


大事にされておりますねえ。


およそ3,500年前に造られたそうですが、手を合わせて何を祈っていたのでしょうか。

書いたとおり、お客さんはわたくしだけだったので好きなだけ見ることが出来ました。
気になったのは頭に開いている穴。ぶら下げて持ち歩いてたのか?


現実に戻って、なぜか八戸で二郎インスパイア系を食べると(笑)。

話は変わって、今日3回目のファイザーを注射してきました。
これが1週間前に打っていたら”青森県おでかけキャンペーン”で泊まれたんだけどねえ。
他の旅やバイトの関係でちょっと難しかったんだよね。


翌朝、青森市内へと向かいますが、途中”二ツ森貝塚”にちょっとだけ寄り道。
8時前なので案内所は開いてませんでした。


今回のお供はスイフトでした。
アクセルのレスポンスというかフィーリングがイマイチ合わなかったな。

写真撮るのを忘れてしまいましたが、270kmくらい走って燃費は22km/ℓ台でした。


続いてやって来たのは、三内丸山遺跡。

デカい案内標識がたくさん立っているのは知っていたので、青森県が推しているんだなとは思ってましたが、
これまた想像していたよりも10倍くらい大きな展示施設でした。ビックリしたわ。


10時スタートの無料ガイドツアーに混ぜてもらいました。参加者は私も含めて6名。
この日は風が強くて寒かったです。


屋外の見学エリアは思ったほど広くなかったかな。吉野ヶ里の1/10くらい?
ただ、未公開の部分も多く、発掘作業はまだまだ続いているようです。

手前の白いものは残雪です。
積雪は1.5mにもなったそうですが、ガイドツアーは真冬でもやるそうで、貸出用の長靴も並んでいました。


竪穴式住居は5,000年くらい前の時代。
茅葺き、樹皮葺き、土葺きの3種類で復元しているそうです。


人形さんはいないのね。天井が低いな。

やはり吉野ヶ里と同じで、遺跡を保護するために1mほどの土を盛り、
その上に同じ大きさの建物を復元しているそうです。


こちらは”南盛土”。

何百年にもわたって同じ場所に捨てられた(送られた)ものが積み重なって出来た”丘”なんですね。
その断面が見られるようになっていました。


三内丸山遺跡と言えば、この”大型掘立柱建物”と”大型竪穴建物”がシンボルなんですね。

4,600年も前にこんなのが出来たんでしょうかねえ・・・と思うのは僕だけじゃないはず。
でも、適当に考えたわけではなく、あの東京スカイツリーを作った大林組が、地面にかかった
荷重などを解析した結果、導き出された大きさなんだそうです。
んで、内側に傾いているので、上の方で結ばれていたのではないかと。


修学旅行生が入って、その高さがわかるでしょうか。

ちなみに柱の跡にはクリの木が残っていたため、当然クリの木で復元したわけですが、
国内でこの大きさのクリは入手できず、ロシアのソチからヘリとシベリア鉄道と船で運んできたそうです。
(しっかしスラヴァが沈められるとは・・・)


その柱の跡は、建物で囲って保存されており、見られるようになっていました。

この”大型掘立柱建物”だけは別の場所に復元したのかと思ったら、複数建てられていたそうです。
しっかし、何のために・・・


こちらは”大型竪穴建物”の中。大きな建物だけど”かまど”の跡は1か所で、
柱はわざと焦がされていたそうです。


ここからは展示室の写真です。国宝ではないけど重要文化財の”大型板状土偶”。

お客さんが私1人ということは無かったですが、修学旅行生がいなくなると寂しいものでした。
まあ、マイペースで見れるのは良いんだけど・・・


これが”縄文ポシェット”か。思っていたよりは小さいのね。
残されたところが湿地帯だったため、土にかえることなく見つかったそうです。


当時の暮らしぶりがわかるコーナー。


見つかった植物や動物の骨などを細かく分けて展示されていた・・・ところまでは良かったんですが、
この写真を撮ったあと、僕のコンデジはレンズが戻らなくなり、撮影出来なくなりました。
縄文のたたりが・・・

帰ってきて調べてみると、このカメラは断線でレンズが戻らなくなることがよくあるそうで、
逆に7年間よく持ってくれたと言えそうです。既に修理受付は終えているため復活はムリ。

困ったのは、代わりのコンデジがなかなか見つからないこと・・・
スマホに駆逐されて、手ごろな価格帯で明るいレンズを備えているコンデジが全然無いんですよ。
そりゃあG7とか欲しいですけど、ちょっと高すぎるし・・・


ということで、ここからはスマホの写真です。
三内丸山では”板状土偶”の出土がとても多いんですね。いろんな顔がある。


ここも復元作業が見れるようになってるんだ。


土器のかけらで彩られた壁。


詳しくはわかりませんが、復元することが出来なかった土器なんでしょうかね。


保管室には”大型掘立柱建物”跡から発掘されたクリの木がありました。
全部で4つ残っていて、そのうち1つは展示室にあります。

お昼はレストランでカレーを食べましたが、うーん、やっぱりハズレだったかな(笑)。
閑散期仕様のメニューで、選択肢はあまりありませんでした。


さて、今回唯一飛行機が写っている写真を(笑)。

青森空港のすぐ側にも世界遺産に登録された”小牧野遺跡”がありまして、
最後にそこへ行ってみました。


まだ入れなかったー。
時間があれば行こうという感じだったので、事前に調べてませんでした。

雪が残り、未舗装の道路もグチャグチャでした。レンタカー会社に悪いことした(笑)。
4月29日オープン予定だそうです。


ということで、近くにある”小牧野遺跡保護センター ”に行ってみました。


そういえば、是川縄文館では住所と連絡先を書かされましたが、
三内丸山とここでは何もなかったな。やっぱ自治体によって違うんだろな。


こんな感じのストーンサークルがある所なんだよね。
ま、地上から見ても、丸くなってるのはわからないのかもしれませんケド。


ここの展示はですね、わたくしのような初心者には大変わかりやすいものでした。

というか、小牧野遺跡についてちょこっと説明があるくらいかなと思ってたら、全然本格的。
三内丸山遺跡は県管理なので、青森市として力を入れているのかもしれませんね。




パネルの写真ばかりですが、展示物も初心者向けの説明だったと思います。


このイラストがわかりやすい。


最後にこの施設に寄って良かったですわ。当然お客さんは私一人ね。


三内丸山遺跡なんですけどねえ。やっぱりスマホのデジタルズームじゃ・・・

ま、このスマホも丸5年になるので、最近のだとイイ写真が撮れるのかもしれないですけどね。
やっぱり物理ダイヤルでシャッタースピードとか設定出来ると楽なんだよなあ。


3週続けて出掛けてしまいましたが、この後の具体的な予定はありません。
新潟を除いて、次に道外へ出掛けるのはラリージャパンになるのかな。

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