琉球放送 2014/05/21
21日午前、久米島の北の沖で大きな爆発音とともにきのこ雲のような煙があがっているのが目撃されました。
「(中略)」
久米島の北東方向に位置する渡名喜島の役場にも住民から同様の情報が寄せられていますが、沖縄防衛局は、「アメリカ軍側から特別な訓練をやっているとの情報提供は受けておらず、確認もできていない」としています。
何が起こったのか?現時点では全く不明である。しかし、潜水艦戦とはそのようなものだ。何が起きたか解らないので被害者側も非難もできない。
現在、中ロ合同演習が東シナ海で20日より始まった。これに関係する何かであろう。海底火山説も捨て難いが、地震も無くイキナリ爆発とは考えにくい。それに津波も観測されていない。久米島北東28km先での海域に海底火山は有るのか?海底火山の爆発であれば、海上保安庁か気象庁か何れかが発表しているハズである。
撃沈で原潜は通常核爆発は起り難い、なぜならば周りにある海水で冷却されるためだ。核弾頭も意外に安定している。不安定では兵器として使用できないためである。但し中国製の安全性は信用できない。
考えられることの1つ目は、中国もしくはロシア潜水艦が事故。SLBM(水中発射弾道弾)の事故。2000年のロシア潜水艦クルクス事故の前科がある。そのロシア海軍より技術力も練度も遥かに落ちる中国海軍の事故とみる。
2つ目は、米軍が中国の潜水艦を撃沈したとみる、もしくはその逆。潜水艦戦は公にされることはない。常識的に考えて、静かな米原潜がダンプカーの通過音と同等の中国原潜に撃沈されるとは考え難い。改ロメオ級潜水艦は原潜に比べれば静かであるが、それでも中国海軍の潜水艦は「防音がないライブハウスが航行しているようなもの」との元中国海軍潜水艦常務員が以前ネットで告白していた。
3つ目は、米軍のREA(気化爆弾)のデモ。戦術核並みの破壊力があるこの兵器を中ロに見せ付けたと。
4つ目は米潜水艦の事故、これは可能性が低い。
5つ目は、米軍の古い弾薬の処分。弾薬は賞味期限があることは余り知られていない。爆破をコントロールできなければ兵器として不良品である。またこの爆破処分で中ロ潜水艦のソナーマンの耳を潰すこととデモとを狙ったのではないかとする。
6つ目は、この海域は中国が勝手に海底調査している近辺ではないか。故に中国の事故もしくは米海軍へのデモ。
いずれも戦争はこのように一般人の解らないところから始まる。太平洋戦争も真珠湾攻撃で始まるが、その数日前にイ号潜水艦が米駆逐艦に撃沈されている。勿論、国籍不明艦に対する攻撃となっている。全米地理協会もこの件を発表したことを記憶している。
潜水艦戦は海上から確認できないため、証拠を提出し難い。証拠もなしに他国へ因縁をつけるのは中韓の得意技であるが、米国相手であるとそう簡単にはできない。
日本に対しては、反撃がないと考えているので如何様にも因縁をつけてくる。世論操作でかわせると考えている。それ程、中韓に日本のマスコミは食い込まれているのである。
情報操作でも行われているのか、殆どのマスコミが報じていない。この時点で海底火山説はボツであろう。